この週末も様々な地域行事が、天こ盛り♪
スーツや作業着で、アチラコチラに足を運んだのですが。
土曜日は、地元小学校で企画された献血事業へ。
(開催までに色々と準備段階がありまして)
未だ血気盛んな私としては…
「2リットルほどガッツリ抜いちゃって下さい♪」
と、切望するモノですが、そこは医学に従い規定の400mlを献血。
また、献血を受ける前の問診の際に…
「石橋さん、いつも有り難うございます!」
「今回で○○回目の献血ですね♪」
と、コレまで全く無意識だった「トータル回数」を初めて耳にして。
自らの取り組みが「継続されている」事を、自らで再認識。
些細な話で恐縮であり、美談へ持って行くつもりは毛頭ないながら。
私が「献血活動の啓発」に積極的に乗り出したのは?
7、8年前くらいでしょうか。
当時、まだ議員でもなければ、立候補も視野に無く…
「喋り」を生業としては、「喋り」の道を極める生活。
顧みれば、成人になって十数年間に亘り。
「如何に喋りが上手になり」
「如何に喋りで仕事を貰い」
「如何に喋りで稼ぐかのか?」
率直に申し上げて、当時は自己で認識していなくとも。
ライフ・スタイルの根源にあるは、「自分」「自分」「自分」。
ゆえ、結婚後も「自らの人生を謳歌する」ばかりで。
「子供が欲しい」と考えた事など1度もなく。
しかし、30歳を過ぎて、妻の熱望にも応えなければならず♪
「初めて」子づくりを考え、結果、幸いにも子供に恵まれる。
それまでは?
「こんな30歳を過ぎても子供みたいな男が子供など持てない」と。
頑なに「親になる」変化を拒んで来ながら、周囲からは?
「立派な大人になってから、子供を欲するのではない」
「子供が、貴方を立派な大人へと導いてくれるのだ」
と、幾度となく説かれてもいたのですが。
その時は、耳に入って来る言葉の意味が理解できなかった。
ながら、子供の誕生で、新たに芽生えた「慈愛」と申しましょうか。
不肖ながら、遅まきながらも、子供や他者、社会へ対しての。
いつくしみであり、責任感めいた新感覚を発見しては。
いつも張り巡らしていたアンテナの角度を?
調整しては、多方面に広げる事を覚えたりで。
そんな最中、白血病で苦しむ親御さんをニュースで知り。
当時、私はメディア内で働いておりましたから。
兎にも角にも、この方面を拡充するべく。
「取り上げては、発信しましょう!」
と、微力ながら番組や放送局を通じて、務めて来た次第で…
現在も継続中。
うむ。
「自分」「自分」ひたすら「自分」だった自分。
とどのつまり、自己利益ばかりを追求していた「33歳まで」の私では?
到底、現在の新境地に足を踏み入れる事は無かったわけで。
献血の最中、身動きが取れないイスの上、ふと…
「事の発端」を何気なく思い出しては、改めて…
子供に感謝していたり。
教えられ、育てられております。
幼気で偉大なる子供に。
投稿日 : 2015年5月31日
『 transformer』
元気に泳ぐ、何匹もの鯉のぼりを前に。
被災地にて、国土交通省の方と意見交換。
あの8.20豪雨災害から約9ヶ月が経過して。
当時、山肌から流れ出した大量の土砂で。
完全に埋め尽くされた八木用水路は?
現在、なみなみと勢い良く水が流れ。
また、如何なる災害に於いても、悲しいかな現実として。
ニュースは「新たなニュース」へと更新、上書きされますので。
メディアを通じて同災害が報じられる「頻度」は?
確実に減少しながら、今日へ至る。
しかしながら、幾つもの尊い命が奪われた、あの災害の教訓を。
都市や人々の経験値を、必ずや今後へ活かさなければならない。
ゆえ、この9ヶ月間、継続して、まずは「山」へ入り。
その表情の変化や、砂防堰堤の工事進捗状況しかり。
定点観測に定期パトロールと申しましょうか。
現況の把握に務めては。
被災された方々や災害ボランティアの方々とも。
まずは「顔を合わす」事を心掛けて参りました。
ながら、実際の話。
そこは、どなたでも代替可能な役割であり。
私ごときなれ「与えられたポジション」だからこそ。
そこで出来る事があり。
そこを活かし、やらなければならない事もある。
しかも、今回の安佐南区や安佐北区に留まらず。
より広域に亘り、将来へ向けた、より長い射程で捉え。
復旧、復興へ並行して、何よりも。
「災害に強い街づくり」へ向けて。
何か出来る人が、出来る範囲で、出来る事に取り組む。
私も引き続き、色々と展開して参る所存です。
投稿日 : 2015年5月29日
『 百の治療より一つの予防へ 序章』
一見、酷似しているようで否なる3枚の写真。
午前中に自宅から議会棟へ向かう「往路」から。
正午に議会棟から安佐南区の評議会へ向かう「復路」に。
そして、午後から再度、議会棟へ向かう「往路」と。
流石に帰宅する23時過ぎの真っ暗な「復路」の写真はありませんが。
悪戯なスケジュールに、自転車で同じ道を、行ったり来たり。
走行距離は約40kmで、かくもかいたり、汗!あせ!アセ!
お蔭様で、爽快な1日を過ごさせて頂きました。
さて。
話は広島市議会へ移り、本日の朝刊にて。
「広島市議会“10会派”乱立」との見出しが躍りましたが。
続いて、また新たに市民連合から2人が独立され会派を組まれたので。
会派は合計で「11」と、この数日間で、更に細分化が進む事に。
そもそも、会派とは?
議会内で活動を展開するに当たり、主義に主張や方向性。
時に政党も一致しては、目標を共有、実現へ向けて共闘する各々の議員集合体。
ちなみに、全国の議会で「交渉会派」として認められる人数構成の基準は?
「5人以上」の所が多く、広島市議会の場合は「3人」から。
つまり、時に「1人会派」など耳にしますけども。
実質「1人」は、会派であれど「会派」ではなく。
本会議に、予算や決算の特別委員会にせよ。
「会派を構成する人数」の多寡(たか:多い少ない)により。
発言機会であり、発言時間が「配分」されるので。
「1人」では、必然的に「発言」機会が制約される。
他方、「最大会派」とのワードも聞かれますが。
大きな会派へ属すれば、議員として発言機会は多く得られるなど。
“数の世界”にて相応の力を各所で発揮するにせよ。
個性豊かな面々の集う大所帯では、まず会派内での調整(合意形成)が必要で。
いずれにせよ、ひとたび会派を構成するとなれば、必ず一長一短は伴います。
そこで、現場から1つご理解を頂きたいのは?!
各メディアより報じられる「会派の乱立」に触れたらば…
「議員が好き勝手に離合集散しよってからに!」
と、条件反射で「ネガティブ」に受け取られるケースも多いかと。
しかし、以前より繰り返し申し上げている通り。
例えば、もしもコレが「二大」政党制の如く。
会派が「2つ」や「3つ」しか存在しない場合。
行政の無謬性を問う、チェックでありフィルター機能の求められる議会に於いて。
「ココの会派とアソコの会派さえ押さえれば、ハイ!終わり♪」と。
色んな案件が、簡単に「スルー」するぅリスクは高まります。
ながら、会派が多い事は、幾つもの理念や思想が混在し。
議会の多様性が担保されては、発信チャンネルも増えるので。
二元代表制のモジュール(機能・単位)として。
安直に「喜ぶべき」とまでは申さずとも、功罪の「功」もある。
何より、諸外国では、選出議員が会派を構成するでなし。
「個々」で政策の賛否を判断、議決したりする議会もあって。
この多様化を極める世にあり、「社会の縮図」としては。
まさにダイバーシティ方式で、必然的な帰着かもしれません。
いずれにせよ、私などは色即是空の境地。
汝、実体に囚われるなかれと。
周囲が混沌としようとも、ただ無心に「一所」懸命。
より良い未来へ向け。
冒頭のように、漕いで、漕いで、参る所存です。
投稿日 : 2015年5月26日
『 What's wrong?』
土曜日の話。
「少年を育む安佐南区民の健全育成大会」で司会を務めるべく。
朝から区民センターへ。
会場の設営(準備)、本番(司会)、撤去作業を済ませた後、16時に帰宅。
続いての予定は、19時キックオフのサンフレッチェ・ホームゲーム♪
しかも、この度は、横川駅発着にて、1台のバスを貸切。
約40名の観戦ツアー(友人主催)に参加する事になっていたので。
待ち合わせ時刻も迫っており、自宅からタクシーで横川駅へ。
乗車後、車中にてカープの話題で運転手さんと盛り上がり。
道中も半ばに差し掛かった頃、運転手さんから唐突に一言…
「石橋さん!この度は、ご当選おめでとうございます!」と告げられ。
私は自宅からユニフォームを着用して出発していたので。
気恥ずかしいやら、恐縮くしながらも、続いては政治の話で盛り上がり。
「運転手さん!まだ時間があるので遠回りして向かいましょう♪」と申し出ては…
まさに「ドライブ」という名のドライブが形成されました(笑)
しかし、楽しい時間とは、瞬く間に過ぎるモノで。
和気あいあいの雰囲気の中、間もなく横川駅へ到着。
運転手にお礼を述べて、今度は貸切バスに乗り込み、向かうはエディオン・スタジアム。
到着、夕食、観戦、快勝!有り難う!
心も軽く、身も軽く、復路も貸切バスで横川駅へ向かうのですが。
これまた、バスの運転手が「融通の利く」気持ち良い運転手さんで。
下車の際には、充分にお礼を述べさせて頂き、時計の針は、21時30分。
自宅まで、徒歩で約1時間の距離なので、運動大好きな私としては?
歓喜の熱冷ましに「歩いて帰ろう」と、一路、自宅へ向けて歩き始める事に。
しかし、流石に朝からの激務で疲労感に包まれ…
途中の薄暗い路地にて、幸いにも出くわした、一台のタクシーを拾いました。
さすれば、私はユニフォームを着用したままなので。
往路と同様、少々ご年輩の運転手さんと、サッカーの話題になり。
内容は、次の通り。
運:「試合結果は如何でしたか?」
私:「4対2で快勝しましたよ!」
運:「で、得点は誰が?」
私:「塩谷選手が2得点、でも個別の名前を出してお分かりになりますでしょうか?」
運:「…(無言)」
私:「続いて、ドウグラス選手が1得点」
運:「ああ、期限付き移籍選手のね」
私:「…(胸中で、おっと?!)」
私:「そして、浅野選手も1得点しました♪」
運:「あれ?野津田選手は出場しなかったのですか?」
私:「…(胸中で、知ってる!この人は知ってるぞ!)」
私:「いえ、野津田選手の出番はありませんでした」等々。
またもや運転手さんと、サンフレやカープの話題で盛り上がり。
楽しい時間とは…(笑)
そして、自宅近くのコンビニで、私は停車をお願いする。
料金を支払い、タクシーを下車しようとするのですが…
いつもの様に、後部座席のドアが自動で開きません。
アレ?と感じていると、暗い車内のルーム・ランプが灯り。
運転手さんが初めて振り返り、一言…
「石橋さんですよね?」「声で分かりましたよ♪」フっ…(優しい笑み)
※なんの脚色も無い実話です
私曰く、「で、出来る!」(何が?笑)
「まるで乾いた都会を潤すバーテンダーの如し!」「恐れ入りました!」
と、深々と会釈をしては、タクシーのブレーキランプを見送りました。
しかし、話は、まだ終わりません。
コンビニで買い物を済ませ、徒歩で自宅へ到着。
玄関を開ける前に、ふと郵便受けを覗いてみたらば?
行きのタクシーで、私が車中に置き忘れていた折り畳み傘が…
タクシー会社のポケット・ティッシュと一緒に届けられていた!
「うおぉぉぉ!こんなにも粋で、いなせな計らいが!」
What a wonderful world!!!
なんと素晴らしい世の中なのでしょうか!
人を気持ち良くさせるも、人を不快にさせるも「人」。
今回の主演男優賞は、「運転手さん」に贈らせて頂きます。
授賞式は、いつか再会を果たすかもしれぬ、次回の乗車にて♪
投稿日 : 2015年5月24日
『 《Driver Award 2015》』
平日の夕刻。
いきなり写真では、グローブを片手にバットを担ぎ、スパイクを履いては。
嬉々として玄関からグランドへ向かう、成人男性が一人。
さて。
「地域コミュニティの再生」が、改めて問われている昨今。
「地域コミュニティ」とは?
簡略して申せば、「ご近所同士のお付き合い」の集合体。
近年、全国各地で発生した災害時には。
「ご近所同士で情報交換を行い、共に避難しては、復旧を助け合う」など。
「互いに支え合う」重要性を、誰もが痛感、再発見いたしました。
また、子供達やお年寄りを「顔見知り」が見守るなど。
防犯、防災に留まらず、血の通う、風通しの良い住環境へも。
多大に寄与するのが、この地域コミュニティ。
こうした集団にコミットすれば、「面倒くさい」「わずらわしい」等々。
心身ともに、何らかの負荷は新たに派生してしまうモノですが。
「他人への気遣い、思い遣り」は?
本来ならば、「何かのリターンを求める」にあらずで。
「人づき合い」に損得勘定を優先させるモノではございません♪
重ねて、時代の趨勢(すうせい:なりゆき)と申しましょうか。
今後は、右肩上がりの見込み難い、多種多様の「行政サービス」。
「カット」であったり「受益者の負担」であったりと。
サービスが「現状維持」ないし「縮小傾向」へ向かうは明白であり。
そこを、無償の貸与であり奉仕としての“マンパワー”を結集させては。
補完して行かなければならないのが、今後…
「地域コミュニティ」の担う重要な役割であり、喫緊の課題でもある。
と、グズグズ述べて参りましたが、とどのつまり。
ベタベタしないまでも、あらゆる人々の孤立化を防いでは。
合縁奇縁で、時を同じくして、同じ空気を共有する者同士。
個々の意思(主体性)やライフ・スタイルは尊重しながら。
強制はせずとも、可能な限り「仲良く楽しく、共生しましょう♪」と。
そんなこんなで、私も手の届く範囲を徐々に広げながら…
色々な場所へ顔を突っ込んでおりまして。
「地域のスポーツ(コミュニティ)活動」も、その一つ。
昨晩なども、冒頭の通り、業務を切り上げ…
音速で帰宅してはユニフォームへ着替え、ソフトボールの公式戦に参加。
グランドは薄暮から漆黒の夜空を照らすナイターへ突入しながら。
試合は、取って、取られての「大」乱打戦!
私も、3番・ファーストで先発出場し、僭越ながら…
昔取った杵柄(きねづか)をフル活用しての「3打数3安打、1ホームラン」。
チームに貢献しては「15対14」で(笑)勝利を収めたのですが。
試合後のグランドは、チームの敵味方を問わず…
「今日は、えぇ試合じゃった!」との声と、清々しい笑顔で溢れたり♪
敢えて申す話ではなくとも、もしも地域で有事のある際は?
皆が、地域の為に、ご近所さんの為に。
抜群の連携(チームプレー)を発揮するモノかと。
私なども引き続き、そんな発端となる…
「キッカケづくり」を創出していかなければならぬ。
と、考えては、アクションが「思考内」で完結せぬよう。
手探りながら、現在も具現化するべく取り組んでいる次第で。
何より、継続して参る所存です。
投稿日 : 2015年5月22日
『 日暮れて道遠し』