議会短気決戦

唐突ながら。

何も「自ら」を過剰に美化、正当化するでなく。

たとえば、この広島市議会においても。

各党、各会派によって、それぞれの多様なる活動スタンスがありまして。

争点となる諸課題、議案、政策等々が浮上した際も。

都度、会派間、議員間で是々非々の議論が起こり。

時には、激しく衝突する事もある。

しかし、それは地域や市民の為に取り組む、議会として健全なる構図で。

“そこから一歩”離れた際に、私などは?

個人的に「あの議員は嫌い!」「コイツだけは許さない!」等。

口をきかない議員、毛嫌いして距離を置く議員は?

現在も、党派、会派の枠を越え、ただの1人も存在しません。

皆様方(全ての市議会議員)と、良好なる関係を築かせて頂いている。

補足までに。

先方様は、私を如何に感じて下さっているのか?

定かではありませんけども(笑)

繰り返しとなれ、良い児(よいこ)ぶっているのではなく。

その証拠に、生来、「ケンカ上等」の性格もあり。

相手が市長だろうが議長だろうがベテラン先輩議員だろうが。

「それは違う!」と思えば、実際に幾度もケンカして参りました♪

しかし、そこが尾を引いて、どうこうはありません。

議員として、生ぬるい「仲良しクラブ」は不要。

しかし、無駄に反目を生み出すも無用。

こうした長〜い前置きを踏まえ、話は10月30日の「第4回臨時会」。

長きに亘り続いて来た、決算関連の閉会日でもあったのですが。

最終的な議決、閉会を迎える前に、決算に係わる討論が行なわれ。

登場したるは、私と同じ、一期目の議員。

※ココから先は、陰口でも誹謗中傷でもなく、私は面と向かって当人に言える話

「言論の府」である議会、神聖なる議場で発言をするにあたり。

その議員は、あくまで比喩ですが…

「一語いくらの歩合制で雇われているのでは?」と思える程に。

感情の起伏も抑揚も無く、平坦に、ベラベラ&ヅラヅラの早口にて。

用意して来た原稿を議場で読み上げるのです。

「言霊」(ことだま:言葉に宿る魂)って、絶対にあるはずで。

20年間、不肖ながらも“喋り”を生業とし。

今日までも、一語一句を大事にして来た私にとり。

目に映る「事務的な討論」へ対して、本当に、心底、腹が立って。

討論の行なわれている、原稿が読み上げられている最中…

「市民の皆様が目の前にいらっしゃると思い、最初から読み直せ!」

「一期を折り返した時点で、議員って、こんなモノだと早計に見切ってんじゃねえぞ!」

「初心を忘れてんじゃねえか?!」

と、叫んでやろうと、喉元を過ぎて…

それこそ、前歯の隙間から上記の言葉(叫び)が覗いていたのですが。

「私こそ、ここは大人にならなければならないのか?!」

と、心の中で、ヤキモキ&ウズウズと葛藤に葛藤があり。

結局、野次?感情の吐露?を、ギリギリで…

再度、お腹の中へ落とし込む事に。

ふう。

「訴えたって100%否決されるんだし、取り敢えず発言した既成事実を…」

ってなマインドで喋ってっから、刹那に言葉が消費され。

他者の心へ何一つ届かないんだって。

頼むからさ。

大事にして下さい。

自らを、時を、機会を、色んなモノを。

投稿日 : 2013年10月31日
 議会短気決戦

 いちじがばんじぃ

今晩の会合も、最後は私の街頭演説会の様な展開となり(笑)

それは沢山の方々から、ご賛同を頂戴しました。

が、流れた有意義なる時間の詳細は別なる機会として。

先ずは、報じられたニュースから。

平和公園を全面的に禁煙にするかどうか検討してきた広島市は、

公園利用者のアンケート調査の結果、

賛成と反対それぞれの意見が拮抗しているとし、

全面禁煙を見送る方針を固めました。

平和公園について広島市は、

国内外から訪れる多くの人達の受動喫煙を防ぐ為などとして、

5年前まで55か所あった灰皿を5か所に減らした上で、

更に全面禁煙にすべきかどうか検討して来ました。

ところが去年、公園を訪れた人を対象に行ったアンケート調査で、

全面禁煙に賛成の人と反対の人の割合がほぼ同じとなった上、

今年の調査では、賛成の人が約4割、反対の人が約6割に、

この為、広島市では、園内の全面禁煙を見送る方針を固めました。

一方、長崎市にある平和公園では、

平成21年10月から全面禁煙となっています。

ニュースは以上となりますが、私は1年半前に。

平和公園をはじめ、市内各所に設けられている灰皿について。

質疑と要望を行いました。

(詳細はコチラ)

幸いかな、私のみならず。

複数の議員さんが同様の訴えを継続して来た背景もあり。

現在、街頭で頻繁に目にした灰皿は、その数を急速に減らしています。

そこで。

市民意見のパーセンテージを量るアンケート調査を行い。

結果を政策に反映させる事は大事。

「市民意見を鏡の様に反映させる」って話。

しかし、物事はケース・バイ・ケースであり。

時には、少数派の意見を汲まなければならないケースもあれば。

たとえ「0対100」であっても、将来的に「0」が正解となるケースもある。

そこを、啓蒙しながら「説き伏せる」「教え込む」とまで行かずとも。

英断を下しては市民の皆様へ「提示」した後。

断行するも、また「政治」。

調整を重ねては、対話に協調路線ばかり推し進めても…

時だけが無闇に刻まれ、ややもすれば物事は前に進みません。

今回のケースで申せば、約6割の市民意見を反映させ、行政は?

平和公園内の灰皿「全撤去」でなく、規律ある「分煙」へ踏み切りました。

私とて、何も「他都市(長崎市)に追随、見習うべき」と安直には申しません。

が、根本は…

「広島市が如何なるカラーの都市を目指しているか?」との話。

サイレント・マジョリティーやノイジー・マイノリティーに左右されるでなく。

時には世界を敵に回そうとも。

国際平和文化都市「広島市」の太い幹となる。

アイデンティティーがブレてはなりません。

本隊の前方で、進路上の障害等を排除しては。

本隊の初動を有利にするなど後から続くモノの環境整備に務める事を…

「前衛」と申しますが。

「こうした取り組みを広島市は見せている」「我々も学ぼう、続こうではないか」

ココまで言われる程、後発に範を示す前衛的な広島市でありたいモノ。

あくまで基準は?

我、広島市にあり。

投稿日 : 2013年10月29日
 いちじがばんじぃ

 打って破る 

スポーツの秋に、食欲の秋も手伝い。

お祭シーズン最盛期となった週末は、市内・県内各所もイベントが目白押し♪

私も、土曜日は経済や観光を担当する委員会の一環として…

「ひろしまフードフェスティバル」と共催されている広島城大菊花展へ。

その後、スマイルシートのアテンドで、エディオンスタジアムへ急行すれば。

また、翌日は約20年も続く、中四国では最大級を誇るフットサル大会の司会へ。

(ミキッチ選手に塩谷選手、完全なるプライベートで清水選手まで駆け付けてくれました♪)

そして、帰宅後は心地良い疲労感に包まれ。

日本シリーズを観ていたはず… 

までは憶えていながら、いつの間にか寝てしまっており♪

早く寝たものだから、必然的に月曜日は早朝に目が覚めて。

リビングで就寝しては冷え切った体を温めるべく、シャワーを浴びる。

思うに。

毎週、こんなサイクルを繰り返している様な(笑)

さて。

ここまでの文章で、私が訴えたい事が「2つ」ほどありまして。

1つは、「ひろしまフードフェスティバル」。

元来、広島城での商業イベントには“行政の許可”が下りない現実がありながら。

何故、普通に大規模イベントが開催されては。

こうした人々の活気と笑顔で溢れる2日間が誕生しているのか?

そこには、県と市、商工会にJA、在広メディアとの連携の上に。

何より「実現へ向けた関係者の情熱」があったからこそ。

あの手この手を用いては、イベント名にイベント内容のマイナーチェンジを重ねての。

「今日」がある。

そして、もう1つ。

私は現在、お蔭様をもって市議会議員を務めさせて頂いておりますが。

過去20年間、紆余曲折はありながらも。

ある程度の「安定収入」と「ポジション」があった世界、その全てをリセットし。

つまり、退路を全て断ち切っては、また政党にetc、全ての申し出をお断りさせて頂き。

「絶対に広島市を変える!」との一心で、何の前例も約束も無い中で立候補しての。

幸いにも「今日」がある。

何が違うって、何も「私のみ」が突出しているモノではなくとも。

「より良い街を築こう!」と、根本での「覚悟」と「熱量」が違う。

ゆえ。

時に現場で、安直に「ダメ」だの「無理」だの言われると、本当にトサカにきます。

「自らの職までかけ、関係各所とケンカに協議、協力までしては」

「徹底的に最善法に実現法を模索、全てをやり尽くした上で」

「ダメとお考えですか?無理と口にしているのですか?」と。

そうした「事なかれ」の世の中を、これまた人々が打破して来たからこそ。

たとえば、ひろしまフードフェスティバルが…

あれだけ沢山の方々に喜ばれ、賑わっていたりもする。

他に、まだまだ、まだまだ民間からも。

「アレしたい!」「コレやりたい!」との企画、提案、アクションがあって然るべきかと。

もっと出来る。

この広島は、もっともっと必ずや出来るのですから。

投稿日 : 2013年10月28日
 打って破る 

 That's 広島!

告示日を向かえ、いよいよ広島県知事選の火ぶたが切られました。

これから11月10日の投票日まで、熱戦に舌戦が繰り広げられる事となりますが。

いかんせん、選挙戦の争点や。

何より、各陣営からの「未来へ向けた政策」が、なかなか見えて参りません。

果たして?どこへ向かっているのか?広島県?!

そこで、ご存知の方々が多くとも、今一度。

年々着実に人口減少が進んでいる広島県の実情にスポットを当てるとして。

現在、広島県の総人口は、約285万人。

内訳で申せば、最新の数字ではないながら、大よそ…

15歳未満の人口が「約38万人」。

15歳以上65歳未満の、いわゆる経済を下支えする人口が「約173万人」。

そして、65歳以上の人口が「約74万人」となります。

他都市と同様、ご多分に漏れず、我々の広島県も…

経済、福祉、教育等々、幾つもの諸課題を抱えながら。

懸念されるは、将来へ向けた人口の推計。

ならばと、上記の比較対象として。

「このまま人口推移して行った2040年の広島県」を持ち出してみれば。

15歳未満の人口が「26万人」で、現在より「12万人減」。

15歳以上65歳未満の人口が「127万人」で、現在より「46万人減」。

65歳以上の人口が「約86万人」で、現在より「12万人増」。

トータルの総人口が「239万人」で、現在より「46万人減」となります。

「向こう27年間で広島県の人口が46万人も減らないだろう♪」

「46万人と言えば福山市の総人口だぜ?それが丸々減少するって?!」

と、なかなか信憑性を持って伝わり難いモノはありますけども。

何より深刻な、働く世代の中心である生産年齢人口「46万人減」にせよ。

たとえば、現在、15歳未満の人口が明確に把握できているのですから。

30年後も、その世代が“そのまま”年齢を重ねるだけであり。

今後「劇的に出生率が改善されるかも!」との超希望的な観測を踏まえたとて。

「2040年の広島県人口は約240万人」

この数値に大きな誤差が生じる事はありません。

補足までに「現行のまま時を刻めば」の話。

一説には、我が国における「人口減少」にしても…

その「適正化が進んでいる」との見方もある。

「時々の環境に相応の適正人口へ世が修正されているだけ」と。

しかし、ここへ「抗う」と表現するよりは。

前向きに「改善」「対応」「成長」「成熟」する可能性は常に残されているわけで。

一例を挙げれば。

広島では学生が就職の際に「県外へ流出する」確かな数字が出ていますが。

「若者を定着させる施策を打つ」のも1つ。

「子育ての環境整備、女性の就業率向上」

「定年退職後の雇用促進をはじめ」

「高齢者の福祉面の充実等、安心&安定生活の整備」

「新たな産業の創出」

「観光産業などインバウンド事業の確率を図り、人口は減少しようが…」

「他方から広島を訪れる交流人口の確保」、etc。

IターンにUターンも増やすなど、簡単ではなくとも手立ては無限大。

「それくらい分かってる」「既に取り組んでいる」との声もあるでしょうが…

ならば、成果は?

先に「適正化」の話に触れましたが、魅力ある都市であれば。

そこへの適正として、人口、人材、企業等が逗留、定住してくれるのも必然です。

四の五のと今後への一丁目一番地をなぞって参りましたけども。

だから、こそ。

過去と未来を繋げている「今」が大事。

Clock is ticking!(時はチクタクと止まらない)

時が刻まれ続ける現世に、向こう5年、10年の舵取りやるや…

都市の未来を決定づける程、本当に重要なる役割を果たして参ります。

広島県のトップに誰が立ち。

如何なる政策を掲げ、如何なるタイムテーブルで、如何に実行するのか?

You must keep watching! Don't miss it!

投稿日 : 2013年10月24日
 That's 広島!

 one & only

昨日の朝、娘が嬉々として自転車に乗って…

否、自転車を押して登校して行きました。

何でも、自転車に関する安全教習が小学校にて行われ。

受講者には“自転車免許証”が手渡されるとの事。

そこで、話は急速に、先週の決算特別委員会・分科会へ飛びまして。

私は、建設関係の項目、「交通安全対策の推進」。

ココについて質疑をさせて頂いたのですが。

その内容を要約すれば下記の通り。

平成25年に入り、先月(9月)までの「交通事故・死亡者数」は?

広島県で「75人」、広島市で「22人」。

「飲酒運転による死亡者数」は、県内で「5人」、市内で「3人」。

「飲酒運転での検挙件数」は、県内で「479件」、市内で「137件」。

当然、悪質なる乱暴運転による交通事故をはじめ。

飲酒運転の検挙件数にしても。

第一義的な責任は「当事者」にある事は言うまでもなく。

しかし、行政としても「交通安全対策」に予算を注ぎ。

啓発活動等々、地道な取り組みを実施しているのですから。

今一度、「現状が最善」と捉えるのではなく。

交通事故死亡者数や飲酒運転での検挙件数…

「ゼロ」を、本気で、本気で目指すべきで。

まず。

幼児期からの“交通マナーの学習”をはじめ、こうした「道徳教習」は?

長いスパンで捉えても、大変、意義深い取り組みであると考えられ。

ココを充実、拡充して頂きたい。

重ねて。

誰もが社会生活を送る上で、理不尽なる事故や犯罪に巻き込まれる可能性を。

いわゆる「被害者」になる可能性をはらんでおり。

「被害者」にならない為には、世の中から「加害者」を生み出さない事。

そして、「加害者」にならない為には?

過去の理不尽なる事故と真摯に向き合い。

「2度と尊い命を奪っても、奪われてもならない」無関心からの脱出。

社会全体の「意識改革」へ向け、根底から取り組まなければならず。

「如何なる小さな歩みでも率先して始めよう!」と。

よって、「生命(いのち)のメッセージ展」開催や。

「市民と市政による情報発信」等を要望させて頂いた次第です。

さて。

本市は「国際平和文化都市」を標榜しておりますが。

たとえ、核兵器が廃絶され、戦争の無き世が訪れても。

イコール「平和な世界」が訪れるわけではありません。

全国へ先駆けて、世界へ先駆けて。

1つの命の重み、その尊さを誰よりも知る平和都市、広島市から。

「乱暴運転、飲酒運転のゼロ」。

皆さんで一丸となりて「根絶」を目指して参りましょう!

「ゼロ」は、決して不可能なる数字ではない筈です。

でしょ?

もっと、もっと、もっと、もっと、熱量を注ぐべきです!

投稿日 : 2013年10月23日
 one & only

月別表示

最近の記事

インフォメーション

石橋りゅうじ 議会棟控室

Tel.(082)504-2442

スマホ版サイトは以下のQRコードから。