「男」を上げる人 下げる人

本日、サッカースタジアム検討協議会が開催されました。

私などが、同協議会について「ここ最近」感じている事は?

「会議に資料を提供する受注業者は無念だろうな」の一点につきます。

それは何故か?

もう行政から業者へ対して、水面下で「ああ」だの「こう」だのオーダーの連続なので。

業者の経験と能力を持ち合わせた「最大限のパフォーマンス」など封殺され。

兎にも角にも「旧市民球場跡地」の評価に、一つでも多くの「△」をつけるべく。

滑稽なまでに、あらゆる素材を「執拗に」引っ張り出す状態。

既に、「検討」ではなく「因縁をつける」域にまで達している(失笑)

かと申しまして、これだけ要望の高い場所を選考の段階では?

「選挙を半年後に控えながら」絶対に落とせないので、残さざるをえない。

しかし、面倒を見て下さっている方々は、「旧市民球場跡地ハズシの宇品オシ」。

何とか選考段階の評価で、宇品へ「◎」を一つでも多くつけたいが為に。

これまた、あらゆるファクターを強引、不自然なまでに引きずり出すモノですから。

「そもそも何の為にサッカースタジアム検討協議会が設けられたか?」とのコンセプト等々は?

とうの昔、はるか彼方へ飛び去っております。

表向きには「対話にビジョンに実行」だのと謳いながら。

スタジアム関連に留まりませんが。

全て「一部の者」だけで「結論ありき」の決め打ちを展開。

しかも、その「一部の者」が優れた案やビジョンを持ち合わせいたらば。

百歩譲って、「歩み寄る」気持ちも芽生えるなれど。

正直に、現実を申し上げれば、既に「アナタ方の発想の時代」ではない。

その「外し度合い」たるや。

「えっ?!本当に、そう思われているのですか?」と、疑う程に外れている。

確かに、政治にしても行政にしても、奇麗事で回っている世界ではありません。

しかし、ここまで明け透けに「バイアスを掛ける」その拙さと。

また、その狡猾(こうかつ:悪賢い)さに、怒りや憤りを通り越し。

私ごときが、他を「哀れむ」などの立場にありませんが、市民の方々が不憫でならない。

「胸中」には明確な「結論」がありながら、明かす事も、訴える事もせず。

「そこ」が、大多数の市民と齟齬が生じているが為、衝突を避けての先送り。

とどのつまり、イタズラに時間だけを浪費させている。

もっと真っ直ぐにスッキリと振る舞えないモノなのか?

繰り返しとなれ、本来ならば「広島市の明るい未来を皆で創出する」。

「ワクワク・ドキドキ」しなければならない案件です。

投稿日 : 2014年9月30日
 「男」を上げる人 下げる人

 消火の活動

週が明け、月曜日の9月29日。

9月議会では委員会へ突入しながらも、丁度「1週間前」となる、自らの一般質問について。

事前に準備しながらも、議会の「再質問における回数」のルール上、発言できなかった事を。

今一度、振り返って参りたい所存です。

まず、私が質疑を行なった内容を抜粋すれば、下記の通り。

「この度の災害における、初動を含めた行政対応について伺います」

「20日未明、午前1時15分に、県と気象台から土砂災害警戒情報が発表され」

「消防局長は午前1時35分に、広島市災害警戒本部を設置されました」

「そこで、広島市地域防災計画によると、通常、市の災害警戒本部が設置された後は」

「ただちに、その旨を市長に報告されなければなりませんが」

「本市が9月11日に発表された『豪雨災害における初動対応の概要』には」

「市長へ報告された記述が一切ありません」

「その後、積算雨量がレベル5まで達しては、ガケ崩れや『市民が生き埋めになる』などの連絡が相次ぎ」

「午前3時30分に災害対策本部が設置されますが、通常、対策本部は市長が設置されるにも拘わらず」

「午前3時23分に消防局長の進言により『副市長が市長よりも先に了承している事実』にもある通り」

「これは市長に事故がある時に限られます」

「その後、市長が午前7時15分に登庁され、午前7時30分に災害対策本部にて本部員会議が開かれる事となりますが」

「市長は、最初の連絡から登庁までについて『寝たり休んだりしながら情報を聞き、対策会議を開くという事で関係者を招集した』と述べられました」

「一方、県の対応に目を移せば、午前6時には、湯崎知事が県庁の災害対策本部にて会議を開かれており」 (知事は5時に登庁)

「しかも、本市が行った午前6時28分の『自衛隊への派遣要請』につきましても」

「本来ならば、その審議決定は、市長の指揮下、先ずは本部員会議で協議されるべき事項です」

「ここまでの時系列と、その事実関係を参照すると、現に災害が発生し」

「異常な降雨量などの情報や『約600件にも上る119番通報』が殺到しては」

「何より『市民や自らの部下である消防隊員が生き埋めになっている』との、人命にも係わる不確定要素の一報を聞いた際は」

「市長であろうと部長であろうと、先ずは人として『真っ先に対策本部へ駆けつけるべき心情』に駆られるのではないでしょうか?」

「しかし、そこはご自身が述べられた通り『電話対応で何とかなる』と捉えられていた」

(中略)

「今一度、東日本大震災の発生時に目を向ければ、主要なる職員の殆どが、直ぐに対策本部へ駆けつけており」

「コレは『自分の役割を理解し、強い責任感と使命感を持っていたからこそ』と、後述されております」

「こうした、人命を大きく左右する初動対応につきましては、設置された検証部会で充分に検証が行われ、報告されると存じますが…」

と、行なった質疑の一部は上記の通りとなりますけども。

私が、災害から約1ヶ月が経過した議場にて、幾度も報道された「時系列の動き」を、なぜ再現したか?と申せば。

ココから先が、再質問で用意しながら、口から発せられなかった「質疑」の内容となれ。

その前に、私は神聖なる議場にて、根も葉もない「出任せ」をノリで口走れないので。

事前、兎にも角にも各方面に徹底して「取材」を行ないました。

一般市民に、市職員、消防局員も、デスク担当から現場(現地)で従事された方々。

また、国から対策本部へ駆け付けて下さった方々にしても、複数の所管にまたがり、色んな方々から話を伺った。

そして、結果的に、私は議場で「問う」機会を逸しては、ココへの「答弁」を得られなかったので、コレから先は、あくまで。

「私見」であり、「架空」であり、「推測の域」を脱する事はありませんけども。

まず、消防局長に、危機管理部長の「パーソナリティー」をご存知の方々であれば、異論はないかと思われますが。

お二人とも、責任感の強い、実直(誠実で正直)で堅実(シッカリして危なげない)な「お人柄」でいらっしゃる。

次に、顧みれば「消防局が降雨に関する重要なFAXを見落としていた」との報道があり、実際に消防局が謝罪までされた訳ですが。

私は気象関連に友人が存在しますけども、こうした降雨量や降雨予測に関する「注意喚起のFAX」は?

通常、確認の意味も込めて、見落としの無い様に「再送信」まで行なわれます。

ましてや、同時刻は気象関係の情報に、複数の人々が「最も過敏」になっている真っ最中。

「一般的」と言うよりも、「常識的」に素人が考えてみても、危機管理のエキスパート(消防局員)は、こうした状況下。

「細心の注意を払う」べく、更に神経を研ぎ澄ませて行くモノで。

冷静さを失い、パニックに陥っては「FAXを見落とす」なんて、絶対にない!(あくまで私の推測です)

それは、「FAX機に受信されながら、何らかの理由でプリントアウトされなかった」と。

全くもって曖昧な「事実確認」が検証部会でリポートとして挙げられておりましたけども。

繰り返しますが、あの鍛え上げられた、経験豊富な災害対応の「プロ」の方々が。

この状況下に、そんなミスは絶対にしない!(それくらいの修羅場をくぐられている)

ゆえ、私は行政に問いただしたかった。

「私の申した時系列上では、合点の行かない不明な点の連続でしたけども」

「明らかに当初から『7時30分』に会議を設定したのではなく、ようやく市長と連絡が取れて、即座に本部員会議を設定した…」

「最速の時間が、たまたまルーティーンにも近い7時30分なだけであり、コレは何を意味するのか?」

「午前1時台に、全ての危機防災体制を起動させるFAXを『敢えて見落とした』事にして、倫理的な登庁義務等を有耶無耶に…」

イコール。

仲間(消防局員)が殉職しながらも、連日に亘り、不眠不休で全力を尽くす消防局へ。

「敢えて組織を守るべく、罪を被らせてないか?」との一点を問いたかったのです。

勿論、本会議場では、真相は何処にあれ、私への問いに500%「ハイ」など口にされないのは承知。

繰り返しとなりますが、全て私の推測であり、憶測の域。

しかし、取材を進めれば進める程に「心の中の確証」は克明となり。

その時点で何週間も帰宅できない消防隊員さんが何人もいらっしゃるのは重々承知していたので。

私は自らの「肌感覚」を信じ、この所業に一石を投じたかった次第。

補足となれ、今になって「後づけ」で申しているのではなく。

私は他の議員さんへ、議会前から上記の話をして、前日も「議会で問う」話をしていた。

次に、消防局員をはじめ、市職員は、この辺りの話を、当然ながら私へ一切いたしませんので。

本当に「原因不明のFAX故障」(単なる見落とし)だった可能性もある。

しかし、仮に、仮にであれ、私の「仮説」が正しかったらば?

「人心掌握」など、永遠に…。

と、行政組織を甘く見てはならず、そこを得られずとも機能して回るのが「行政」。

でも。

その場合、「瓦解の序章」である事に間違いはありません。

「心」って、信頼関係には非常に大事ですから。

投稿日 : 2014年9月29日
 消火の活動

 「コール!」

9月議会は一般質問が終わり、本日は委員会。

私は、本会議に引き続き、この建設委員会でも。

安佐南区の「背骨」とも呼べる「長束八木腺」について、質疑をさせて頂いた次第。

その内容を要約すれば。

現在、国レベルでも「防災幹線道路の確保が急務」と掲げられ。

また、近年も人口の増加が著しい「祇園・山本地区」に於いて。

酷い渋滞が慢性化しており、こうした諸課題の改善策としては?

「八木長束線、並びに同路線の都心部側の整備を早急に進めるべき!」

「と考えるが、行政は如何に検討、取り組んでいらっしゃいますか?!」と。

話を続ければ、平成18年11月の「都市計画道路・見直しの基本方針」にて。

この長束八木腺を「都心部側」に接続する際。

(安佐南区と西区の境、「祇園大橋」付近に接続)

「ルートの設定に問題がある」と、行政は明確に示しておりました。

しかし、そこから「7年」が経過しても。

市民の皆様どころか、議会内ですら「検討」の話は聞こえて来ない。

何故ならば、そのハードルを「現場が最も認識」されているから。

表現は不穏当ながら、行政としては…

「行くも試練、戻るも試練」の板挟み状態。

もし、行くとすれば?

確実に莫大な時間に費用と、何より「折衝」(調整)が必要となる。

もし、戻るとしても?

昭和34年に都市計画決定を行ない、特定の地域へ。

行政は、今日までの50年間、市民の財産に…

継続して「建築制限」を掛け続けておりますので。

(ゆえ、当該の地区は未だビルも建てられません)

時代も社会情勢も変化を遂げたが故に…

「都心部側の整備を断念します」なんて口にした日は?

長年にわたる、不当、不要なる制限への清算として。

住民訴訟など起こされたらば、判決は明白。

ちなみに、私は上記の背景を把握しながら…

単なる意地悪や功名心で「長束八木腺」に言及しているのではなく。

地元住民の「渋滞解消」を要望する声たるや切実で。

継続しては、行政へ「渋滞の改善・解消」を届けられている。

しかし、年に一度しか使わない「バーベキューセット」の如く。

廃棄はせずとも、頻繁に磨き続けるでもなく、機会があれば思い出す状態。

まるで熟成させるが如く、先延ばしに先延ばしを重ね。

気づけば、八方塞に陥っていた行政は?

今日まで、そして今後も、この「都心部側の接続問題」を…

「誰一人に触れて欲しくなかった」のが実状。

そんな「触れてはなんねぇ」「開けてはならねぇだ!」と。

先代より脈々と受け継がれて来たパンドラ箱を。

不意に、私が。

チョコレート・ボックスの様に「カパッ!」と開けるモノですから。

もう行政側としては、取り繕った「詭弁」の連続。

9月22日の本会議場と、本日の委員会での答弁に…

見事なまでの「齟齬」が生じ。

(一夜漬けで何でもかんでも拾い集めて取り繕うから)

私は委員会で行政側と問答をしている最中、正直な話「あきれ返り」。

「ココじゃダメだ」と、カードを切る事すら止めました。

直ぐに始まる決算特別委員会では?

面と向かって、組織のトップがいらしゃる。

今回は、如何なる工作が行なわれたのか。

本会議に続いて。

第2ラウンドだ。

投稿日 : 2014年9月26日
 「コール!」

 献身

まずは、議会での一般質問を終えました。

うむ。

何でしょう。

どこか後味の悪さが残っております。

と、申しますのも。

それは行政側から頂戴した「答弁」云々にあらず。

議場でも発言させて頂いたのですが。

「今現在、最も求められている事は?」

皆がオール広島で一丸となり。

共に、この災害後、復旧、復興へ向けて一丸となる事。

また、その為の一つのファクターとして。

行政や議会が、安定して機能しては。

今後も、冷静、かつ迅速な判断の上で。

取り組まなければならない。

ゆえ、私も「未来志向」で。

建設的な話に持って行きたいのは当然。

しかし、市民の皆様の生命、身体、財産を。

今後も必ずや守るべく。

言うなれば、この度の「教訓を活かす」べく。

「検証」もそこそこに、前へは進めません。

如何に受け取られるかは「受け取り手」次第なれ。

私ごときは何も、犯人捜しをしたい訳でも。

ましてや、特定個人や組織を糾弾したい訳でもなく。

ただし。

この度の災害後、取材すれば、する程に。

「74人」全員とは行かずとも。

尊い命を、一つでも多く救えた可能性があったのは。

あくまで私見ですが、確実に存在する。

しかも、ここまでの「教訓」を。

「成果」と呼ぶ行政。

また、「国と市との連携が良かった」と市長は述べられましたが。

ならば。

安倍首相が市長を如何に評価していたのか、ご存知なのか?

だからこそ。

「本当に国と市の連携が良かった(機能していた)と思っているのですか?」

「そんな認識であれば亡くなられた方々が浮かばれませんよ?」

と、追求すれば。

「“良かった♪”と言葉尻を取るのは止めて下さい!」と逆上され。

会話が成立しない。

私とて、声を発しなければ済むモノを。

しかし、その様な。

市民の皆様への「背信行為」を選択するくらいなら。

議員など、続けるべきではなく。

自らの心情としても。

「どこまで?何を?どうすれば?」と。

葛藤と申しますか、そりゃ苦しい。

ゆえ、どんなにヘトヘトになって、深夜遅く就寝しようとも。

この10日前後、必ずや朝の4時には目が覚める。

「竜史、戦っとんなぁ…」と、自らで痛切したモノ。

貴重な、それは貴重な経験を積ませて頂いております。

ここ数週間、目を通しては書き込んだ莫大な資料。

そして、取材ノートを前に。

一般質問を終え、ホっとはしておりませんが。

様々な感情が胸に去来している次第。

一つでも多くの笑顔を、この街に。

不肖なる私は、引き続き、真摯に取り組むのみです。

ふう。

久々に見上げる機会を得た夕焼けは、かくも美しかった。

投稿日 : 2014年9月22日
 献身

 determination

いつからブログを更新していなかったのか?

それすら定かではない日々を送っておりました。

と、申しますのも、9月議会が開会して。

来週の月曜日から一般質問が始まります。

私は、この一般質問にて。

“初日”のトップバッターで登壇させて頂くので。

この度の大規模災害を受けて、初めての議会であり。

そこで、初めての議員からの質疑となる。

胸に去来するは、プレッシャー云々でなく。

これだけ甚大なる災害について触れさせて頂くので。

当然であり大前提なのですが。

「取っては付けた」様な発言は出来ません。

ゆえ、それは連日にわたり。

徹底して準備を進めておりました。

徹底して。

うむ。

月曜日の朝10時。

正々堂々とリングに上がって参ります。

投稿日 : 2014年9月20日
 determination

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