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日記|DIARY

2006年6月29日  Pay it forward 2


一般に、人々は「因果応報」めいた事を信じるのでしょうか?時に“カルマ”などと言われる時もありますが、「人の行いは善悪に応じて必ずその報いが現れる」って事です。


ちなみに私は、上記を疑わないまでも信じては‥


何が言いたいかと申しますと、前号のペイ・フォワードの話の如く、「他人に親切をすれば、いつかは自分に返って来る」から親切をするのではなく「思い立ったら行動に移す」って感覚でしょうか。


以前の日記でも書きましたが、私は高校卒業後、最低でも20〜30回は国内外を通じて生活拠点を移しており、都度、その度合いこそあれど、知人や見知らぬ方からも厚意を受けて参りました。


故に「今、コレは私に出来るかも?」と他人に対して思い立つ事があれば、規模はどうであれ可能な限り、即行動に移すよう心掛けております。(何だか話が変な方向に行って申し訳ない)


些細な事で言えば、百貨店等、建物に入る時も、直ぐ後方に人がいれば、ちょっと開けたままでドアをトスをしてあげる規模から始まり、別に書く必要性もないのですが、過去1年を振り返っても、私、見知らぬ人に、5回ほど傘をあげた事が‥


それは、単に車を運転中、土砂降りの中で傘を差していない老人や子供連れのお母さんを見かけ、「あれでは風邪ひくかも?」と思い、車内にあった置き傘をあげただけの話ではありますが、とにかく思い立ったら、先方から不審がられても、それは次の話。行動に移すんです。私の場合。


現に、5回の内、2回は「何なの?この人は?」と不審に思われ傘を受け取って貰えませんでしたし、親切を口実に付け込んで‥ 等と、私の行為が間違っても「親切」であったり「正しい」と言っている訳ではありません!(また、私の様な「擦れた人間」が偽善者ぶっている訳でも無く)


結論を言えば、「誰しも、出来る事って何かあるだろう?!」です。1人の、ちょっとした意識が変われば、そこに携わる人々に、その変化が僅かでも伝わり、やがては‥ さすれば、悪い方向へ進んでいるかも?しれぬ世の中に歯止めが掛かり、未来は違うモノになる可能性も充分に?


難しい事は、私にはよく分かりませんが(笑)

2006年6月28日  Pay it forward 1


安孝さんの日記で、「凶悪犯罪も増え、今後の日本はどうなる?」談義のパート、拝見致しました。そこで‥


2001年に公開された「ペイ・フォワード」と云うアメリカ映画を思い出しました。


ストーリーは、11歳の主人公・トレバーが、ある日、社会科の授業で先生から「もし君達が世界を変えたいと思ったら何をする?」と課題を投げ掛けられます。


そこでトレバーは「人から受けた厚意(親切)を受けた相手に返す『ペイ・バック』ではなく、厚意を次の人へ渡す、『ペイ・フォワード』と云うアイディアを考え付きます。(劇中では「1人が3人に向けペイ・フォワードしよう!」でした)


つまり、1人から親切を受けた3人が、今度は各自3人ずつ親切を次へ渡し、次に親切を受けた計9人が‥ と云う具合に、親切の「輪」が世界へ広がって行くんです。


ここまでは、「So What?」(だから何?)って感じですよね(笑)


そこで私の「ペイ・フォワード」。詳しくは次号へ!

2006年6月24日  うまくなりたい


W杯。日本代表は、既に決勝トーナメント進出を決め、先発を5人も入れ替えたブラジルに対して1対4の敗戦。


連日、メディアでは「世界基準」、「力の差」、「歴史」云々と言葉や文字が飛び交っています。


しかし「今回のメンバーが現時点での日本国・最強メンバーか?」と云う当初の問題を今更ここで蒸し返すつもりはありませんが、私見を述べれば、「Jリーグも世界に通ずる!!」って感じです。


Jリーグで活躍し、そこから代表に選ばれ、世界の舞台に立つ。そこで「通用する!」とは言い切れずとも「通用し得る!」事は、我らがコマちゃんをはじめ、小笠原選手や中澤選手達が改めて証明してくれました。


海外組を含めた、言わば「GNP」(国民総生産)も大事ですが、やはり「GDP」(国内総生産)を活性化させる事が世界挑戦への第1歩であり、Jリーグのプレーヤーに、取り巻く環境、サポーター諸々、全てがよりレベルアップすれば、徐々に「世界との差」は縮まって行くのではないでしょうか‥


「W杯の為に日々頑張る」のではなく、「日々頑張っていれば祭典がついてくる」のであり、やはり基本は「クラブ・チーム」です!


そう言えば、ジェフ千葉の巻選手が試合後に言われてましたね。


「もっと、上手くなりたい」と‥


私が365日、休む事なく自らに唱えている大好きな言葉です!


「もっと、上手くなりたい」。

2006年6月20日  パブリック・ビューイング


昨日、広島グリーンアリーナで日本対クロアチア戦のパブリック・ビューイングが行なわれ、MCを務めて参りました。


イベント開始前、これまで同じ様な催しの会場では、前売り券が出た数の「2倍強から3倍弱の観衆が当日には集まって下さる」とのデータが出ていたので、「最低限の人々とは共に日本代表を応援できるであろう‥?」と思っていたのですが、何せイベントの予定終了時刻が深夜ですし、正直な話「人々は集まるのか?」と不安を抱いておりました。


しかし! フタを開けてみれば、約3千人の方々が集って下さり、試合開始前のイベントも含め、盛り上がる盛り上がる!やはり国民的規模の祭は“ノリ”が違います。


その中で、今回のイベント、最高のアクセントとなったのが、ゲストの吉本興業所属、「坂田師匠」こと坂田利夫さんです。


この度、師匠には「緊急参戦」して頂いた通り、キャスティングまでには紆余曲折があったのですが、失礼を承知で言わせて頂くと、正に「瓢箪から駒が出た!」と言った感じでしょうか(笑)


浪速のモーツァルト、キダ・タローさん作曲の名曲?「アホの坂田」に乗せて師匠が会場に入場して来た瞬間、誰もが抱いていたかもしれぬ「サッカーに坂田師匠って‥」と言う「通念」が見事なまでに吹き飛ばされてしまったのです! 


それこそ、人々の感情は「1周まわって師匠はアリ!」って感じ。


昨日、会場にいらっしゃった方は、このファンタスティックな現象を目の当たりにしただけでも、その労力等の「元が取れた」のでは?


さてさて、そんなこんなで、色んな「非日常」を踏まえた「日常」を慌しく過ごし、今日も複数のスタジオを西から東へと駆け回って参りましたが、明日は久々のオフ!さて、何をしようかな‥

2006年6月18日   V P


今日は、仕事の合間に仮眠が取れたので元気に日記更新!


「棄てる神あれば拾う神あり」。お陰様で私ごときも方々で拾って頂きノンストップ!喋り通しの日々を送っておりますが、今日は企業VPのナレーション。


ナレーションも、TVやラジオCMと言った数十秒のモノから、番組のナレーションにアニメのアフレコ的なモノまで色んな種類があるのですが、この「VP」(ビジュアル・プロモーション)は、それこそ企業の「自己紹介」ですから、通常の「ノリ」とは、また違います。


サンフレ等で喋る「限りなく私色」から逸脱し、「限りなく普通」に、その中で、可能な限り「自分色」を織り交ぜなくてはならないのも、このVP。


今日は、前回、読んだモノを「改訂」する収録だったのですが、それでも2時間半喋り通し。(その「前回」は4時間半だった‥)普段、発した事も無い専門用語が頻繁に出て参りますし、それは録音も終盤に掛かると「つむじ」から煙が出てくる感覚です(笑)


これまでにも、このVP関連は国内外で数十社は読ませて頂いておりますが、やはりナレーションの「基礎」が鍛えられ嬉しい限り。本番が格好の「トレーニング場」です。


その仕事が終わり、ようやく久々にフリータイムが出来たので、日本戦以外ではW杯・初観戦。ポルトガル対イランを観ました!


相変わらず観てて楽しいポルトガルの「クリスティアン・ロナウド」。あれで21歳ですからね。


確かに、世界規模で見ても、彼はサッカー界の「寵児」(ちょうじ)ではありますが、テクニック以前に、あれだけ堂々として躍動した21歳を育て、しかも起用する国なり環境が素晴らしい!


アルゼンチンのテベスやメッシ然り、やはり、世界は色んな意味で広く「デカイ」って感じでしょうか。


さて、明日はレギュラーのCMナレ収録後、その足で、あの現場へ行って参ります!そう!クロアチア戦のパブリック・ビューイング!時間のある方は、是非、グリーンアリーナへお越し下さい!


みんなで「4年に1度」を楽しみましょう!!

2006年6月15日  arrival


自分の事は棚に上げながらも、「他人(ひと)を見る目」は多少自信を持っている私。(あくまでも多少)


そこで、ある職種において「やがて日本一になるのでは?」と言う人物がいらっしゃいます。


その人物が、この度、結婚式を挙げるにあたり、司会を頼まれたので、本日、喋って参りました。場所は、東京の明治神宮。(披露宴は、写真の明治記念館)


この会場で喋べるのは初めてだったのですが、その「趣」に、ただ驚くばかり。


ここ最近、「目指せ西洋風!」であったり、変に奇をてらったりと、どこか“取って付けた観”が多い結婚式場の中にあり、この場所の「たたずまい」と言ったら、それは群を抜いておりました。(勿論、西洋風でも素晴らしい所は沢山ありますが)


しかも、お召し替え・お色直しを終えた新郎新婦が、ゆっくりと、それは広大で緑の美しい「庭園」を歩いて入場して来るんです。都心のド真ん中で、この「緑」と「大らかさ」。素晴らしかったな‥


さて、そんな余韻に浸る間もなく、明日は早起きで生放送なので、これからマッハで寝る事にします。


あれ?!耳を澄ませば雨音がして来たぞ‥


このまま降り続いてくれないかな?!在宅率が高まり、テレビを観てくれる人が増えるから(笑)

2006年6月11日  ちょっと一息♪


いよいよW杯も開幕!早くも連日、熱戦が続いているようで。しかしながら‥


規則正しく訪れるモノを「レギュラー」と呼び、不規則に訪れるモノを「イレギュラー」と呼ぶ。


となれば、レギュラープラス、現在、この「イレギュラー」に関する複数の仕事が私の周りで渦巻いており、それが同時に進行中!連日、朝も夜もありません。


故に、世界最大の祭典も全く観戦する事が出来ず、一体、各国はどうなっているのやら!?


しかも今日からの週は、その激しさを、よりパワーアップさせて行きます!!


やはり「喋り」であれ、基本は体力であり資本は身体。


1分でも早く寝る事にします‥

2006年6月08日  Suy Guy


いきなりですが、恥ずかしがり屋か否か?人見知りするタイプか否か?と問われれば、私は全て「前者」に該当します。マジで(笑)


確かに、仕事なりでスイッチが入ると羞恥心は飛んで行き、誰の懐にでも飛び込んで、出来る限り「前へ前へ」出ようとはします!


でも、それは、あくまで「仕事モード」であり、プライベート、「素」の私も確かに「やかましく&よく喋る」のですが、それは気心知れた知人の間だけで、後は借りて来た猫の如く、隅で静かに大人しく目立たない様にマタタビを夢見るのが、本来の「私」であります。


そんな私が先日、あるショッピング・モールへ行きました。すると、その店内にあるイベントスペースで、何と「ガチャガチャ」の催しが行なわれているではありませんか。 (ガチャガチャ=写真参照)


そこでは、通常サイズのガチャガチャが100台位? 並べられており、私の娘は「三度の飯よりガチャガチャ好き」なので、そのイベントスペースに小躍りしながら飛び込みました!


3つ4つ娘の好きそうなガチャガチャを回し、その場を後にしようとすると、最後に手にしたカプセルの底に「当たり!スタッフへ」と書いてあるではありませんか。


私は何も考えず、長机に腰を下ろす若いスタッフの所へ出向くと、いきなり、よく商店街の抽選会等で1等が出た瞬間に鳴らす金色の「カランカラン」と言うハンドベルみたいなヤツをスタッフが全力で思いっきり鳴らすんです。


その瞬間!動物的“勘”で「ヤバイ!」と思ったのですが、時、既に遅し。


マイクを通して「オメデトウございます!」と言われ、写真のドデカイ「ガチャガチャ」の前に連れて行かれた後(ステージ上)、その若い兄ちゃんから、「この巨大なコインを、この巨大なガチャガチャに入れてハンドルを回して下さい!」ですって。


その時点で、沢山の主婦や家族連れが、ステージ上の私の行方を「どうなるの?」と、それこそ一致団結して注目しているんです。


そんな、誰もが固唾を呑んで見守る中、私がハンドルを回すと、「ガタン!」と、コレまた目立つボーリングの玉サイズのカプセルが落ちて来るんだ。周囲から拍手とか起こるし‥


もう、恥ずかしくて、穴が無くても何処かに入りたかったですよ。


皆様、世の中には、当たって外れる事もある様です。赤面。

2006年6月07日  その後のセントラルパーク 


前号の通り「刺激を与えてくれるであろう場所」に通い詰めていた私ではありますが、そこで、見るモノ聞くモノが喋りの参考や勉強になり、何よりも、自らの心へ良い刺激を与えてくれた事は言うまでもありません。


(かと言い、例えニューヨークでも「コイツはどうにもならんぞ!」と言うパフォーマーやアーティストは無数にいらっしゃり‥笑)


そんな中、あるジャズ・クラブで素敵な演奏家と出会いました。


そのお店は「Sweet Basil」だったか「Village Vanguard]だったのか忘れましたが、年の頃、50歳くらいの黒人ドラマーが、終始、それは楽しそうな「柔らかい笑顔」で演奏されているんです。


大笑いでもなく、ただの笑みでもない絶妙の笑顔を浮かべながら、音を奏でる「今」を喜び、演奏をされている。


その方が、名のあるミュージシャンなのか?プロなのかアマチュアなのか?当時の私には知る由もありませんが、その時、素直に「あんなスタンスで仕事がしたいな‥」と思いました。


職種や技術云々ではなく、「何かをしている己を、己が喜んでいる」。「そんな将来でありたい」と。


そして、現在の私‥


あの黒人ドラマーの域には到底達していないまでも、同様の「轍」は歩めているのかな?


これまらも、かなり歩みを続けた後、振り返らないと分かりませんが…

2006年6月06日  ある意味、セントラルパーク


今日、仕事で広島市内・中心部を移動中、ふと歩道に目をやると緑がキレイに生い茂っていたので、思わずシャッターを!


そんな時、別に格好をつける訳でなく、正直に連想したので書きますが、ニューヨークはマンハッタンを思い出しました。「そう言えば街のド真ん中でも、こんな木々の周りでは、いつもリスが楽しそうに走り回っていたな‥」と。


(北米は公園だけでなく、色んな所にリスが生息していて、よく家の窓からも、日本で言う「スズメを見る」頻度くらい目撃できたものです)


そう、「ニューヨーク」と言えば‥


当時、私がニューヨークを始め北米に暮らしていた時は、「喋りが上手になりたい為、それは、ライブにミュージカル、スタンドアップ・コメディに美術館、etc と「エンターテイメント」や「アート」と名の付く場所には何処へでも出向いておりました。


喋りが上手になる為には、発声や滑舌、アクセントに使いこなせるボギャブラリーや表現力を養う事も重要ですが、サッカー同様、最低限の「フィジカル」を持ち合わせていれば、やはり後は、その全てに指令を下す「脳」を鍛える事が上達の近道になる訳で‥


例えば、普通にサッカーをしている標準値の高校生プレーヤーに日本代表、中村俊輔選手の「脳」を移植すれば、左足の精度にボディバランスは「高校生レベル」であっても、必ず創造力溢れるプレーはしますよね?それなりに。(当然、そんな単純なモノではないにしろ)


それと一緒で、ある一定の「喋る技術」があれば、やはり、TPOに応じて、「いかに、どんな言葉や表現、抑揚を繰り出すか!?」の全てを司る、口や喉でなく、脳が大事であり、この「脳」を鍛えるには、素晴らしいモノを沢山“見聞き”して、「心」に刺激を与える事が最良と思われ‥ 私なりには‥


そこで、前述の話に戻りますが「刺激を与えてくれるであろう場所」へ、それは積極的に出向いたものです。


そして…


話が長くなりましたので、続きは次号で!!

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