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日記|DIARY

2010年2月25日  起床



我らがサンフレッチェが“新たな歴史の一歩”を踏み出した。


「アジア・チャンピオンズリーグ」。


その初戦が終わり一夜明け、色んな思いが去来しております。


まずもって、平日のナイト・ゲームにもかかわらず。


「11,955人」もの方々がスタジアムに駆けつけて下さいました。


別に大袈裟な表現を用いるでなく、平日ナイト・ゲームの観客数が…


「約3千人だった一昔前」を振り返ったらば、もう「奇蹟」とも呼べる観客数です♪


でも、昨日は偶然が重なって“約4倍もの人々”がスタジアムに駆けつけて下さったのではありません。


選手が、そしてクラブが、チームが強くなる為に。


そして、ファン・サポーターの方々に喜んで頂く為に、それは直向(ひたむき)に取り組まれて来た。


昨今のグッズや年間パスなど、サービスの向上・充実ぶりに、数々の迅速な対応。


また、選手が繰り出す「試合後のサンフレ劇場」など、その顕著たる例です。


また、そんな努力を重ねるクラブを。


J2に降格しようとも“J1時代以上”に熱く支えて下さった、ファン・サポーターの方々。


数年前、ヤマザキ杯で「初の予選リーグ突破」を果たし。


天皇杯で準優勝。ゼロックス制覇。リーグ年間4位。ACL出場。


全ては「歩んできた道程」が生み出したモノであり。


「積み上げてきた歴史」として繋がっています。


そして、サンフレの公式戦で「我が家に(ビッグアーチ)に海外のチームが訪れる」。


もう試合前から、感慨と言いますか感動に包まれて、どれだけ「涙」をこらえた事か。


何せ、アナウンス中ですから(笑)


返す返す、昨日今日の努力において平日のナイト・ゲームで「観客数が4倍」にも膨れ上がったのではない。


昨晩の、あのカクテル光線に照らされた紫の空間…


改めて素晴らしかったな。


試合結果は、残念ながら「0対1」に終わりましたが、何ら悲観はしておりません。


私とて、誰よりも勝利を望んでいた訳で、悔しいに決まっておりますけども。


まだ、2月です。


ここで快勝して、後々「課題」が噴出して苦労するのか?


初めに「課題」を見い出し、それを今後に活かして行くのか?


いずれにせよ、一喜一憂できるシーズンが始まりました♪


今シーズンも、みんなで一丸となり「タイトル獲得」へ向けてカッ飛んで参りましょう!


あと!


昨日のゲームでは、ACLと言う事もあり、ピッチの数メートル横に「スポンサーの看板」が並べられました。


写真3枚目の“赤い矢印”の部分です。


そしてピッチの後方部分には、熱く熱く声援を送って下さったサポーターの方々が見て取れます。


そこで宜しいでしょうか!?


もしも「サッカー専用スタジアムでの観戦」となれば、矢印の看板上は、もう観客席!


専スタならば、サポーターの方々は“そこ”から観戦、応援できるのです。


この広島にも、みんなで力を合わせて「サッカー専用スタジアム」を誕生させましょう!


「専スタならば、敗戦や引き分けのゲームすら、勝利に導ける“可能性”がある」。


これは、専スタを体験した方々ならば、否定されないであろう事実では?


ビッグアーチを愛しながらも、その方向性は常に模索、取り組まなければなりません。


想像してみて下さい。


地元でも、皆様が「あの場所」からサッカー観戦が出来るのです♪

2010年2月23日   『山さ、ナメるでねぇ』


今日は色んな現場を回った後。


15時から20時過ぎまで、ビッグアーチで前日リハーサルでした。


ACLの!


“簡単なリハ”と言うよりは、ちょっとした「ゲネプロ」(本格的な通し稽古)気味だったので。


“長きオフシーズンの沈黙”を破れた事を、ようやく実感できるなど…


喋りながらも、ウキウキ&ワクワクが止まりません♪


改めて、この「別世界」は最高です!


ちなみに、今日も日中は“とても暖かい1日”でしたが…


リハの途中、アナウンス室に居ても、19時くらいからは「上着をはおってしまう」と言った具合。


やはり、ココは冷える。


でも「やばいぞ!マジで寒い!」なんて事はないので。


明日は「寒いから行くの止めようかな?」だけは絶対に避けて頂きたい!


が、しかし!


「山」をナメてはいけません!


無論、この「山」には、ビッグアーチのロケーションと対戦相手の頭文字と言うダブル・ミーニングの…(笑)


返す返す、「寒いっすよ!」何て言うつもりはなくとも。


決して、「暖かくはない」でしょう♪


いずれにせよ、明日は「シーズン開幕」であり、サッカー業界で言う「お正月」。


通常の「正月」であれば。


大晦日も深まった時間から、現在より何倍も寒い気候の中で「初詣」に出掛けたりもします。


それを考えたらさ♪


出来れば“現地で”熱く熱く応援して参りましょう!


予報では、破魔矢の如く、縁起の良い「三本の矢」が飛び交う予定です!


新年早々♪

2010年2月22日  祭だ!祭!


目前です!目前ですACL!


楽しみ過ぎます!


国際試合とシーズンの開幕が一緒に訪れるとは。


こんなにも素敵な贈り物って、ちょっとありません♪


初戦の相手は、中国のスーパーリーグで昨シーズン、サンフレ同様“4位”の成績を収めた…


「SHANDONG LUNENG TAISHAN FC」


英語で言えば、「シャンドン・ルーヌゥン・タイシャン」。


日本語のアナウンスでは、「シャンドン・リ・ネン」と統一されております。


メンバーを見渡せば、その7〜8割が身長「180cm以上」。


デカイ!


でも、サッカーで勝利する秘訣は、言わずもがな「まとまる」。


“チーム力”です。


「1対1」でもアジリティ(俊敏性)やスピード、技術力で劣る事はないでしょうし。


それが「11対11」ともなれば、いわゆる「2人3脚」のサッカー版。


「11人12脚」対決みたいなモノですから、熟成の域にあるサンフレが負けるとは…。


ただし、「勝てるだろうよ♪」と油断している訳でもありません。


相手は、ACLにしても国際経験にしても「一日の長」があり、そんな簡単には行くわけもなく。


だから「楽しみ」です!


一体、サンフレが国際舞台で「どんなサッカーを見せるのか?」


1人でも多くの友人知人をお誘い合わせの上、しっかりと「防寒」を施し。


「歴史的な勝利の証人」となるべく、皆様、ビッグアーチに集いましょう!


また場内演出で言えば、通常のJとは違い、代表戦と同じく「英語アナウンス」が入ります。


それ故、例えば「選手紹介」のパートでも。


「Number Five,Tomoaki Makino」と女性の英文アナウンスが行なわれた後に…


僭越ながら私が、「背番号5,マキノ・トモアキ!」と日本語でのアナウンスを行なうと言った具合。


※Jと違い、ポジションのコールはありません。


とにかく、「勝負は勝負」。


でも、国際試合、国際交流に大事なのは…


「hospitality」(ホスピタリティ)


日本語で言う、「おもてなし」ってやつです♪


平日のナイト・ゲームであれ、海外からお越しのサポーターが。


「さすが Hiroshima city!Hiroshima people!」と感じて下さるべく。


正々堂々、盛り上がって参りましょう!


See you soon♪

2010年2月21日  L・O・V・E


今日の昼下がり。時刻は13時あたりでしょうか。


日曜から始まる今週も…


「なかなか娘の相手をしてあげられない可能性が大」なので、“何とかしてあげたくて”ムズムズ&ムズムズ。


結果、「さあ!みんなで自転車を買いに行こう!」と何の前触れも無く、妻と娘を連れて街へ繰り出しました(笑)


勿論、娘の自転車です。


朝、起床した段階では、「その数時間後に私が生まれて初のマイ自転車を持つ事になる!?」何て想像もしていなかった娘は…


もうウキウキ♪


ショップに到着後、照れながら試乗を繰り返し、「好みのカラーの自転車」を…


それは照れながら指差します。


「あれなら乗ってあげても良いよ♪」と。


カワイイ。


女の子って、本当にカワイイ(笑)


購入しては、昨秋、妻の要望で買い換えた「全長が1mも短くなったマイカー」に娘の新車を捻じ込んで帰宅。


帰宅後は、私のBMX(自転車)と並走して、生まれて初のサイクリングです♪


娘は。


ペダルを漕ぐ度に笑顔。ハンドルを切る度に笑顔。


私まで笑顔。


話は急展開しますが、昨年、数回の講演会に呼ばれ、都度、「マザーテレサ」の話をさせて頂きましたけども、改めて。


家の無い、教育の機会が無い、労働の機会も無い、飢えていたり、病気であったり、愛で満たされていない人々の為に。


その生涯、全てを捧げたマザーテレサ。


よくご存知でない方は、ウィキペディア等で検索してみて下さい。調べてみて下さい。


そして、ノーベル平和賞・受賞のインタビューで、記者より、こう質問されました。


「世界平和の為に、私達は、どの様な取り組みをすれば良いのでしょうか?」と。


彼女は答えます。


「どんな愛も、身近な所から始まります」。


「まずは家に帰ったら家族を大切にしてあげて下さい」と。


まだまだ発展途上であり、未だ、何の実すら結ぶ事のないパパ(私)ではありますが。


唯一、誇れる事は。


妻や娘に対して、それは誠実であり、精一杯、接して尽くしていること。


多分(笑)


また、それは友人知人に対しても同様。


何の陰口を叩くでなく、誰かを忌み嫌うでなく(文句は面と向かって言う主義なので♪)誠実に接している…


つもりです(笑)


夜中の2時に、「竜史!悪いんだけどガス欠だから飛んで来て!」と言われれば。


私は余裕で飛んで行くでしょうし、私を“よく知る”人物ならば、多分、異口同音に…


「ああ♪竜史なら100%飛んで来るよ!」と言ってくれるでしょう。


かと言い、私が「使いっ走り」なわけでなく(笑)


友人に、「悪い!このタイプのスーツが必要だから貸してくれる?」とお願いしておきながら…


「勝手に自らのサイズに裾を直して、使用後に返却する」生来、ガキ大将と申しますか、ヤンチャ坊主の私ですから(笑)


まあスーツを貸してくれた彼が、「石橋使用」に短くチューンナップされたスーツを見て。


「こんなの、どうやって俺が再び着るんだよ!竜史にやるよ!」と言ってくれたのは明記するまでも♪


ちと話は脱線しましたが、皆様、家族を!友人知人を!


愛していますか?


全ては…


愛だよ。


愛♪

2010年2月18日  カウント・ダウン



近づいて参りました「AFCチャンピオンズリーグ!」


目先の“ニンジン”に釣られて戦う大会ではありませんが、一昨年までは、優勝賞金が約6千万円。


それが、さらに「クラブや選手のモチベーションを高め」、しかも「参加クラブへ大きな収入源」となり…


なおかつ「大会に相応しい(ふさわしい)プロフェッショナルなクラブ造り」を奨励すべく。


昨年より、大会予算(賞金や補助金)が大幅に引き上げられました。


優勝賞金は、一気に「約1億5千万円」となり。(150万アメリカ・ドル)


準優勝チームには、「約7千5百万円」が。(75万アメリカ・ドル)


そして、予選を突破して「16強」に入るまでも「熱い戦いを!」と。


この「1次予選」とも言えるグループ・ステージにおいても、勝利すれば、1試合あたり「約4百万円」。


引き分けで、「約2百万円」。負ければ「ゼロ」ではありますけども。


アウェイ・チームには、移動補助金「約3百万円」が贈られます。


それが、ノックアウト・ステージともなる「16強」へ入ると。


ベスト16で、「約5百万円」。ベスト8で、「約8百万円」。


ベスト4で、「約1千2百万円」。準優勝、優勝は前述の通りです。


また、移動によるアウェイ・チームへの補助金も、約3百万円から、4百、5百、6百万円と上がって行きます。


それが、ACLを制して「クラブW杯」にでも出場しようものならば。


優勝して「約5億円」。準優勝で「約4億円」。3位で「2億5千万円」に4位で「約2億円」。


5位で「約1億5千万円」に6位で「1億」と、賞金も”ワン・ランク”アップ!


※2010年のACLにクラブW杯が「昨年同様の賞金」ならば。


「おお!クラブは大儲けだな!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが。


話を遡り、このACLの出発地点でもあるグループ・ステージの時点で…


これまでも出場したJのチームは、1回の“海外遠征”に「ウン千万円の経費を必要とした」と言われていたり。


※訪れる国、滞在期間、国内・本拠地のロケーション等、条件の違いにより諸経費の増減は生じます。


何が言いたいかと申しますと、出場するからには、「初」だの「経験」だのと四の五の言わず。


「勝ち続ける」しかない!


私ごときが「本年度のクラブ台所事情」を知るでなく、“いちサポーターからの視点”で話をしても。


サンフレに限らず、ACLに出場したクラブが「黒字経営を目指す」には、やはり…


「勝ち続ける」しかありません!


また、「お金の話」ばかりするでなく、ACLの資料には、こんな素敵な一文が見られます。


「賞金の獲得は勿論、優勝チームは、世界の強豪としての『名声』を得る事になります」と。


うぉぉ!


クラブからサポーターの皆様まで「サイフの中身」は抜きにして…


何とロマンに溢れているのでしょうか!!


せ、せ、「世界の強豪として名声を得る!」


わ、わ、「我らがサンフレッチェ広島が!」


「広島」の名を誇らしく思うと共に。


夜も深いと言うのに、今からジョギングにでも行きたい衝動に駆られてしまいます!


「未来」は何も決まってなく、これからの「我々の取り組み」で、結果は如何様にも描く事が出来るでしょう!


みんなで一緒に。


世界へ!

2010年2月16日  coincidence(偶然の一致)


本日、打ち合わせでサンフレッチェの事務所を訪れ、そこで「石橋待ち」をしていると…


説明しよう!「石橋待ち」とは?!


フリーランスで生きて行く上で、人と人との「信頼関係」は最重要ポイント♪


そこで、私は如何なる現場へ向かう際にも、約束時間の大よそ“20分前位”には現地へ到着します。


しかしながら、すぐに「お世話になります!石橋です!」と先方様のドアをノックしてしまうと…


「早っ!」となり、相手方が私の応対に追われる等、お世話になっている方々の貴重な時間を奪ってしまう事になる。


故に、私は現地へ早めには到着するが、その後、辺りで10分位はプラプラと時間を潰し。


約束した時刻の5分前位に、満を持して「ノックする♪」


これが「石橋待ち」である!なんのこっちゃですが!


で、話は冒頭に戻りますが、サンフレ事務所の前で「何をして時間を潰そうかな?」と行ったり来たりしていると…


現れたるは、昔から大変お世話になっている、いつも明るいクラブ・スタッフさん。


「アレ!石橋さん!?こんな所で何をやってるのですか?!」


「いや… あの… 石橋待ちを…」なんて私も戸惑うでなく、そこはシンプルに一言。


「アナタとコレから打合せです!」と答えると。


「おお!早いですね!」と驚かれるので、改めて「石橋待ち」の意味を説こうとした、その瞬間(笑)


「選手達がコレから宮崎キャンプに飛び立つんです♪」「一緒に見送りに行きませんか?」との嬉しいオファー。


言わずもがな、目の前は広島西飛行場ですから「徒歩35秒」で空港ロビーを訪れると…


居るわ居るわ。サンフレ戦士♪


でも、飛行機の離陸時間が迫っており、全員の顔を見る事は出来ず。


でもでも、青山君や横竹君、槙野君や洋次郎君とは話が出来たので「キャンプの成果」を伺ったり、世間話をしたり。


そして、直感であれ私が1番感じた事は…


「みんな順調じゃないか!」であります。


日焼けした元気な笑顔を覗かせながら、各々の「身体」が見事にしぼられている。


パっと見、空港ロビーが、ちょっとした「草千里」ですよ♪


説明しよう!「草千里」とは?!


熊本県にある広大で美しい草原であり、そこには放牧される美しい馬たちが走り回っているのであ〜る。


で、その空港ロビーで最も耳にした言葉が、「俺の紫熊倶楽部はどこ行った?!」です(笑)


私が「なかば修学旅行じゃねえか♪」と心の中でツッコんだ事は言うまでもなく。


機上で熟読するのでしょう。みんなサンフレッチェ・オフィシャルマガジンを手に持っては搭乗ゲートをくぐって行きました。


「ケガだけはするんじゃないぞ!」と選手達の背中を優しく見守る私は、もう保護者の域。


当たり前です。冷静に考えて、イリアンよりも私の方が全然「年上」ですし(笑)


その後、サンフレ関連の打合せを済まし。


速攻で移動しては、スタジオでみっちり2時間缶詰のナレーションを済まし。


その後、再びサンフレ関連の録音を済まし。


珍しく、腹いっぱい晩飯を食べてしまった。


シーズン開幕まで、あとわずか。


私も…


しぼらないと。

2010年2月14日  ハッピー・バレンタイン♪



バレンタインデーである本日も…


市民球場跡地の署名(募集)活動へ行って参りました。


「実りある」と申しますか、大収穫の1日であり、沢山の賛同、ご協力を頂き心からお礼申し上げます。


この「収穫」も、単に「署名数」で話しているでなく。


現状を知り、「民主政治」とまで言えば大袈裟ですが…


問題意識と、何より「新たな希望」を持って下さる方々が、面と向かって話せば話すほど明らかに増えて行くのです。


「そんな背景があったの?」「まだまだ、みんなが望む形が実現できる可能性があるんですね!」と。


裏を返せば、「どうせ望まない形になってしまうのでしょ…」と諦めかけている方々が、悲しいかな、まだまだ非常に多い。


簡単に言えば、何ら脚色や誇張するでなく、「どうせ公園や広場になるのでしょ?」


「誰が望んで、そんな事になるのかしら?」「でも決まってるのでしょ?!」って感じです。


そこで私共が、「いつ解体が正式に決まったのですか?」


「市議会でも継続して、ずっと現行案(市民球場解体案)を反対して下さっているのですよ」と話せば。


「そうなんですか!」「ならば是非!」と、こぞって署名して下さいます。


若い学生さんなど、それは明るい表情で、「広島が盛り上がりますね!」「最高じゃないッスか!」と何十人もが一堂に賛同して下さったり。


ウソ偽り無く、本日も何百人と会話を交わしましたが、私共の提案に対する「反対意見」は、ただの1件すら存在しないのです。


自分達を「正当化」するでなく、それが「当然」と言えば傲慢(ごうまん)ですが、誰もが抱く「率直な感想」だとは思われます。


「率直な感想の真意は?」と問われ。


今一度、その意味を客観的に振り返るならば。


広島市の税収が1年間で「100億円」も落ち込んでいる中にあり、なぜ大量の税金を注ぎ込んでまでも「今」。


人々の意見に耳を傾けるでなく、急いで「広島の復興シンボル」を解体する必要があるのでしょうか?


しかも、「その後」に何をするのかと思えば、広場・公園化して、「定期的に大きなイベントをやりたい」などと曖昧な方向性。


ここまで明確な方向性すら無く、先に解体に動くって、一体…


解体して産業廃棄物と化すのは、曲がりなりにも平和都市の「復興のシンボル」です。


何度も申します通り、イベントをやるにも、設営、座席、管理、諸々、市民球場を利用して行った方が。


時間も経費も「飛躍的に」お得なのです。


しかも、昨夏に同球場内で行なわれた「野外ライブ」の様に、ある程度の器があれば、周囲に音が漏れなければ反響もする。


つい2年前まで、年間140万人が足を運んで飛び跳ねていた球場です。


何でもかんでも「老朽化」で片付けようとされますが、甲子園なんて市民球場よりも「30年」も古い器。


このご時世、解体しては2度と戻らぬ「復興のシンボル」を、そこまで性急に壊して何を望むのか?


私共は、自らの提案を「ゴリ押し」しているのではありません。


「みんなの街を、みんなで話し合い、みんなで形成して行きましょう♪」と言う、後にも先にもシンプルな要望のみ。


行政サイドも、お菓子博、朝市、屋台村、ラジオ体操と色々なアイデアを掲げておりますけども。


市民球場を残しながら、全ての提案は実現できるのです。


「共存できる」。


そう言えば、先だって「市民球場の座席シートなど、想い出の品々を競売」との記事が新聞紙面に踊った際。


純粋なる“一般市民”の方が、その新聞社(担当記者)へ「抗議文」を送りました。


「まだ解体すら決まってない球場の品々を『売り出しますよ!』と販売広告の如く解体を助長する様な記事を掲載するのはおかしい!」と。


すると、担当記者から返事が送られて来たそうです。


「確かに、その通りです」と。


「オイ!」(笑)


実際には、「その通り」以外にも様々なコメントが明記されていたそうですが、ココで「あげつらう」のは控えるとします。


誰を味方にして、誰を敵にしたい訳でもありませんから。


「明るく温かく、笑顔が溢れ、みんなで楽しめて、みんなで喜べる街を、みんなで取り組もう」と言う話。


「理想」ではありますが、そこまで「現実離れ」した理想でしょか?


現に、他都市は取り組んでいるのです。


行政と市民が“一緒に”力を合わせて。

2010年2月12日  ☆国境無きヒーロー☆


少年には、誰しもヒーローが存在するもの。


写真は、アメリカ大リーグの長い歴史において、知らない人など「皆無」と言って過言ではない2大選手。


ニューヨーク・ヤンキースの黄金時代を支え、数々のリーグMVPやホームラン王に輝いた「ミッキー・マントル」。


そして、ヤンキースの好敵手であるレッドソックスで、これまた幾度のリーグMVPや打率王を手中に収めた「テッド・ウィリアムズ」です。


また、デッド・ウィリアムズが打ち出した金字塔、シーズン出塁率「4割8分2厘」は、未だ、あのイチローですら破れない「歴代1位」の大記録であり…


返す返す、「ザ・レジェンド」とも言える両選手。


の、ベースボール・カード♪


このカードを入手した経緯は、昔々その昔、当ブログでも書きましたが、顧みるに1996年のニューヨーク…


その日は記録的な豪雪により、私はアパートから外出できず、1階のロビーから、ただ一面の銀世界を窓越しに眺めるのみ。立ち尽くしていました。


すると、年の頃、30代半ばの男性が近づいて来て、「君は日本人かい?」「ならば我が家に来ないか?」と私を誘います。


私とて「人を見抜く目」は養われており、その好意的な態度に、同アパート内にある彼の部屋を訪ねると。


そこには、彼のアメリカ人の父と、日本人の母が同居しており、突然の私の訪問にもウェルカムで暖かいスープをご馳走して下さる事に♪


何気ない日常会話を交わしながら、食後になると、70歳になろうかと言う温厚な人柄のお父様が…


「私の宝物を見せてあげるよ」と言うのです。


そして、父親の部屋に通されてビックリ!


辺り一面が「アメリカ大リーグのグッズ」で埋め尽くされている!


その数々のグッズの中で、お父様の「ひときわお気に入り」であるグッズが…


前年度、新人王にまで輝き、その「トルネード」で正に旋風を巻き起こした“現代のジョン万次郎”こと…


ロサンゼルス・ドジャース「野茂英雄投手」のルーキーグッズでした。


お父様は、穏かな口調で続けます。


「ここ数年、野球界は選手会側のストライキなどで、ファンが離れて行ってしまった」。


「そこを日本からやってきた一人の青年が救ったのだ」。


「私は彼を誇りに思い、同じ日本人である君にも感謝する」と。


そして、優しく2枚のベースボール・カードを私にプレゼントしてくれました。


それが、お父様のヒーローであった、写真の両選手。


言わずもがな、根っからの野球少年であり…


その活躍と志に胸を打たれた私が、「野茂投手の大ファン」にならない訳も無く。


野茂投手は、未だ私の永遠のヒーローであります。


そのヒーローのコメントが、この度のニュースで報じられておりました。


記事タイトル:《野茂臨時コーチ「今年1年、カープファン」》


広島カープが11日、沖縄市での1次キャンプを打ち上げた。


野茂臨時コーチは「なるべくゲームも見て、いいアドバイスができれば」。


「今年1年、カープファンで行こうと思います」と“コイ党”を宣言。


野村監督は「シーズン中も連絡をくれて、外から見たイメージを伝えてほしい」。


「機会があれば広島にも来てくれると思う」と臨時コーチの“再登板”を願った。


あの野茂さんが、「コイ党」を宣言して下さる!


この記事を読んだ瞬間、もう「条件反射」で少年の様に私が喜んだ事は言うまでもありません。


「野茂さんがカープファン♪」


記事では「今年1年」と書かれようとも、引退後も「その経験」を買い、臨時コーチにまで招聘してくれたチームから簡単に気持ちが離れる訳はなく。


まずは、同氏を臨時コーチに招いて下さった「野村監督の大ホームラン」に感謝すると共に。


やはり「明るい便り」って良いモノです♪

2010年2月09日  帯びる現実味



今シーズン、広島ビッグアーチで使用する音源を作成して参りました♪


場所は、毎年恒例の「加藤健一スタジオ」。


ちなみに、ここは如何なる音でも生み出す事の出来る魔法の館であり。


時間があれば、何時間でも録音に編集等を繰り返し…


いつまでも「好きな音源を作っていたい」衝動に駆られてしまいます(笑)


そして、作業としては。


「2009年」と録音していたコメント部分を「2010年」と読み直したり。


今シーズンより新たに導入する曲を、各パートにフィットする様に短く切ったり、長く伸ばしたり。


音質も変えれば声質も変える。


そんな中、次の様な字面が並び、それを実際に読んでみると…


The AFC Champions League 2010


Between Shandong Luneng Taishan from CHINA


And Sanfrecce Hiroshima from JAPAN.


改めて実感します。


長年に亘って応援し続けて来たクラブが。


世界へ。


やばい。


夢が溢れてる♪

2010年2月08日  Hey!You!


本日も、生放送後に「アテレコ」へ行って参りました♪


補足までにアテレコとは、簡単に言うと、TVアニメで言う「キャラクターの声を担当する声優業務」。


劇中(映像作品)のキャラクター、人形等に声を「後から充てて録音する」ことから…


時にアフター・レコーディングで「アフレコ」とも呼ばれたり、とどのつまりは「声の録音作業」です。


「喋る」と言う業務は、テレビで、ラジオで、舞台で。


また、フリートークにナレーション、実況やリポート、キャスター、etc。


実に形態が多種多様であり、いかなる喋り手であっても、大なり小なり「得手・不得手」(得意・不得意)の分野は存在するモノ。


誰よりもニュースは上手に読むが、バラエティは、からっきしであったり。


フリートークでは誰よりも伸び伸び喋るが、原稿を読ませればグダグダであったり、その逆も。


そう考えると、キー局(東京)のアナウンサーなど、そのあらゆる機会(場)を高いレベルで若い時代から経験しますので。


例えば、六角形のレーダー・チャートに「自らのスキル」を書き込むならば。


線を結んで出来上がる六角形が大きく、しかも非常にバランスの良いモノが形成されます。


元々、超〜狭き門をくぐり、才能が豊かで可能性を秘めた“前途有望な人材”が好環境で鍛えられるのですから…


飲み込みの速さであったり状況判断、勘の良さは、やはり目を見張るモノが♪


私ごときが偉そうに言わせて頂くならば!です(笑)


しかし&しかし!


何を持って「上手 or 下手」であったり、百人中“百人が支持する”喋り手が、決して優れた喋り手でもなく。


そこで&そこで!話は冒頭に戻りますけども。


広い業界の末席に座る私とて、これまでも国内外で、それは無数の経験を積んで来ておりますので…


地方競馬の駄馬なる私であれ、中央競馬のサラブレッドに対抗する技、と言うよりは「種目」くらいは持ち合わせております。


それが、「スタジアムDJ」業務であったり、また「アテレコ」業務。


思い上がった「過信」ではなく、険しい道を歩んで来た「自負」とでも申しましょうか。


無論、「自らが上手」などとは間違っても思っておりません。


でも、上記の“ストロング・ポイント”として挙げた2つの業務ならば、キー局のアナウンサーに対しても“充分”に対抗できる?


まず負けないでしょう(笑)


ただし!そんな「負けん気」も、今は昔♪


それこそ、何年も前の自分ならば、「とにかく上を目指す!」と息巻いていたので、同業者に対しても「対抗意識」ムキ出しでした。


しかしながら、今は、ナンバー・ワンだろうがオンリー・ワンだろうが、そんな事には全く興味もなく…


「己を知った」のかな?(笑)


“自分のスタイル”で自らを極めて行くのみです。


まだまだ、「心・技・体」の全てにおいて弱輩であり、発展途上ですから。

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