I beg your pardon?

本日の記者会見にて、市長が。

「未だ、旧市民球場跡地はサッカースタジアムの候補地でもある」

めいた発言をされましたけども。

なるほど。

そこで、はじめに。

「徐々に市長選の輪郭も見えて来たので、石橋のヤツ…」

「ネガティブキャンペーンを始めたか」と受け取られると心外で。

過去1年のブログを遡って頂いても分かり得ると思われますが。

私は以前から。

「汚染された土壌に植えられた苗木は毒された実しか生(な)さない」と。

継続して書き連ねており。

まずは、「サッカースタジアム」について。

コレは1ヶ月ほど前の話となりますけども。

ある報道関係者が、議会棟の私を訪ねていらっしゃいました。

「サッカースタジアムの建設について、お話を聞かせて下さい」と。

同氏は、続けます。

「今、スタジアムについて市の担当課、複数の職員に話を伺ったのですが」

「どなたからも建設へ向けての具体的な案や本気度が伝わって来ないのです」

「石橋議員は、如何に現状を見られていますか?」

そこで、私は逆に質問させて頂いた次第です。

「コレまで取材を積み重ねて来られ、今日まで…」

「広島市が『スタジアムを造る』と本気で受け止められていたのですか?」

「他のメディア関係者は誰もが存じていらっしゃいますよ」

「勿論、『全く造る気が無い』とまで乱暴には申しませんけども」と。

スペイン語の表現を用いれば「パタタ・カリエンテ」(熱いジャガイモ)で。

結局のところ、自らの所へ回ってきた「熱いモノ」を持ちきれず。

もしくは持つ気もなく、他方へ押し付ける。

いわゆる「責任回避の先延ばし」しか行政は今日までも行なって来ていない。

ちなみに、新球場(マツダ・スタジアム)が誕生した理由は明白で。

民意の機運が醸成されていた事もあれ。

当時の市長が「建設」へ向け、自らも継続して各所へ足を運び。

“実現へ向けて”動かれていた。

トップが「本気で造る」とオーダーを出せば?

行政(組織)は「いきなり全速前進」とまで行かずとも。

確実に、その方向へ舵は切ります。

翻り、「サッカースタジアムの現況」(進展)などは、語るまでもありません。

次に、「旧市民球場跡地の活用法」について言及すれば。

「この場所は、こうする!」と、市長が断言、明言された事実が…

一昨年、11月下旬の公の会合であったり、ある年の同窓会であったり。

あの時、あの場所で等々、幾らでも列挙は可能。

(証人がいくらでも存在すれば、キチンとデータで証拠も存在)

しかも初志貫徹で、当初から「胸中での活用策」は全くブレていらっしゃらない。

ただ、「脇が甘い」と申しましょうか、繰り返しとなれ平然と公や支援者の前で…

その胸中を口にされるモノですから。

出席者からも「オイオイ大丈夫なのか?」「そんな事をココで明言しても?」

と、心配されては、その事実が次々と拡散されて行ったりする。

こうした背景がありながら、未だに…

「旧市民球場跡地はサッカースタジアムの候補地でもある」

「今後、イベント広場とも比較、検討を致しましょう♪」

と、言ってしまえるのですから、閉口。

※イベント広場案が、この短期間であれ「あまりにも不評」で物議を醸した現実も

ひょっとして、厚い軍手でもはめて、熱いジャガイモを持つ覚悟が出来たとか?

無いだろうな。

「混じりけが無い」ほどに、あれだけの純度で拒絶されているのですから。

それは無いだろうな。

投稿日 : 2015年1月29日
 I beg your pardon?

 利己から利他へ

過去4年間に於いて、常任委員会や特別委員会にて。

「旧市民球場跡地」関連では、頻繁に発言させて頂いて参りました。

そして本日、任期中では最後となる特別委員会が開催され。

言わずもがな、発言させて頂いた次第で。

つくづく、感じる事は?

以前、当ブログでも書かせて頂きましたが、本市が被爆後に「復興」へ向けて。

街が、市民が、一致団結しては、上を向いて力強く歩みはじめた頃。

時を同じくして、世界の「恒久平和」求める人々からも…

“広島の復興”へ多大な関心が寄せられ、本市へ何百もの「声」が届けられる。

「広島は全世界の注目を引いた事実を認識すべきで」

「戦争被害に対する恐怖や同情を越えて」

「広島を世界平和の発祥の地として、また聖地として」

「それに相応しい都市を建設し」

「もって広島を永遠に記念しなければならない」と。

重ねて。

「平和の模範となる施設などを」

「出来れば爆心地付近に誕生させて欲しい」とも。

並びに。

「平和記念都市建設法」の法案が上程された国会では?

広島選出の山本衆議院議員が、提出者の趣旨説明にて。

「世界の世論に応える事は、いち広島市民のみならず」

「戦争を放棄した、我々、日本国民全体の義務であり」

「また同時に、世界人類に対する最大の貢献でもあります」と。

また、衆参両院を通過した後。

最終砦の“住民投票”を前に、当時の浜井市長も述べられる。

「焼野原の上に、新たな平和都市を建設する事は」

「より一層の意義があるばかりでなく」

「そうする事により、我々は初めて、戦争犠牲者の犠牲を」

「意義、あらしめる事が出来ると考える」。

そして、当時の任都栗市議会議長も訴える。

「恒久の平和を願ってやまない日本国民の理想の象徴として」

「恥ずかしくない都市を」

「国民の総意と総力によって築き上げると言う理念が」

「核心であり、その為に選ばれたのが広島である」と。

繰り返しとなれ、今なお、色あせる事のない先達の。

壮大なるビジョン、熱き情熱、確固たる信念を、現代に読み返してみたらば?

色彩豊かに、その色温度がヒシヒシと我々の胸へ伝わって参ります。

ならばと、この度、委員会にて提出された「空間づくりのイメージ」(案)ですが。

(2005年の検討から、はや10年が経過しており、その集大成)

コンセプトは、下記の通り。

「紙屋町・八丁堀地区は本市の活性化を図る上で重要な地区であり」

「より一層の魅力を高めて行く必要があります」。

うむ。

結局、極々一部の方々だけが「大願成就」で喜び。

なんで大多数の人々が、「肯定も否定」も抜きにして…

「ワクワクしないか?」って、理由は簡単で。

「大きな夢(目標・ビジョン)を掲げ、追求しないから」に尽きます。

前述の「先達の言霊」の通り、仮に今現在に於いて。

「旧市民球場跡地の活用法を策定する」にあたり、そのコンセプトを…

「ココから絶対に世界を恒久平和へ導く!」としたらば?

この度の「空間づくりのイメージ」なんて、「役不足」極まりなく。

しかし、コレが「サッカー複合スタジアム」であっても同様。

だからこそ「二元論でなく、共存共栄で、あらゆる英知を結集させ」

唯一無二、「みんなで究極の都心部を創出しましょう!」と。

私は、かねてから一貫して訴え、取り組んでおり。

「叶わぬ夢を追求するから」こそ、人々は魅せられ、惹かれるわけで。

しかも。

人種に宗教、思想や思考に主義主張、多様で雑多な世の中で。

「相手を理解しよう♪」「多様性を認め合おう♪」

と、自我のコントロールが、平和への第一歩では?

私もコントロールを失い、どこかギスギスしたブログを書いておりますが(笑)

本来ならば、市民総意で「おぉ!」とワクワクする案件なんだけどな。

いやはや。

誇れるとでも? 世界に。

投稿日 : 2015年1月28日
 利己から利他へ

 雨に唄えない

本日も、アチラへ異動しては、コチラへ戻り、また出掛け。

幾つものアポイントが入っては、9時から21時過ぎまでノンストップ。

大袈裟な話で恐縮ながら、その合間に異動する際も?

「2歩目からは小走り」へ移行しての駆け足で、常にゼエゼエ&ハアハア状態。

夕方には、古傷の足首が痛くて引きずっていたりと、つくづく「無理は禁物」なり。

そんな気ぜわしい1日の中でも、嬉しいプレゼント(サプライズ)は届けられるモノで。

広島のテレビ業界、その第一線で継続して活躍されている「戦友」と申しましょうか。

いわゆる「喋り手」仲間に、旧友までもが不意に私を訪ねて来てくれ。

「おお!」と、メディア界の話に政界の話に世間話と、しばし語り合い♪

つきましては、「広島市の現状」についても訊ねられたので。

比喩を用いて、即答させて頂きました。

「誰もが広島市を良くして行きたいのは確かで」

「そこを念頭に取り組んでいるのも事実です」

「しかし」

「例えば、広島市の様な中枢都市で『車を購入する』として」

「そこそこの人口を擁するのですから、ある程度の大きさも必要となる」

「そこで」

「同規模の類似する他都市が、購入までに1年間を要しては」

「結果、200万円でワンボックス・カーを購入しているところ」

「広島市では、3年間を費やし、350万円で軽自動車を購入し…」

「我が家(広島市)にも車がやって来て便利にったね〜♪」

「と、無垢に喜んでいる状態にある」と。

※昨今の軽自動車は非常に高性能であり、あくまで「大きさ」の比喩です

上記の様に「広島市の現状」を説明させて頂いたのですが。

ココへ補足して。

当然、この350万円は「血税」ですので、百歩譲ったとして。

広島市民の血税を使用して、地元の雄「マツダ車」を購入するなら…

まだしも。

どこかの外国産車を逡巡もなく購入するモノですから、売り上げ(支払った血税)は?

「地域内に循環、流通、還元される」でなし、血税は「外」へ出て行く一方。

※外車を否定したり販売ルートの歪曲でなく、あくまでコレも比喩として

前述は、本市の“現況”に於いても「氷山の一角」であり。

今日まで、時にメディアにて…

「独自路線を歩みたい市長と、そんな言うことを聞かない市長に憤慨した議会との対立」

めいた“印象”(心象)で報じられたりしますけども。

いやいや。

真相は違って…

「非は非と言わねばならず、許す議会の方が、おかしいでしょ?」

「常識として」って話。

と、せっかく上機嫌で仲間との再会を書き綴っていたのに、沸々と憤りが…。

深いよな。

都市の闇の部分が深すぎるよ。実際。

投稿日 : 2015年1月26日
 雨に唄えない

 オフサイド?!

本日、「8.20豪雨災害の避難対策等に係る検証結果」について。

10時より、全議員と市役所幹部が一堂に会して「全員協議会」が開催され。

その場に於いて、松井市長が再出馬を表明されました。

つきましては、前回の小谷野社長の出馬時と同様、行なわれたるは?

何人もの議員へ対しての「ぶら下がり取材」(囲みインタビュー)。

報道陣の方々より「この度の表明を、どう感じられましたか?」

「どの候補を応援される事になるのですか?」

「保守分裂の選挙になるのでしょうか?」「今後の方針は?」等々。

矢継ぎ早に質問を受ける事となります。

そして、市長選の候補者に関し、私も複数回の取材を受けて参りましたが。

コレまでも一貫して「同じご回答」をさせて頂いているので。

その「回答」を改めて、発信させて頂ければと存じます。

と、その前に。

私も、末席ながら過去20年、メディア業界で働いておりましたモノですから。

失礼な表現となれ。

「取材」の際に、先方(報道陣)様のニーズが、ひしひしと伝わって来る♪

基本、事前に描いた「ニュースの構成(構想)にハマる」コメントを引き出そうとされるので。

(裏を返せば、そのコメントが出てくるまで質問が続けられたりします)

まずは聞き手側に、描き求める「模範の回答」があり、そこを語り手側から引き出しては。

そのコメント(素材)を編集、最後に受け手へ送出すると。

※「そうではない」との反論もあるでしょうが、無意識下にそうなっていたりするモノ

しかも、この度で申せば「賛&否」双方のコメントに「中立」もアクセントにしながら。

メディアとして「公平性」を担保しつつ「対立構造」も煽り、ドラマチックに演出を施す。

「今日は何も無い平和な1日でした♪」との…

「ニュースが無いニュース」が最も困るのですから。

こうした素地を前提に、狩り(取材)に繰り出したらば。

可能な限り「エッヂの効いた」と申しますか。

「おぉ!ハッキリと明言してくれるぜ!」「おっと!きわどい♪」

こうした「素材」(取材対象からの発言)は、ウェルカムであると共に。

時間との戦いでもあるので、狩りの後、素材を調理(編集)する段に。

有り難きは、業界で申すところの「サウンド・バイト」。

表現が簡潔であり、かつ意味(趣意)を伴えば、これまた「さばき」易い。

他に、「報道陣側が用いられる技術に戦術」は無数にあれど、割愛させて頂きまして。

本論へ戻り、この度の市長選に関して、私が「一貫して」発している事は?

私の性格的にも…

「しゃちょう」と書いて、「ゃ」(矢)を放てば、「しちょう」になるかもしれませんね♪

などと、中庸な立場から“言ってみたい衝動”に駆られるのですが。

下記の通り。

「どなたが立候補されたとしても、その候補者が、如何なる本市の未来像を描き」

「如何なる政策を掲げては、今後へ向けて実現されんとするのか?」

「この辺りを明確に把握できない限り、現段階では…

「どなたを応援すると明言することはありません」と。

重ねて、「私は党籍も無ければ、特定政党に所属しておりませんので」

「保守系が、どう動く?ですとか、その辺りは測りかねる部分があります」とも。

しかしながら、徐々に「判断を迫られる」デッドラインは近づいて参りますので。

「自らの中で“腑に落ちる”と申しますか、消化、賛同まで至ったらば…」

「それは率先して、より良い広島を築くべく、どなたかを応援させて頂きます」

こうしたコメントを、今日まで一貫して「回答」させて頂いております。

来たる時が来れば、私ごときであれ、あからさまに、徹底的に動きたい所存。

いずれにせよ。宜しいでしょうか。

多くの命が奪われ。

街に甚大な被害を及ぼした豪雨災害の検証の場にて。

議員が「市長を続けるべきでしょ?」とのパスを出し。

市長が「分かりました!」と、ゴール狙う(出馬表明)。

こうしたノンフィクションが、公然と逡巡も無く展開されるのですから。

都市から「二元代表制」(行政と議会の関係性)の意義と。

何よりの「倫理」が失われている事は言うまでもなく。

コレを「ファイン・ゴール!」とカウントするのか?

それとも「オウン・ゴール!」にカウントされるのか?

判定を下す審判は、広島市民に他なりません。

To be continued …



P.S.

上記の「表明」に関して、誰が「最も損をするか?」って、公然とパスを出した議員です。

「行政と議会の程よい緊張関係は何処に?」「議員として存在意義の放棄では?」etc。

だからこそ、あの時の“市長の立ち振る舞い”で求められたるは?

「災害の検証」を大前提に。

そんなパスを出す議員(一人の市民です)を「憂慮」して。

「いずれにせよ、この場は災害の検証協議会なので、今のお話も考慮しながら」

「私の『街や市民の皆様へ対する思い』もあるので、後ほど、キチンとお話をさせて頂きます」

と、「ぶらさがり取材」の場を別に設けては。

当該「議員」へ向けられる「冷笑」への中和も図るべきなのですが…

その辺りの「センス」であったり、「人情における機微」めいたモノが、著しく欠けていらっしゃるから。

私は「オウン・ゴール」へ一票。

投稿日 : 2015年1月22日
 オフサイド?!

 伏魔殿より

「出る杭は打たれる」と申しますけども、誠に言い得て妙であり。

小谷野社長が市長選へ立候補を表明後、兎にも角にも小谷野氏が…

「我田引水でサッカースタジアムを造りたい一心ではないか」

と、受け取られ。

否、そうした構図へ“意図的”に持って行きたがるきらいも散見されたりで。

ただし、何をやりたいのか?何処へ向かっているのか?市民の皆様が把握し辛く。

有耶無耶でモヤモヤの候補者より、「よほど良いじゃないか」と。真剣に。

コレは、イコール、「スタジアムだけ考えれば良い!と石橋は言い放つ!」

なんて、乱暴に解釈されると、話は終了してしまいますが。

話を続け、あくまで“私見”とさせて頂いた上で。

「主客転倒」と受け取られども、何が最も大事かって?

それは、当選「後」に。

日々「より良い街」を目指し、研鑽を積み、経験を重ね、最新の情報を掴み。

何より「市民の皆様の表情」と常に対峙し、その道を極めんとするプロ集団。

「市職員」の方々が「最大限の力を発揮できる」組織を構築し。

適材適所の人事配置を行っては、行政をランニングさせる。

そこへ、民間や専門的な人々の叡智も結集させては、「皆」で街を創って行く。

この「コーディネイト能力」に尽きます。

つまり、人口減少などにより、今後、確実に待ち構える厳しき未来へ。

即応する、改善する、先んじて新たに何かを創出する、その用いる方策の「答え」は?

市長の「頭の中」にあらず、行政の組織内や、人々が暮らす「街中」にあり。

この答えを、如何に引き出し、導き、実行へ移すのか?

ホント、ここへ尽きる。

ゆえ、「当選後」のステージへ移行する為には、当選前の立候補時に…

「何を掲げて当選するか?」の大前提が存在しますけども。

繰り返しとなれ、仮に、あくまで仮に「スタジアム」しか訴えていなくとも。

また、それすら存在しなくとも。

「候補者の人間性(本質)」を見極めるが肝で。

上記の能力があれば、平和行政でも景気対策でも福祉に教育、何でも出来ます。

それだけ「役所」とは「役立つ所」であり、なぜ出来ないか?って。

役所内や民間の、いわゆる「地域内の財産(知恵と経験)を最大限に活用していない」が故。

並びに、そこへ加える大事なエッセンスを申せば。

西に困っている市民が一人いれば、東へ苦しんでいる市民も一人いて。

そこへ、一人であろうとも「大丈夫ですか?」と、先ずは声を掛け。

歩みより、そして、手を差し伸べる。

この解決により生じる一人一人の「小さな幸せ」から、都市の安寧が醸成され。

明るく、希望ある前向きな“景気”が形成される、正に「積み重ね」の作業。

とどのつまり、市長職に就く人間には、広く、人々や街への「博愛」も不可欠♪

※書いてて、自ら恥ずかしくなりますが(笑)

まだまだ発信したい事が目白押しなれど、本日も朝から晩まで、全力投球。

睡魔が、静かに、確実に、忍び寄り。

マブタを支える力も尽きて参りましたので。

今宵は、コレにて失礼いたします。

投稿日 : 2015年1月19日
 伏魔殿より

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