What's wrong?

一見、酷似しているようで否なる3枚の写真。

午前中に自宅から議会棟へ向かう「往路」から。

正午に議会棟から安佐南区の評議会へ向かう「復路」に。

そして、午後から再度、議会棟へ向かう「往路」と。

流石に帰宅する23時過ぎの真っ暗な「復路」の写真はありませんが。

悪戯なスケジュールに、自転車で同じ道を、行ったり来たり。

走行距離は約40kmで、かくもかいたり、汗!あせ!アセ!

お蔭様で、爽快な1日を過ごさせて頂きました。

さて。

話は広島市議会へ移り、本日の朝刊にて。

「広島市議会“10会派”乱立」との見出しが躍りましたが。

続いて、また新たに市民連合から2人が独立され会派を組まれたので。

会派は合計で「11」と、この数日間で、更に細分化が進む事に。

そもそも、会派とは?

議会内で活動を展開するに当たり、主義に主張や方向性。

時に政党も一致しては、目標を共有、実現へ向けて共闘する各々の議員集合体。

ちなみに、全国の議会で「交渉会派」として認められる人数構成の基準は?

「5人以上」の所が多く、広島市議会の場合は「3人」から。

つまり、時に「1人会派」など耳にしますけども。

実質「1人」は、会派であれど「会派」ではなく。

本会議に、予算や決算の特別委員会にせよ。

「会派を構成する人数」の多寡(たか:多い少ない)により。

発言機会であり、発言時間が「配分」されるので。

「1人」では、必然的に「発言」機会が制約される。

他方、「最大会派」とのワードも聞かれますが。

大きな会派へ属すれば、議員として発言機会は多く得られるなど。

“数の世界”にて相応の力を各所で発揮するにせよ。

個性豊かな面々の集う大所帯では、まず会派内での調整(合意形成)が必要で。

いずれにせよ、ひとたび会派を構成するとなれば、必ず一長一短は伴います。

そこで、現場から1つご理解を頂きたいのは?!

各メディアより報じられる「会派の乱立」に触れたらば…

「議員が好き勝手に離合集散しよってからに!」

と、条件反射で「ネガティブ」に受け取られるケースも多いかと。

しかし、以前より繰り返し申し上げている通り。

例えば、もしもコレが「二大」政党制の如く。

会派が「2つ」や「3つ」しか存在しない場合。

行政の無謬性を問う、チェックでありフィルター機能の求められる議会に於いて。

「ココの会派とアソコの会派さえ押さえれば、ハイ!終わり♪」と。

色んな案件が、簡単に「スルー」するぅリスクは高まります。

ながら、会派が多い事は、幾つもの理念や思想が混在し。

議会の多様性が担保されては、発信チャンネルも増えるので。

二元代表制のモジュール(機能・単位)として。

安直に「喜ぶべき」とまでは申さずとも、功罪の「功」もある。

何より、諸外国では、選出議員が会派を構成するでなし。

「個々」で政策の賛否を判断、議決したりする議会もあって。

この多様化を極める世にあり、「社会の縮図」としては。

まさにダイバーシティ方式で、必然的な帰着かもしれません。

いずれにせよ、私などは色即是空の境地。

汝、実体に囚われるなかれと。

周囲が混沌としようとも、ただ無心に「一所」懸命。

より良い未来へ向け。

冒頭のように、漕いで、漕いで、参る所存です。

投稿日 : 2015年5月26日

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