病める時も、健やかなる時も

エディオンスタジアム広島から帰宅しました。

試合結果は、我らがサンフレッチェの敗戦。

自転車での帰路の1時間が長い長い。

でも。

勝つ時もあれば、負ける時もあり。

良い時は、誰しも寄って来て、誰でも支えてくれ。

問われるは、悪い時。

有りがちな表現を用いるには躊躇しますけども。

敢えて。

とかく平穏無事には暮らし難い世の中に。

サポーターがサンフレッチェを支えている様であって。

それは真理。

ながら、サンフレッチェが。

サポーターの日常を支えている事も忘れてはなりませぬ。

私とて。

今があるのは、今の仲間が居るのは?

「サンフレッチェでのスタジアムDJ業務のお蔭」と言っても過言ではなく。

ではでは、上所重助さんの「詩」を用いて…

敗れた悲しい夜に決別すると致します。

詩のタイトルは、勿論♪

Check this out!




「おかげさま」

夏がくると冬がいいという、冬になると夏がいいという

太ると痩せたいという、痩せると太りたいという

忙しいと閑(ひま)になりたいという、閑になると忙しいほうがいいという

自分に都合のいい人は善い人だと誉め、

自分に都合が悪くなると悪い人だと貶(けな)す

借りた傘も雨があがれば邪魔になる

金をもてば古びた女房が邪魔になる、世帯をもてば親さえも邪魔になる

衣食住は昔に比べりゃ天国だが、

上を見て不平不満に明け暮れ、隣りを見ては愚痴ばかり

どうして自分を見つめないか、静かに考えてみるがいい

いったい自分とは何なのか

親のおかげ、先生のおかげ、

世間様のおかげの塊(かたまり)が自分ではないのか

つまらぬ自我妄執(じがもうしゅう)を捨てて、得手勝手を慎んだら

世の中はきっと明るくなるだろう

おれがおれがを捨てて、おかげさまでおかげさまでと暮らしたい

投稿日 : 2013年8月31日
 病める時も、健やかなる時も

 自転車操業

台風が近づかんとしている蒸し暑い中、ゴミ・花・自転車が掲げられる街を。

議会棟へはロードタイプで、帰宅後の地域回りは坂を考慮して電動でと。

今日1日の間も用途に合わせ、自転車を乗り換えては西へ東へと光の射す方へ♪

そんな取るに足らないストーリーは横へ駐輪させて頂き。

ここ最近、私をはじめ、複数議員が要望を受けた内容にスポットを当てて参るとします。

事の発端は?

平成27年度から「改正児童福祉法」が施行される予定であり。

放課後児童健全育成事業(本市における留守家庭子ども会事業)の受入対象児童は。

現行の「小学1年生から3年生まで」から「小学6年生までへ」と拡大される。

コレに伴い、各自治体では「同事業の設備や運営」の見直し(新基準の設定)に迫られる事となります。

こうした背景(キッカケ)もあり、先だっての本市における「事務・事業の見直し」では?

今日まで、原則「無料」で行われていた同事業を「有料化へ」との動きが浮上。

そこで、「留守家庭子ども会事業は公設、公営、無料運営での継続を要望する」署名が。

昨年も保護者や関係団体から広島市へ“約20万筆強”届けられている状況。

ココまでを踏まえ、他の「政令市」と同様の事業を比較してみれば。

横浜、千葉、埼玉、静岡、名古屋、京都、大阪、福岡等々。

ほとんどの都市が「公設民営(委託)」と「民設民営(民間)」を導入、併用しており。

運営形態は「有料」。

そんな中、「公設公営(直営)」で、しかも「無料」なのは唯一「広島市」のみです。

※過疎対策等で子育て世代を厚遇する無料運営の町や村は比較対象外として

ゆえ、本市における「保育料が無料である留守家庭子ども会」は誇るべき制度であり。

「このまま存続して欲しい!」と、保護者から熱い要望が上がっている現況。

ならばと、「今後」に目を向けて行くとして、先ずは一般論から展開すれば。

社会における「受益者負担」や「公共サービスの公平性」は根幹でもあり。

「そのサービスを受託する者が相応の負担をしなければならない」のは節理。

※留守家庭子ども会事業を「有料だ!」「無料にすべき!」と結論づけている訳ではないので最後までお付き合いを

こうした社会通念を踏まえながら、広島市と他都市を比較してみれば?

何も、相対的に他都市を“基準”とする必要性はなくとも。

本市の場合、着手している様で未改革の事務・事業が“一定数”存在するのは確かで。

背景には、これまた「広島市ならでは」の土壌と背景がある。

この辺りを掘り下げるのは別の機会として、いずれにせよ。

「無料が有料への移行」となれば、率直な反対意見であったり慎重論は生じるモノ。

※有料化へ移行する前に「満場一致」とまで行かずとも、市民や議会へ1人でも多くの理解や賛同を得るべく、行政側の充分なる事前説明、協議は必須

そして、つくづく思うのです。

“確実に”人口減少社会を迎え、右肩上がりの世の中でもありません。

ゆえ、他都市では将来を見据え、先ずは、自らで身を切りながら。

都度、反発もあれ市民の皆様にも痛みを伴って頂き、共に歩みを進めている。

しかしながら、本市では?

市民や特定団体から要望を受けたらば、二つ返事で引き受け、発言、活動する議員に。

また「嫌われまいとエエ恰好して」全てを先送りにして来た過去の首長、そこまでに留まらず。

要望者を自らの支持基盤にするべく、時代に逆行しようが手厚いサービスを続けて来た結果。

最近の当ブログでは度々登場する「将来負担比率」にしても。

本市が、全国で“ワースト・エリアに位置する”要因の1つになっています。

本論に戻るとして、落ち込む市税収入に、進む高齢化や減少の一途を辿る若者世代にあり。

他都市では、受益者(利用者)の負担額を?

名古屋で月額3千円、福岡で4千円、横浜で5千円、京都で7千円、堺で8千円など。

市民の皆様にもご負担を頂きながら、本市だけは「無料」を継続して来た訳ですから。

今後も貫いた場合、現在の保護者は「ゼロ負担」であっても。

今、学童保育に通っている子供達が大人になり、子供も授かった時には?

「先送りのツケ」が一気に押し寄せ…

広島市では「他都市以上」の負担を強いられる可能性だってある訳で。

無論、母子家庭であったり各家庭における収入格差など。

「どなたからも同条件で一律の負担を強いる」などは違う話。

その辺りの条件(減免)設定や、有料化にシフトするも準備期間を設けるべく。

激変緩和で“段階的な増額”を設けるのも一つ。

いずれにせよ、結局のところ!?

「無料や有料」を決定する判断基準として、大前提となるは?

「広島市が掲げる都市の方向性」です。

他都市と同様に、市民の方々に“新たなご負担を頂く”のも政策であれば。

先進国に於いて「女性の就業率」が高いほど「出生率」も高いのは、まがう事なき事実であり。

いち地方として人口減少に歯止めをかけるべく、幼児世代の待機児童の解消も含め…

「日本一の『子育て支援』環境の整った、父母に平安をもたらす平和都市を目指します!」と。

留守家庭の事業経費を他方から捻出(やりくり)しながら。

同事業を「本市ならでは」のアドバンテージとして、このまま“無料を貫く”も政策。

アベノミクスの「まずはデフレ解消への一手」ではありませんけども。

都市を運営するにあたり、そこで暮らす人々の心へ働きかける…

「期待感」や「安心感」って、本当に大事なんだけどな。

長々と書き綴りましたけども、末文に。

常々、世間へ向けて「財政事業が苦しいので…」との文言が発信されますけども。

少々飛躍しますが、ロシアでもドイツでも少子化が進みながら経済成長を遂げる国はあり。

(エネルギー事情やユーロ関連など多様なる背景があり単純比較は出来ずとも)

「財政事情の逼迫(ひっぱく)」を免罪符として、エクスキューズを発する前に。

ならば?どれだけ財政の回復を図るべく、その前段にビジョンを描き、政策を打って来たのか?って話。

「より良い広島」を目指して。

今後も全力で取り組んで参る所存です。

投稿日 : 2013年8月29日
 自転車操業

 communicate

朝から中国電力本社への視察が入っていたので…

議会棟へ向けて快調に自転車を漕いでいたらば?

上から…

赤いフレームの眼鏡にポニーテール。

ノースリーブにスリム・ジーンズをショートのワークブーツにインしては。

白いロードレース・タイプの自転車にまたがる女性が、颯爽と快走。

「安佐南区の黒い跳ね馬!」

と、呼ばれる私のロードバイクを軽くパスして行きまして。

は、早いっ!

かつ。

か、カッコイイ!

私がクレヨンしんちゃんであれば「おぉ!お姉様〜♪」と追走するところですが(笑)

とどのつまり。

こうした広島人女性も、視界に飛び込んで来る風景の重要なるアクセントであり。

やっぱり、目指す先の一つとして「シャレた街はイイネ♪」と。

のっけからの余談はヨシとして、視察の方は?

先方様からも非常に丁寧なるご対応を頂戴し。

有意義なる時間を過ごす事が出来ました。

時節柄、電力会社となれば、イコール「原発問題」が浮上して参りまして。

兎角、先入観を抱いてしまうモノ。

私も、実際に近隣に位置する四国の伊方原発へ視察に行ったり。

関連本や資料は、この1年間も読み漁って参りましたので。

先述の「先入観」の通り。

ある種、自らで「思い込んでいる部分」って多分にあったりもします。

ゆえ、視察の際に、先方様からスライドにて様々な現状を教えて頂くのですが。

都度…

「各種発電所の建設コストに維持管理コストの比較は?」

「使用済み核燃料の再処理に掛かる費用と月額の電気料金の関係性?」

「出発点の電源三法交付金まで遡れば、とどのつまりコストは…」等々。

都度、私見&所感が胸の内に顔を覗かせて来る。

そうした胸中をヨソに…

「先ずはニュートラルな見地から物事を捉えるべき」。

ならばと、結果的に、実際に。

「東電は、ああだったから、中電も、こうだ」と言った胆略的なモノではなく。

改めて「実りある90分間の視察」でした。

また、午後は午後で、事前にリクエストを頂いていたので。

10人弱の主婦の方々と車座談義を設けては「暮らし」の実状を伺う事に。

これまた、現場のド真ん中に位置する人々の“切実なる声”が…

今後の活動源になるべく、自らの血肉となった事は言うまでもなく。

傾けなければなりませぬ。

耳。

投稿日 : 2013年8月27日
 communicate

 ブログの特盛り一丁あがり!

かねてから学生さんをはじめとした若者世代と共に。

「地域活性化」を掲げては様々な企画を立ち上げ、取り組んで参りました。

そんな若人さん達が、以前よりお手伝いさせて頂いていたイベント。

ギネスレコードに挑戦するべく「世界一の7千メートル折鶴レイを(花輪)作ろう!」

コチラの現場へ顔を出したり、地域の夏祭りに出向いたりで…

What?っという間に、1日が幕を閉じようとしておりますけども、本日も各方面から言われました。

「サッカースタジアムの建設へ向けて前進しているね♪」と。

ココへ関して、私は一貫してブレておりませんので、進展しようとも行き詰まろうとも。

また、そういった経緯が如何なる形で報じられようとも、一喜に一憂する事は、これまた一貫してなく。

相も変わらず、継続しては出来る事を地道に取り組むのみ。

ちなみに、先週の金曜日に商工会で行なわれたサッカースタジアム検討協議会。

そこでは「広島の街づくりにおけるスタジアムの位置づけ」が議論されました。

この「広島の街づくり」に関しては、私もスタジアム関連に留まらず。

自らで描いた確固たるビジョンが存在しており、折角の機会なので♪(どんな機会だって?笑)

皆様と共にビジョンを共有して頂いては「はじめの一歩を…」と、その前に。

「何故?そのビジョンを描くのか?」

この“下地部分”を、凝縮しながらも長々と書き綴ってみるとして、はじまり♪はじまり♪

さて、10日くらい前の当ブログにて…

「広島市の将来負担比率は約240%前後を推移しており」

「全国で1740もの自治体が存在する中、ワースト14位くらいにある」と明記しました。

※将来負担比率:一般会計が「将来負担すべき実質的な負債」の標準財政規模を基本とした額に対する比率

そこで改めて、私が何を申さんとしているのか?

「広島市は借金まみれで全国でも下位に位置しては、どうにもならんぞ!」

そんな胆略的な事ではありません。

これは民間企業にも言えますが、順調なる経営を続けていれば?

現状を維持しながら、更なる事業展開(発展・成長)を図るべく、前に打って出るので「投資」が生じる。

さすれば、必然と借入も生まれ、順調であればあったで、企業は「健全なる赤字(負担)」を抱えているモノ。

重要なるは、いくらの借金を抱え?いくら償還(返済)して行かなければならないのか?

つまり、将来負担比率の数字や順位ではなく。

歳入も加味された、見込みや見通しの“収支”も含め…

「健全なるサイクルで運営されているか?」にあり。

重ねて、「財政破綻」等々のレアケースは別として、あくまで基本腺で捉えた場合。

自治体とは「未来永劫」ランニングして行くモノで、一転して民間企業や一般家庭との相違点は?

30〜40年ローンで「必ずや元利返済を達成しなければならない」にあらず。

極論ですが、私などは相応のコストカットに事業の民間移行(連携)等も進めながら。

自治体として「ここまで借金が可能ならば、そこまで借金をして」でも。

「投資」を重ね、先ずは地域経済に「お金を流通させるべき!」と考えます。

だって、500年かかっても自治体(都市)の借金なんて絶対に「ゼロ」にはなりませんし。

かつ、乱暴な表現ですが、事実として「完済」する必要性は求められていないのですから。

(あくまで方向性としてザックリと表現しているモノで「ジャブジャブと浪費しよう」なんて意味ではありません)

そこで「実状」にスポットを当てて行けば?!

本市では、ココ数年連続で市税収入が落ち込み、国庫からの支出も抑制され。

反面、社会保障費など義務的経費が増加しては、急速に財政構造の弾力性が失われる折。

また、向こう数十年で65歳以上の高齢者が30%も増えては。

15歳から64歳の“今後の社会を下支えする”生産年齢人口が30%も減少する局面を迎え。

耐用年数リーチ!とばかり、今後は道路に3000弱も存在する橋梁など、公共施設に公共インフラが…

老朽化を迎えての「更新ピーク期」が訪れ、数百億円規模の支出がマストとなる。

こうした「現実」に直面しながら、本市に限らず起死回生の「成長」戦略など容易でなく。

求められるは、時代と真摯に対峙してはアジャスト(調整)し。

その先を、中長期スパンで見通しては「成熟」した都市をつくり上げなければならない。

いずれにせよ、市民に県民のみならず現場の為政者(政治家)には?

眼識(良し悪しを見極める力)に先見性まで求められ。

次世代へ「より良い」広島を創出、継承してあげる為にも…

歴史の転換点である「今」と、その分水嶺に立つ「我々」の存在、役割が非常に大事!

で、長い長い前フリとなりましたけども、話は本論へ戻り。

言うなれば「下手クソの上達者への道程は、己の下手さを知りて一歩目」の言葉通り♪

本市を鑑みれば、中四国地方で最大の都市規模を誇り。

国内はもとより、世界で活躍する地場産業も多数輩出するなど。

人材や、他に「地の利」と申しますか、瀬戸内の温暖な気候にまで恵まれている。

また、例えば他都市では「地下鉄を有する中枢都市」などは、その維持管理で汲々としながら。

(毎年、多額の繰出金が注がれている)

本市の場合、良いのか悪いのか、借金生産工場の地下鉄も無ければ。

平和記念都市建設法の施行で、表現は不適切となりますが…

過去には「インフラ整備に多額の国庫補助が得られる」などのアドバンテージもあった。

ながら、ながらです。

あくまで一例ですが「将来負担比率を見れば全国で下位中の下位を誇る」。

かさむ負担に、見込めない諸収入と、この確固たる数値が何を意味しているのか?となれば。

極論です。極端な表現を用いて恐縮至極に存じますけども…

未来へ向けた現時点までの途中経過として、広島市は「やる事なす事が成功して来なかった」のです。

無論、先人による過去の取り組みが「失敗の連続であり無駄であった」なんて申していない。

その時々で「よかれ」と判断し、民主主義にあり「過半数の承諾を得ていたからこそ」でもある。

でもでも。

「総合得点の発表です!」となれば、「ベスト」はおろか、おそらく「ベター」からも程遠く。

確かに全ては今日までの結果論かもしれませんが、結果論で「改善の余地があった」という事は?

当初から、その正解を選択する余地や機会はあった訳で、その実例として…

「アジアで最も住みやすい都市ナンバー1」に幾度も輝く福岡市などは?

過去に市街地からの空港や大学の移転問題が浮上したのですが…

「広島市を見ろ!」「失敗してるだろ?」と、見事なまでに他山の石とされ…

「福岡の場合は移転を踏みとどまった」、我々からしみてれば貢献した様な、けど悲しい様な経緯(事実)もあったりで。

この辺りは、私も先の議会で述べさせて頂きました。

「過去の広島市では」

「各所の開発や諸問題に対して採られて来た個別対策により」

「部分的には改善がなされても、結果的に全体的な『最適化』には繋がらず」

「その多くのツケを、市民が負わされる結果になっている」

「大事なるは、スタート地点となるマスタープランとビジョンの共有」

「その実現性へ向けた『戦略』です!」と。

そして、遅まきながら。

私は自らの愛する広島を卑下しては、全てを“悲観的”に発信しているのではありません。

人に土地や歴史と、誇り、愛(め)でる部分は多数。

しかしながら、コレは他都市とて同様ながら、抱える諸課題も無数。

「アレもコレも、やり尽くしました!」の現状であれば、それは涙が頬をつたって参りますけども。

幸か不幸か「アレもコレもソレも、未だ手付かず」状態であり。

この広島では、まだまだポテンシャル(潜在能力・可能性)を持ち合わせ。

何より、確かなる「のびしろ」が存在する!

ゆえに、いつの日も「今」は大事なのですが、そこへ輪を掛けて、向こう数年は…

未来を占い決定づける上でも、本当に重要な時期となり、ココまで長々と書き綴りましたが(笑)

この度の主旨である、「私が描く将来ビジョン」とは?

これ以上の文字数はアップ出来かねるので、今後も継続して発信して参る所存!

途中離脱も無く、最後までのお付き合い、誠に有り難うございました♪

投稿日 : 2013年8月25日
 ブログの特盛り一丁あがり!

 抵抗への架け橋

連日、自転車で、車で、テクシー(徒歩)で、朝から晩まで東奔西走。

なにせ、手前味噌で恐縮ながら「広島を変えてやる!」と本気で取り組んでおりまして。

幾人もの先輩議員が…

その先輩議員の諸先輩議員から言われて来た“過去の歴史”の如く。

「1期(議員1年生)は後方でバナナでも食うて黙っておれ!」の時代も今は昔♪

私共“世代”の議員が口を開けば?

「こう思います!」「それは間違ってませんか?!」「私がやります!」の連続で。

「変化に強い種が生き残る」ダーウィンの進化論ではありませんけども。

時の流れと共に、先輩方が寛容へと変化を遂げられたのか?

それとも「物怖じは百害あって一利なし!」とばかり、若手世代が議会に増えて来たのか?

どちらにせよ。

「1年生は来期から新たに取り組んでみよう!」と思ったとて。

次回選挙の当選など「誰一人」保障されていなければ…

往々にして「1期目からアクションを起こせない者」が2期目から何か起こせるモノではない。

ゆえ、先ずは与えられた任期(4年間)に全力を尽くすのみ。

一寸の光陰も軽んず事が出来ぬ毎日です!

と、暑苦しい青年の主張はさて置き、本日の報道に目を向ければ?!

リコールでの失職に伴う広島県議会の11月補選(安佐北区)にて。

元モデルで二児の母(29才)が、自民党の公認を受けて立候補されるとの事。

ならばと、「市議」と「県議」の違いはあれ。

“全国”の市議会議員、その年齢構成に目を向けてみれば?

30才未満の市議は全体の0.2%ほど。

30〜40才までが、全体の4%強で。

40〜50才までが、全体の10%強。

問題は?と申しますか「実状」はココからでありまして。

50〜60才までが、全体の30%強。

60〜70才までが、全体の約45%を占め。

70〜80才までが、全体の10%弱。

ちなみに。

日本は「50才〜80才まで世代」が人口全体の約“半分”を構成しているのですが。

全国の市議会は「50才〜80才まで世代」の議員が、全体の約“85%”を占めている。

つまりは、30才から49才の市議会議員って、未だ全体(総数)の“15%”ほどしか存在せず。

男女比で申せば、圧倒的に男性が多いのですから。

世の中が如何に「オヤジ議会」であるか!?って話。

ふむ。

まだまだ若い世代の立候補者が少なければ。

オヤジ世代の現職が、これまた選挙に強く、しかも…

実際問題、なかなか辞めないから(笑)

こうした事を忌憚も無く書き綴ると…

「取り急ぎ、食っとけ!」

と、ブーメランの様に先輩議員からバナナを投げつけられそうですが♪

誤解の無きよう、補足として。

年輩世代が立候補されては、そこをまた年輩世代が応援するべく。

「実際にアクション(投票行動)を起こされている」結果が現状に結びついている訳で。

こうした真っ当なる構造を糾弾しているのではありません。

依然、「若者世代の意識が低い」裏返しであり、反省に改善すべきは若者サイド。

ただし。

私共世代が諸先輩方へ対して…

「そろそろ後方で昆布茶でもすすっておいて頂ければ幸いで…」とは言えずとも。

あらゆる世代の多様なる声を反映させる、その前にキャッチするのも「議会」であり。

偏らぬ、最低限の構成比(バランス)って大事かと。

さて。

29才、女性候補者の行方は? 果たして!?

To be continued …

投稿日 : 2013年8月22日
 抵抗への架け橋

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