共同体

土曜日の午前9時30分に地域の公民館へ。

社協の評議会が行なわれては、来月に迫る敬老会の準備。

そして…

日曜日の午後9時30分に地域の公民館へ。

おやじの会にて、地域の小学校で夏祭りが行なわれ。

焼きそばブースを出店後、焼きに焼いては、大盛況のうちに幕を閉じ。

調理器具やコンロ等の後片付けに訪れたのが…

この二日間で幾度も足を運んだ公民館。

まさに、公民館で始まり、公民館で終わった週末であれ。

この間も。

老若男女を問わず、沢山の地域住民の方々と言葉を交わし。

共に考え、共に行動しては、共に形にして参りました。

地域へ一歩、足を踏み込むと。

何らかの規律(ローカル・ルール)であったり、人々への配慮など。

気遣い、気苦労も絶えず、それを?

「面倒」と受け取り、一定の距離を置かれる方々も…

決して少なくない、昨今。

しかし、そこを補い、余りある有形無形なるモノを届けて下さるのも?

何かの偶然に。

同じ時に、同じ地域に暮らす近隣の方々だったり致します。

私も、全く周囲へ無関心の「我一人で行かん」スタンド・アローン人間から。

その辺りに、徐々に気づき始めたのは30代半ば頃からでしたが。

言わずもがな、気づけて幸いで、そこには幾つかのキッカケがあった。

昨晩も、地域の方々と。

笛と太鼓の音を耳に、繰り広げられる神楽を目前にしながら。

「継続的にキッカケを創出して行かなければなりませんね」

「子供達まで、あんなに喜んでますよ♪」

と、改めて…。

ふう。

暑く熱い週末ではありましたが、迫り来るウイーク・デイ。

さて、台風の行方は如何に。

投稿日 : 2015年8月23日
 共同体

 案ずるより産むが易し

唐突ながら、周知の通り、私めは良くも悪くも直情型の人間であり。

思い立ったらば「直ぐ行動」の性分。

そこで、あれは数ヶ月前に遡りますけども。

地元ニュースを見ていると、昨年8月20日の豪雨災害後から今日まで。

継続して被災地へ入り、ボランティア活動に従事されている人物の…

日々や横顔が特集、報じられておりまして。

私が胸中に抱き続けていた「想い」と映像の人物像が、惑星直列の如く合致!

さて。

なにも、そんな大仰でセンセーショナルな話でなくとも、続けるとして。

先の阪神や東日本の大震災しかり、この度の広島豪雨災害しかり。

「災害ボランティの方々なくして、復旧・復興なし!」と申しても過言では無い程に。

ボランティアの方々が多大なるマンパワーを発揮され。

“被災地の未来形成”に寄与された事は、特筆するまでもありません。

無論、基本的にボランティアの方々は、その善意から、自ら志願され。

無償で取り組まれる“奉仕者”であり。

見返りや対価を求めない、からこその「ボランティア」。

しかしながら、長期に亘り、被災地へ身も心も捧げて下さっているボランティアの方々にも。

個々で「自らの生活」があったり「家族」を抱えていらっしゃるわけで。

あくまで個人的な感慨であれ、いつまでもボランティアの方々に「お願いし過ぎる」のも…

心から謝意を抱きながら、いち市民として、どこか「申し訳ない」気持ちで一杯。

ただし「自発的にボランティアへ取り組んでいる方々」へ対し。

他人が「下手に介入する」のは、完全なる筋違いで。

「こちとら自らの意思で行動してるんでぇい!余計なお世話だ!」って話。

重ねて。

現在の被災地で申せば、「私有地(家屋・畑)の土砂撤去」等々…

まだまだ多種多様なるボランティア・ニーズは存在しますけども。

「発災直後から半年間」くらいの時期と比べれば?

“減少傾向”にある事は確か。

ゆえに、今なお活動を継続して下さっているボランティアの方々へ対して。

コレは勝手な「私の構想」となれ。

今度は、次なるステップとして、都市の防災・減災にお力添えを頂戴するべく。

ご理解、ご賛同を得られた一部の方々でも構わないので…

皆で「山」(森林)へ入り!

土砂災害等の発生し難い、いわゆる整備された「災害に強い森づくり」へ向けて。

「一緒に取り組むのは如何でしょうか?」と。

※「山々」とは、何も安佐南区や安佐北区に限らず

大前提として、現在の森林は全国的にも?

「山の所有者が不明瞭」であったりと、その管理状態に目を向けても…

「よし!カマと、ノコと、チェーンソーを手に!さあ!山へ入ろう!」

そんな簡単な状況にはありません。悲しかな現実として。

しかし、全てを“行政だのみ”にするにあらず。

しかも、いつ次なる災害が訪れるかも知れず。

高い障壁を前に、「難題ばかり並べて」たたずんでも、前には進めない。

運命共同体に属する、小回りの利く「一人の市民」として…

ご近所さんの生命や財産を守り得る可能性は… あるのですから。

また、先に触れた通り。

「ボランティアして下さるのだから、ボランティアを続けてもらおうよ」

と、際限なく甘んじるでなし。

例えば、高知県などの好例で申せば、ボランティアで木々を伐採すれば?

わずかばかりであれ、1日の交通費や食費を充分にまかなえる程の…

その「地域のみ」で使用可能な商品券に「換金」する制度もあって。

言わずもがな、時間と労力を費やして下さるボランティアの方々へ…

たとえ換金が目当てでなくとも、ある意味で「ご恩返し」する、好循環も生まれる。

また、行く行くは、そうした方々の中から、これだけ農林業の従事者が高齢化している折。

次代を担う、フォレスター(森のプロフェッショナル)が誕生して下されば、更にヨシ!

ついては、そんな長々と書き綴った構想を…

先だって、一部のボランティアの方々に提言させて頂いたところ?

幸いかな、好感触の返答を頂戴いたしました♪

当然、一足飛びに前進するモノでないのは重々承知。

ながら、先ずは掲げ、目指しては、やってみましょうよ!と。

そこで、展開は写真@からAへ。そこからBへと。

私も口だけパクパクさせていてもしょうがなく。

暗中模索ながら「何かしたい!」と、既に山へ入り始めておりまして。

模索中であれ、先ずは、やれる事を、やれる人々と共に、やってみる。

子供や孫たちの世代に、この財産であり“宝”である山々の緑をキチンと残し。

災害にも強い森づくり、まちづくりへ向けて。

To be continued …

投稿日 : 2015年8月21日
 案ずるより産むが易し

 共に何が出来るのか

8.20豪雨災害から一年。

本日は、各所にて慰霊祭や追悼式が行なわれ。

私も、国際会議場での追悼式へ出席させて頂いたのですが。

改めて、亡くなられた方々へ、心から哀悼の意を表すとともに。

一万人を超える被災された方々へおかれましても。

謹んで、お見舞いを申し上げます。

そこで、この災害関連につきましては。

発災直後から今日までを振り返り、書き綴りたい事は無数にあれど。

ここに自己弁護でなく。

被災者の方々へ向けての言い訳や気休めでもなく。

一つ申し上げられる事は。

時の経過により、この災害が決して風化されぬよう。

また、尊い犠牲を無にせず、今後へ生かし、活かすべく。

私なども、あの日から今日まで。

微力ながら、継続して取り組ませて頂いている所存であり。

それは何も。

「私はアレやコレをやっている!」と喧伝したいわけでなし。

繰り返しとなれ。

有り難いかな、未だそこかしこに復旧・復興に従事する同士が存在しては。

「今なお私共は決して忘れてはいません」

「おこがましいながら一人ではありませんよ」

と、その旨を発信しては、お伝えしたい次第で。

重ねて、決して不安を煽るつもりはなくとも。

例えば、災害発生の規模にもよりますが、砂防堰堤が完成したからと言い。

土砂災害が「完璧」に防げるモノではありませんし。

安佐南区や安佐北区に限らず、全国で最も急傾斜地の多い広島県。

県下、如何なる地域で同様の災害が起きる可能性がある。

折角の機会なので補足すれば。

山の表面には、「凸」と「凹」と「―」(平面)と、大きく分類して「3種」あり。

大規模な土砂災害とは、大よそ過去に山中にて。

人目に触れず、幾度も小規模の表層崩壊、土砂崩れを繰り返し。

結果、山肌の大きな「凹」の部分が受け皿となり、レールとなりて。

集まった雨水に土砂、時に地層部の岩石なども流れ落ちて来る。

この山肌にある幾つものレール(凹部分)の中で、確立から言って…

「最も大きなレールに砂防堰堤(ダム)を設置」するモノですが。

※あくまで端的な表現であり、実際は大きさのみならず複数の要因が加味されど

専門家が充分なる検証、計測を行なった後に。

砂防堰堤の「設置場所」が決められ、その工事が完了しようとも。

「無数に存在する他のレールから土砂が流れて来る可能性は常にはらんでいる」。

100%の「絶対」たる防災は世に存在せず、だからこそ。

「自助」や「共助」の部分を各々でも確立しては、「公助」すら、おぎない。

その「3つの助け合い」の均衡、バランスを図り。

保って行かなければなりません。

それは、被災地に留まらず、全てのエリアで。

私も引き続き。

市政のみならず、市井(しせい)の市民としても。

出来る事に、出来る限り、注力して参ります。

合掌

投稿日 : 2015年8月20日
 共に何が出来るのか

 夏の風物詩「デンタル・フェスタ」

12歳以下のサッカー少年達が、全国から広島の地に集い。

サッカーを通じて、交流を図り、親睦を深め、平和学習も行なう。

「平和記念デンタルサッカーフェスタ」が今年もやって参りました。

(当ブログでも、同大会について過去に幾度も触れておりますが)

そこで、繰り返しとなれ、この大会の何が妙(みょう)かって?

(妙:言うに言われぬほど優れていること)

大会参加・全16チームの「構成」(選抜)手法にあって。

広島市内からも、中区や南区、佐伯区など、バランス良くチームが選抜されれば。

広島県内からも、西部地区に、東広島地区、尾道・三原地区、福山地区に県北地区。

また、他の中国五県となる、山口、岡山、島根、鳥取からの選抜チームに。

特別招待枠として、福島県と長崎県のチームに加え。

この度は、特別「支援」枠として、あの豪雨災害の被災地から梅林小学校が招待され。

皆が、試合を通じ、夕餉(ゆうげ:晩の会食)を通じ、平和学習を通じて…

「全国にユニフォームの違うチームメイトの輪」を広げて行く♪

初日は、平和記念公園を訪れ、平和学習。

2日目は予選と晩には交流会が行なわれ、3日目は決勝ラウンドと表彰式の後に…

一部のチームは、広域公園に残って、サンフレッチェの試合観戦。

サポーターズ・シートでの観戦時など、子供達が各々お弁当やカキ氷を食べながら。

目をキラキラさせて空間を楽しんでおり、微笑ましいの何のって♪

また、例えば東日本大震災後から継続して参加して下さる「福島県」チームなどは?

この「夏の広島大会」に標準を合わせ、準備を整え。

年々チーム力を向上させながら、参加、挑んでいらっしゃる。

無論、「勝ち負け」(のみ)に拘った大会ではありませんが。

いわゆる「夏の甲子園大会」の如く。

「広島の全国大会」を一つの目標に掲げて頂けるのは、いち市民としても有り難い限りで。

うむ。ホント素晴らしい大会。

自らの子供に限らず。

それがヨソ様の子供であろうとも、「子供の笑顔」や「感動する子供」の姿とは?

その純度の高さに、かくも愛しく、大会に司会者として携わらせて頂きましたけども。

何より、コチラが浄化された次第です。

末尾に、この意義深い大会を継続されている関係者各位へ向けて。

準備段階の調整から、大会期間中も、炎天下に現場へ張り付かれるなど。

その御労苦に、心からのねぎらいと、笑顔の溢れる子供達になり代わり。

感謝、お礼を申し上げます。

m ( __ __ ) m

投稿日 : 2015年8月16日
 夏の風物詩「デンタル・フェスタ」

 お盆 《後編》

無事、待ち合わせ時刻前に現地へ到着?

「果たしてココが指定場所なのか」の確証も無く、確認しようにも、電波が届かなければ。

通行人も誰一人いらっしゃらず、ただただサラウンドで、蝉の鳴き声に包まれるのみ。

すると暫らくして、彼が「お待たせしました!」と、笑顔で登場し、ホっ♪

あの「祈念の山道」から続いては抱えていた不安も、ようやくココに来て解消される事に。

さて。

前号から続き、本当に「書き綴りたかった箇所」は、コレからで。

まず、待ち合わせの広場を中心として、一帯の集落で「約100人」が暮らしていらっしゃる事や。

その年齢構成に、農業等の話を、歩きながら、伺いながら。

何でも彼は、「町で唯一のカフェ」に案内すると言う。

表現は失礼なれ「目に入る民家が古民家」の連続で、「えっ?どこに?」と訝っていると?

そんな古民家を改築した、お洒落で可愛いカフェが、ひょっこりと現れる。

(店名を「田舎CAFEおそらゆき」と言います♪)

若い女性の店長さんが笑顔で迎えて下さり、家族連れのお客さんの姿に。

「農業のボランティア研修」で日本を訪れては短期滞在している、複数の外国人の姿まで。

「おお!」

「古い喫茶店に昔は浮名を流したであろう熟年ママと、そこへ集う顔馴染みのご年輩方」めいた。

“私の先入観”が、ことごとく打破され、生じるギャップ。

しかも、彼を含めた現地の人々が交わす何気ない言葉の節々に…

「この前、スイカを貰ったから、お礼に裏庭の草を刈っておいたよ♪」(あくまで比喩)

そんな感じの「地域の一体感」が、明白に輪郭を持って垣間見え。

正直な話、早くも到着直後、この時点で「そんな空気感」が羨ましかったりも。

その後、お伝え出来る限りの手薄な「我が喋りのノウハウ」を彼に伝授するべく通されたのが…

前述カフェの「離れ座敷」となる、これまた素敵な古民家で。

冬の時期などは、人々が集っては「いろり」を囲んで語らい合うのだとか。

して、着座しては、「喋りの現場事情」「練習法」「放送禁止用語」(笑)「心構え」等々。

また、「中山間地域を活性化させるべく」なんだかんだと意見交換しては。

瞬く間の3時間♪

時計の針は午後6時を指しており、そろそろ帰ろうかと腰を上げたらば。

「私の手入れした田畑を見てもらえませんか?」との申し出があり。

「農業ルーキーのお手並み拝見」とばかり、二つ返事でOKしては、現地へ車移動。

すると…

田には立派に稲が伸び、畑には作物が顔を出す。

ほぉ!

無論、相手は自らの経験やスキル以上に、いつ機嫌を損ねるかも分からぬ大自然。

しかも、ココまで相当の汗水を彼が流したであろう事は想像に難くなく。

コチラが、ちょっとした感動を覚えました。

そこで、「私の作ったキュウリを収穫して持って帰って下さいよ♪」とのオファーにも甘え。

長靴に履き替えては畑に入り、たわわに実る大きなキュウリを収穫。

そして、腰を伸ばすべく空を見上げると!雲が!!近い!!!

「コレ!明らかに雲が近いよね!ねっ?ねっ?!」と、彼に質問すると。

「標高が500m以上の地点なんだから当たり前じゃねぇか!」

との怪訝なる表情など微塵も見せず、「そうなんですよ♪」と笑顔で応じてくれ。

サラウンドのBGMは、いつしか「ヒグラシ」のプレイにチェンジ。

夕刻時の雲の下、しばし立ち話です。

目前の川で、泳げる事、ウナギが獲れる事。

50m先に見える、黒い立派で大きな一軒の古民家で、彼が現在は暮らしている事。

小学校のサッカー部10数名を「田舎体験」として、地域の複数箇所で民泊させたらば。

「少なくなった子供達との交流」に、地域のご年輩の方々が大いに喜ばれていた事。

夏場でも、夜の就寝時は一度も毛布を欠かせない事。

夜に訪れる、満面の星空の美しさ、農業の遣り甲斐、地域の人々の温か味、etc。

私の長崎の故郷も、山あり川ありの風光明媚な場所だったので。

彼の話を聴いていると、どこか懐かしく、望郷の念にも駆られて来たり。

「日本の原風景が失われつつある」と言われて久しい昨今。

重ねて、巷では「限界集落」「コンパクトシティ化」「消滅都市」などのワードも踊りますが。

有限なる人生で、限られたパイを奪い合うでなし、縮小・緊縮傾向の世にあって。

如何に「心」豊かに暮らして行くのか?

我、思ったモノです。

「そこまで遠くない将来、人々は人間らしい営みを求めて、中山間地へ戻る」

「そんな社会的な潮流が生まれるのではないか」と。

何故なら、それが危険(ストレス等)回避しては生き抜くべく、人間の「本能」なのだから。

確かに、現在も「I」ターン、「U」ターン、「J」ターンなど各地で散見されど。

より克明なる民族の大移動なる傾向が…。

いやいや。自然の中に身を置いての、まさにバイアス・トレーニングであり。

自らの「無意識なる思い込み」を修正させられた感もあって。

お蔭様で、清々しい時間を送らせて頂きました。

無論、復路は「山岳」ルートを避けて、南下の都市ルートを選択♪

うむ。必ずや、また来よう!

P.S.

今回、素敵な機会を提供してくれた若人の車の助手席には、写真の本が常備されており…

「地域社会での司会をじょうずにこなす『失敗しない』司会進行実例百科」とは…

微笑ましい(笑)

なんでも、今週末の地域の祭で、司会を務めるのだとか。

どうなる事やら。フフフ♪

どんなベテランの喋り手でも、大なり小なり失敗すれば、緊張もする。

「緊張しない」でなし、必ず緊張は「してしまう」ので。

「如何に緊張と共に喋るか」を心掛けて下さいまし。

次世代が、コツコツと、着実に成長して来よるわい。

嬉しいのぅ。

お盆です。

投稿日 : 2015年8月14日
 お盆 《後編》

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