日暮れて道遠し

平日の夕刻。

いきなり写真では、グローブを片手にバットを担ぎ、スパイクを履いては。

嬉々として玄関からグランドへ向かう、成人男性が一人。

さて。

「地域コミュニティの再生」が、改めて問われている昨今。

「地域コミュニティ」とは?

簡略して申せば、「ご近所同士のお付き合い」の集合体。

近年、全国各地で発生した災害時には。

「ご近所同士で情報交換を行い、共に避難しては、復旧を助け合う」など。

「互いに支え合う」重要性を、誰もが痛感、再発見いたしました。

また、子供達やお年寄りを「顔見知り」が見守るなど。

防犯、防災に留まらず、血の通う、風通しの良い住環境へも。

多大に寄与するのが、この地域コミュニティ。

こうした集団にコミットすれば、「面倒くさい」「わずらわしい」等々。

心身ともに、何らかの負荷は新たに派生してしまうモノですが。

「他人への気遣い、思い遣り」は?

本来ならば、「何かのリターンを求める」にあらずで。

「人づき合い」に損得勘定を優先させるモノではございません♪

重ねて、時代の趨勢(すうせい:なりゆき)と申しましょうか。

今後は、右肩上がりの見込み難い、多種多様の「行政サービス」。

「カット」であったり「受益者の負担」であったりと。

サービスが「現状維持」ないし「縮小傾向」へ向かうは明白であり。

そこを、無償の貸与であり奉仕としての“マンパワー”を結集させては。

補完して行かなければならないのが、今後…

「地域コミュニティ」の担う重要な役割であり、喫緊の課題でもある。

と、グズグズ述べて参りましたが、とどのつまり。

ベタベタしないまでも、あらゆる人々の孤立化を防いでは。

合縁奇縁で、時を同じくして、同じ空気を共有する者同士。

個々の意思(主体性)やライフ・スタイルは尊重しながら。

強制はせずとも、可能な限り「仲良く楽しく、共生しましょう♪」と。

そんなこんなで、私も手の届く範囲を徐々に広げながら…

色々な場所へ顔を突っ込んでおりまして。

「地域のスポーツ(コミュニティ)活動」も、その一つ。

昨晩なども、冒頭の通り、業務を切り上げ…

音速で帰宅してはユニフォームへ着替え、ソフトボールの公式戦に参加。

グランドは薄暮から漆黒の夜空を照らすナイターへ突入しながら。

試合は、取って、取られての「大」乱打戦!

私も、3番・ファーストで先発出場し、僭越ながら…

昔取った杵柄(きねづか)をフル活用しての「3打数3安打、1ホームラン」。

チームに貢献しては「15対14」で(笑)勝利を収めたのですが。

試合後のグランドは、チームの敵味方を問わず…

「今日は、えぇ試合じゃった!」との声と、清々しい笑顔で溢れたり♪

敢えて申す話ではなくとも、もしも地域で有事のある際は?

皆が、地域の為に、ご近所さんの為に。

抜群の連携(チームプレー)を発揮するモノかと。

私なども引き続き、そんな発端となる…

「キッカケづくり」を創出していかなければならぬ。

と、考えては、アクションが「思考内」で完結せぬよう。

手探りながら、現在も具現化するべく取り組んでいる次第で。

何より、継続して参る所存です。

投稿日 : 2015年5月22日

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