献身

まずは、議会での一般質問を終えました。

うむ。

何でしょう。

どこか後味の悪さが残っております。

と、申しますのも。

それは行政側から頂戴した「答弁」云々にあらず。

議場でも発言させて頂いたのですが。

「今現在、最も求められている事は?」

皆がオール広島で一丸となり。

共に、この災害後、復旧、復興へ向けて一丸となる事。

また、その為の一つのファクターとして。

行政や議会が、安定して機能しては。

今後も、冷静、かつ迅速な判断の上で。

取り組まなければならない。

ゆえ、私も「未来志向」で。

建設的な話に持って行きたいのは当然。

しかし、市民の皆様の生命、身体、財産を。

今後も必ずや守るべく。

言うなれば、この度の「教訓を活かす」べく。

「検証」もそこそこに、前へは進めません。

如何に受け取られるかは「受け取り手」次第なれ。

私ごときは何も、犯人捜しをしたい訳でも。

ましてや、特定個人や組織を糾弾したい訳でもなく。

ただし。

この度の災害後、取材すれば、する程に。

「74人」全員とは行かずとも。

尊い命を、一つでも多く救えた可能性があったのは。

あくまで私見ですが、確実に存在する。

しかも、ここまでの「教訓」を。

「成果」と呼ぶ行政。

また、「国と市との連携が良かった」と市長は述べられましたが。

ならば。

安倍首相が市長を如何に評価していたのか、ご存知なのか?

だからこそ。

「本当に国と市の連携が良かった(機能していた)と思っているのですか?」

「そんな認識であれば亡くなられた方々が浮かばれませんよ?」

と、追求すれば。

「“良かった♪”と言葉尻を取るのは止めて下さい!」と逆上され。

会話が成立しない。

私とて、声を発しなければ済むモノを。

しかし、その様な。

市民の皆様への「背信行為」を選択するくらいなら。

議員など、続けるべきではなく。

自らの心情としても。

「どこまで?何を?どうすれば?」と。

葛藤と申しますか、そりゃ苦しい。

ゆえ、どんなにヘトヘトになって、深夜遅く就寝しようとも。

この10日前後、必ずや朝の4時には目が覚める。

「竜史、戦っとんなぁ…」と、自らで痛切したモノ。

貴重な、それは貴重な経験を積ませて頂いております。

ここ数週間、目を通しては書き込んだ莫大な資料。

そして、取材ノートを前に。

一般質問を終え、ホっとはしておりませんが。

様々な感情が胸に去来している次第。

一つでも多くの笑顔を、この街に。

不肖なる私は、引き続き、真摯に取り組むのみです。

ふう。

久々に見上げる機会を得た夕焼けは、かくも美しかった。

投稿日 : 2014年9月22日

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