トリガー

6月議会の一般質問が終了した直後から。

続いて行なわれる質疑にて、登場されたるは藤田議員。

同氏が取り上げられたのは?

「中山間地における中小企業の活性化を図り支援する」。

この「事業」へ補正予算として計上された、「1億2千830万円」について。

藤田議員が何を述べられたか?その前段に。

まずは、同事業の内訳(使途)に目を通してみるとして。

@「中山間地に存在する中小企業による雇用の確保や地域の活性化への取組に対して支援を行なう」

つまり、中山間地の中小企業の雇用を守る為、従業員数に応じて補助金を交付する…

《中山間地中小企業振興補助》 ここへ「9千830万円」。 

※対象者は、市内の中山間地に「床面積1.000u以上を有する」中小企業

※補助金額は、事業所に係わる従業員数×2万〜3万円(限度額は500万円/企業)

A「湯来地区の中小企業グループからの提案を受け、各中小企業またはコレらが行なう企業・地域活性化の取組の経費を一部補助」

《中小企業連携による中山間地の活性化促進事業》 ここへ「3,000万円」。

※対象者は、湯来地区に事業者を有する主要な中小企業で構成する団体

繰り返しとなれ、上記2つの事業に合計で「1億2千830万円」の予算案が計上され。

今現在、議会にて、その内容が審議(質疑)されている最中なわけです。(継続中)

そこで、話は冒頭へ戻り、藤田議員曰く。

「中山間地の疲弊が叫ばれる昨今、こうした地域の活性化を図るは重要であり」

「中山間地の中小企業による雇用の確保や地域を活性化させる取組へ支援する有用性は認められる」。

しかし、@に関しては、補助が行なわれる対象企業は「床面積1,000u以上を有する企業」であり。

「本当に補助金を(視線)注がなければならないのは、床面積1,000u以下の企業ではないのか?」と。

しかも、単に「補助金を手渡して、ハイ、終わり」ではなく。

本来であれば、その補助金で、「周辺環境や基盤整備を進めるべきではないのか?」とも。

次に、Aに関しては、「中山間地は広島市内の至る所に存在するモノであり」

「なぜ特定地域(特定企業・特定者)の枠組みを設ける必要性があるのか?」と。

とどのつまり、この意義ある制度が広く、公平に活用されるよう…

「明日からの委員会をはじめ、今後も私は声を上げて行く!」

「場合によっては、法的な手段に出る!」と、強い意思を克明に表示されました。

ココまでを“初めて耳にした”市民の方々からすれば…

「法的な手段?」「何?!」「なんで、そこまでエスカレートする可能性が?」

と、頭の中に「?」が並ぶかと存じますが、そもそも、その根拠(先の選挙も絡んだ背景・構図)を。

本会議場にて、藤田議員が「白日の下に晒されるのだろう」と思われていながら、この度は?

かなり言葉を選ばれ、自重されていたので、この辺りは自身が口にされる通り。

今後の委員会等で言及されるのかもしれません。

委員会は、明日(水)、明後日(木)と続いて行きます。

投稿日 : 2015年6月23日

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