広島市安佐南区から市政を新たに! みんなでいっしょに変えて行きましょう!
石橋竜史(いしばし りゅうじ)の公式Webサイトです。
かねてから学生さんをはじめとした若者世代と共に。
「地域活性化」を掲げては様々な企画を立ち上げ、取り組んで参りました。
そんな若人さん達が、以前よりお手伝いさせて頂いていたイベント。
ギネスレコードに挑戦するべく「世界一の7千メートル折鶴レイを(花輪)作ろう!」
コチラの現場へ顔を出したり、地域の夏祭りに出向いたりで…
What?っという間に、1日が幕を閉じようとしておりますけども、本日も各方面から言われました。
「サッカースタジアムの建設へ向けて前進しているね♪」と。
ココへ関して、私は一貫してブレておりませんので、進展しようとも行き詰まろうとも。
また、そういった経緯が如何なる形で報じられようとも、一喜に一憂する事は、これまた一貫してなく。
相も変わらず、継続しては出来る事を地道に取り組むのみ。
ちなみに、先週の金曜日に商工会で行なわれたサッカースタジアム検討協議会。
そこでは「広島の街づくりにおけるスタジアムの位置づけ」が議論されました。
この「広島の街づくり」に関しては、私もスタジアム関連に留まらず。
自らで描いた確固たるビジョンが存在しており、折角の機会なので♪(どんな機会だって?笑)
皆様と共にビジョンを共有して頂いては「はじめの一歩を…」と、その前に。
「何故?そのビジョンを描くのか?」
この“下地部分”を、凝縮しながらも長々と書き綴ってみるとして、はじまり♪はじまり♪
さて、10日くらい前の当ブログにて…
「広島市の将来負担比率は約240%前後を推移しており」
「全国で1740もの自治体が存在する中、ワースト14位くらいにある」と明記しました。
※将来負担比率:一般会計が「将来負担すべき実質的な負債」の標準財政規模を基本とした額に対する比率
そこで改めて、私が何を申さんとしているのか?
「広島市は借金まみれで全国でも下位に位置しては、どうにもならんぞ!」
そんな胆略的な事ではありません。
これは民間企業にも言えますが、順調なる経営を続けていれば?
現状を維持しながら、更なる事業展開(発展・成長)を図るべく、前に打って出るので「投資」が生じる。
さすれば、必然と借入も生まれ、順調であればあったで、企業は「健全なる赤字(負担)」を抱えているモノ。
重要なるは、いくらの借金を抱え?いくら償還(返済)して行かなければならないのか?
つまり、将来負担比率の数字や順位ではなく。
歳入も加味された、見込みや見通しの“収支”も含め…
「健全なるサイクルで運営されているか?」にあり。
重ねて、「財政破綻」等々のレアケースは別として、あくまで基本腺で捉えた場合。
自治体とは「未来永劫」ランニングして行くモノで、一転して民間企業や一般家庭との相違点は?
30〜40年ローンで「必ずや元利返済を達成しなければならない」にあらず。
極論ですが、私などは相応のコストカットに事業の民間移行(連携)等も進めながら。
自治体として「ここまで借金が可能ならば、そこまで借金をして」でも。
「投資」を重ね、先ずは地域経済に「お金を流通させるべき!」と考えます。
だって、500年かかっても自治体(都市)の借金なんて絶対に「ゼロ」にはなりませんし。
かつ、乱暴な表現ですが、事実として「完済」する必要性は求められていないのですから。
(あくまで方向性としてザックリと表現しているモノで「ジャブジャブと浪費しよう」なんて意味ではありません)
そこで「実状」にスポットを当てて行けば?!
本市では、ココ数年連続で市税収入が落ち込み、国庫からの支出も抑制され。
反面、社会保障費など義務的経費が増加しては、急速に財政構造の弾力性が失われる折。
また、向こう数十年で65歳以上の高齢者が30%も増えては。
15歳から64歳の“今後の社会を下支えする”生産年齢人口が30%も減少する局面を迎え。
耐用年数リーチ!とばかり、今後は道路に3000弱も存在する橋梁など、公共施設に公共インフラが…
老朽化を迎えての「更新ピーク期」が訪れ、数百億円規模の支出がマストとなる。
こうした「現実」に直面しながら、本市に限らず起死回生の「成長」戦略など容易でなく。
求められるは、時代と真摯に対峙してはアジャスト(調整)し。
その先を、中長期スパンで見通しては「成熟」した都市をつくり上げなければならない。
いずれにせよ、市民に県民のみならず現場の為政者(政治家)には?
眼識(良し悪しを見極める力)に先見性まで求められ。
次世代へ「より良い」広島を創出、継承してあげる為にも…
歴史の転換点である「今」と、その分水嶺に立つ「我々」の存在、役割が非常に大事!
で、長い長い前フリとなりましたけども、話は本論へ戻り。
言うなれば「下手クソの上達者への道程は、己の下手さを知りて一歩目」の言葉通り♪
本市を鑑みれば、中四国地方で最大の都市規模を誇り。
国内はもとより、世界で活躍する地場産業も多数輩出するなど。
人材や、他に「地の利」と申しますか、瀬戸内の温暖な気候にまで恵まれている。
また、例えば他都市では「地下鉄を有する中枢都市」などは、その維持管理で汲々としながら。
(毎年、多額の繰出金が注がれている)
本市の場合、良いのか悪いのか、借金生産工場の地下鉄も無ければ。
平和記念都市建設法の施行で、表現は不適切となりますが…
過去には「インフラ整備に多額の国庫補助が得られる」などのアドバンテージもあった。
ながら、ながらです。
あくまで一例ですが「将来負担比率を見れば全国で下位中の下位を誇る」。
かさむ負担に、見込めない諸収入と、この確固たる数値が何を意味しているのか?となれば。
極論です。極端な表現を用いて恐縮至極に存じますけども…
未来へ向けた現時点までの途中経過として、広島市は「やる事なす事が成功して来なかった」のです。
無論、先人による過去の取り組みが「失敗の連続であり無駄であった」なんて申していない。
その時々で「よかれ」と判断し、民主主義にあり「過半数の承諾を得ていたからこそ」でもある。
でもでも。
「総合得点の発表です!」となれば、「ベスト」はおろか、おそらく「ベター」からも程遠く。
確かに全ては今日までの結果論かもしれませんが、結果論で「改善の余地があった」という事は?
当初から、その正解を選択する余地や機会はあった訳で、その実例として…
「アジアで最も住みやすい都市ナンバー1」に幾度も輝く福岡市などは?
過去に市街地からの空港や大学の移転問題が浮上したのですが…
「広島市を見ろ!」「失敗してるだろ?」と、見事なまでに他山の石とされ…
「福岡の場合は移転を踏みとどまった」、我々からしみてれば貢献した様な、けど悲しい様な経緯(事実)もあったりで。
この辺りは、私も先の議会で述べさせて頂きました。
「過去の広島市では」
「各所の開発や諸問題に対して採られて来た個別対策により」
「部分的には改善がなされても、結果的に全体的な『最適化』には繋がらず」
「その多くのツケを、市民が負わされる結果になっている」
「大事なるは、スタート地点となるマスタープランとビジョンの共有」
「その実現性へ向けた『戦略』です!」と。
そして、遅まきながら。
私は自らの愛する広島を卑下しては、全てを“悲観的”に発信しているのではありません。
人に土地や歴史と、誇り、愛(め)でる部分は多数。
しかしながら、コレは他都市とて同様ながら、抱える諸課題も無数。
「アレもコレも、やり尽くしました!」の現状であれば、それは涙が頬をつたって参りますけども。
幸か不幸か「アレもコレもソレも、未だ手付かず」状態であり。
この広島では、まだまだポテンシャル(潜在能力・可能性)を持ち合わせ。
何より、確かなる「のびしろ」が存在する!
ゆえに、いつの日も「今」は大事なのですが、そこへ輪を掛けて、向こう数年は…
未来を占い決定づける上でも、本当に重要な時期となり、ココまで長々と書き綴りましたが(笑)
この度の主旨である、「私が描く将来ビジョン」とは?
これ以上の文字数はアップ出来かねるので、今後も継続して発信して参る所存!
途中離脱も無く、最後までのお付き合い、誠に有り難うございました♪
投稿日 : 2013年8月25日