いつか来た道、誰もが行く道

各方面からコメントを求められるので、ココで改めて触れて参ります。

選挙権の年齢を現行の「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げる…

「改正・公職選挙法」について。

各メディアから報じられている通り、選挙権年齢が引き下げられるのは?

「25歳以上」から「20歳以上」に改正された1945年以来“70年ぶり”であり。

今週内にも公布、1年後に施行され、来夏の「参院選」から運用される見通しであると。

勿論、そうなれば、国の選挙に留まらず。

私共の市議選や県議選といった地方選挙でも、18歳の若人が投票可能に。

さて、そこで同改正法について。

私の“賛否”云々を述べる前に、「世界の現状」に目を向けたらば。

選挙権データのある世界191カ国(地域)の内、9割以上の「176カ国」において…

18歳の Boys&Girls が既に投票を行なって、いわゆる「政治に参画している」。

国名に目を向ければ、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スイス、等々。

耳馴染みのある「ほとんど」の国が、この「選挙権18歳以上」を採用。

ちなみに、オーストリアや南米のブラジルやアルゼンチンは…

「16歳から!」(爆)

選挙にせよ、他の事象にせよ、何も他国を従順に追随する必要性は無いながら。

今回で言う、18歳や19歳の当事者が…

「不安」「自信が無い」「未成年には早い」等の感情を抱き。

周囲(世間)が、過去に無い“新たな試み”に不安の眼差しを注いだところで。

「杞憂に終わる」との表現がありますけども、なんだ、かんだ(神田)、秋葉原♪

他国が極度に「若年層」に向けられた政治を行なっている訳でなし。

年齢の構成比からしても、何かが「激変する」なんて事は(おそらく)なく。

※「若者の一票では何も変わらない」と言っているのではありません。誤解なきように♪

「国」は、それは堅実に回って行くモノで、結局のところ、10年、20年後に振り返っても?

「18歳以上の選挙権」は普通に馴染んでいる事かと。

ココまでを振り返り。

客観的に触れるつもりでありながら、明らかに主観が入ってしまいましたが(笑)

改めて、私見を述べさせて頂くとして。

話の前提として、選挙に関する「投票率の低下」が叫ばれており…

「20代の投票率が約30%前後で著しく低い!」

「70代は70%以上もの高い投票率を誇る!」

なんてニュアンスで「事実」が流布されますけども、同じく一つの「事実」として。

ならば、「投票率(政治意識)の高い70歳代の方々は、昔から高かったのか?」と言えば?

それは「否」で、戦後のデータを見れば一目瞭然ですけども。

その方々が若かった頃は、今と同じく、若者世代の投票率は『低かった』のです。

勿論、「低かった」と言っても、世代を総合した全体では「高い投票率」だった中で。

いつの時代も「常に高い投票率の年輩世代」と比べて、相対的に「低かった」だけで。

混同する表現ながら、「低いながら現在よりも高かった」のは確か。

しかも、戦後や高度経済成長期であれば…

「農業に従事していた我々の生活を、数々の規制で守って貰いました!」

「インフラが整っていない我が町に、大きな道路を通し、公民館を建設して貰った!」

と、有権者の方々は、政治が生活に繋がっている「実感」が大きかった。

けれども、時の流れと共に、規制緩和が進んでは、政治が個別の産業(業界)を守り難くなり。

コレだけインフラ(社会基盤)が整えられた世にあり、「道路1本の新設の有り難味」も希薄化し。

有権者の方々が「政治実感」を抱く機会が確実に減少しているのですから。

決して「諦めの観点から」ではなくとも、投票率が低下して来るは「節理」でもある。

とどのつまり、いつの時代も「若者」の意識や関心、投票率とは「低い」モノであり。

就職して、社会を知り、結婚したり、子供が出来たりで、家族を知り。

世の中と繋がり、私益に留まらず、公益や他者の幸せまでも願うようになり。

人として成長、成熟しては、歴史が物語る様に、結局は大よその人々が…

「選挙に行くようになる」のですから。

ならば、「10代での政治参加」が、決して社会や個々の人生に「悪く働く」とは思えません。

(現時点でも諸課題はアレ)

10代であろうが、80代であろうが、能動的に「社会と関わる」は大事で。

仮に、来夏の参院選で「新たに加わった10代の投票率が、かなり上がろう」モノならば?

会社内と一緒で、「上の世代が、どうこう」よりも「下の世代から突き上げられる」には、切迫感があり。

俗に「低い」と言われる、20代や30代の有権者の方々へ「意識の変化」をもたらすかもしれません。

いずれにせよ、現場の私共(議員)としては。

対峙する世代を限定するモノではございませんが、でもでも…

やはり「若者を惹き付ける」存在でなければなりませぬ。

うむ。

石橋竜史、さそり座のB型、43歳。

趣味は、「人助け」。

特技は、「無遅刻、無欠席」。

引き続き、頑張って取り組んで参ります!

投稿日 : 2015年6月18日
 いつか来た道、誰もが行く道

 ロング・パスの交換へ

サッカー日本代表が、いよいよW杯予選の初戦を迎えた…

そんな蹴球の、どこか「丸いボール」の縁(えん)だったのか?

久々に。

ポーランドで「プロ・サッカー選手」として活躍している友人が帰国したので。

仲間で集っての食事会♪

ちなみに、「ポーランドってサッカーは盛んなの?」との所感を抱かれる方も多いかと。

しかし、あの前回W杯で優勝したドイツを「2対0」で破ってみせれば。

同国内には、トップ・リーグから下部リーグまで「11部」ものカテゴリーがあったり。

また、若手を含め有望な選手が、自国のみならず、欧州各国の強豪クラブで活躍するなど。

非常にサッカーの盛んな、お国柄。

そんな海外で、自らの身体一つを武器に、活躍しているサムライが居る。

改めて、陳腐な感嘆なれ、「スゴイよね!」としか、適切な言葉が見当たりません。

そして、この度も「異文化」と呼べる数々の“土産話”を伺ったのですが…

一つ「広島」に関連する話がありまして。

毎年8月に、ユース世代のサッカー・チームを世界から招いては、試合(交流)を行なうは?

「バルコムBMWカップ」平和祈念・広島国際ユースサッカー大会。

今年は、広島県選抜と日本代表、そこへ、ウズベキスタン代表と…

前述の「ポーランド代表」が来広して、4チームで総当りのリーグ戦が行なわれます。

でも、たとえば「ポーランド」の代表チームからすれば?

周囲には「地続き」に、ドイツなど、いくらでも強豪国が存在するわけで。

16歳や17歳の若者(プレーヤー)が、互いに技術を磨き、国際間の親睦を深めるにも。

「わざわざ日本まで来る必要性(理由)」など、簡単に見当たりません。

言い換えれば、主催者(広島側)からオファーがあっても、大事な「国の代表」チームなのですから。

「スケジュール的に」「体調管理の為」と、いくらでも断るは容易。

そこで、ポーランド代表チームに来広(大会参加)して貰うべく、交渉役を務めたのが?

ココまで書けば、誰もがスムーズに察しがつきますけども、冒頭の彼♪

このバルコム・カップの何が良いって、大会期間中に必ず「平和学習」の1日が設けられており。

各国から訪れた選手(次世代を担う若者:人材)を平和記念公園にて案内するのが?

「広島県選抜」の同世代の選手達。

言わずもがな、諸外国から訪れた世代が「広島で感じた」事を母国へ持ち帰った後。

「平和の尊さ」を、まさにパスする伝道師と成り得ては。

また、こうした世代が、ボールを通じて生まれた「縁」で友情が芽生え。

海を越えて、そんな“繋がり”をSNS等で継続、醸成させれば、将来的に…

再度、広島を訪れる「リピーター」になってくれる可能性だって、少なくない。

(互いの国を訪れ合う可能性だってアリ)

そして、ポーランドと言えば?

世界遺産でもあるアウシュヴィッツ(ビルケナウ強制収容所)もあり。

インタラクティブ(双方向)で交流の相乗効果を持たせるべく、この辺りを機軸に、地道に交渉を展開。

結果、ポーランド代表の来広を実現させたのでありました。

スポーツを通じて、国や歴史を結ぶ、ほんとイイ話♪

このバルコム・カップは、8月9日、11日、12日に、広域公園第一球技場で行なわれます。

重ねて申せば、私なども、まだまだ発展の途上ながら「広島市」の議員として。

目指すべき活動の一つに、「何を大仰な事を」とツッコミを入れられようとも。

やはり「国際間の交流」であったり、様々な構想を以前から持っており。

そこらを抱くのは「はじめの一歩」であれ、夢想するだけでは、ドリーマーで終わるので。

以前より、静か〜に、再び、英語を勉強していたりも♪

ちなみに、国際間のコミュニケーションで最も大事なのは?

語学力なんて二の次で、それ以上に…

「笑顔」(表情)と「ハート」である事は、言うまでもありません。

投稿日 : 2015年6月16日
 ロング・パスの交換へ

 All rise!(訳:起立!)

本日より、第3回広島市議会・定例会(6月議会)が開会。

会期最終日の26日(金)まで、補正予算や各議案を審議するべく。

改選後の新たな布陣(議員54名)で臨む事となります。

そこで。

今議会は、この改選後の「改選」(選挙での審判)部分がミソであり。

「選挙で応援して頂いたからには、そこへ、こうして高配します」

と、いった具合に、何で人間はソコまで自利に走り得るのか不思議なれ。

結局は「相互の利害が一致した」とでも申しましょうか。

選挙直後に組まれた予算や施策には?

可及的に速やかなる返礼が各所へ散見される。

ふう。

何も、こうした政治は広島市に限った事ではなく。

しかも、いつの時代であれ。

もっともな理路を並べて正当化されるにせよ。

かつての6月議会にて、「補正予算が組まれなかった」。

そんなピュアな時代が懐かしくあったりも致します。

(短絡的に「補正予算なし」を“是”と申しているのではなく)

いずれにせよ、改選後。

こうも早々に「しがらみ」の交錯する広島市行政の船出(序章)に。

「分かってはいたけど、いよいよか…」の感は否めません。

私などは、選挙前に選挙後と、一貫して訴えて参りましたけども。

「より良い未来」を形成するのは、「どこかの誰か」にあらず。

それは、運命共同体の中で暮らす、私達、一人一人の責務です。

また、冒頭に触れた改選(選挙)たるや…

五輪やW杯と同様で“数年に一度”訪れて参りますが。

“本番”以上に、その間を結ぶ「日常」が、候補者や有権者にも大事であり。

そこで、インフォメーション。

いわゆる、国会中継の様な、議員から行政へ向けての「一般質問」は?

19日(金)、22日(月)、23日(火)の、それぞれ10時から。

お時間の許す方々は、本会議場へ「傍聴」にお越し頂くもヨシ。

アクセス環境の整う場所にて、ネット中継に目をやるもヨシ。

「何が良い悪い」「誰が好き嫌い」等の先入観は、取っ払って頂き。

先ずは、ニュートラルな視点から「如何なる議論が交わされるのか?」

(24日、25日の「常任委員会審査」も含めて)

市民の皆様におかれましては、引き続き。

市政や議会の行方に注視して頂ければ、コレ幸いです。

投稿日 : 2015年6月15日
 All rise!(訳:起立!)

 の〜くまの で〜ふ〜は せかいいち

安芸郡は熊野町で開催されたるは…

「FIFA 女子W杯サッカー 2015 カナダ大会」

「予選リーグ第2節 日本代表 対 カメルーン代表」

「がんばれ!なでしこジャパン!パブリックビューイング!」です♪

そして、私などは、かねてから。

府中町や海田町に、この度の熊野町、等々。

何かあれば、要所で“お声”を掛けて頂き、出来る事に取り組む…

「一人広域連携」と呼ばれる男♪

この度は、イベントの司会を務めて参りました。

そして、この「熊野」と言えば、ご承知の通り「筆」の町であり。

遡る事、4年前。

なでしこが世界一に輝き、日本列島の隅々にまでに大きな感動を運ぶ。

その功績が称えられては、評価され。

イレブンには、国民栄誉賞が授与され、副賞として贈られたのが?

まだ皆様の記憶にも新しい、品質では世界トップ・レベルのクオリティを誇る…

「熊野筆(化粧筆)のセット」。

当時、この一連が、メディアで大々的に報じられ。

「熊野町」と「熊の筆」の知名度は、全国的にも一気に躍進。

しかも、熊野町の素晴らしいところは、「ココ」で終わらなかった事。

その後も、今日に至るまで、定期的に「なでしこの選手」を町へ招いては。

町民との交流イベントを企画、開催。

また、熊野町の中学校に「女子サッカー部」を新設するなど。

(入部する生徒さんも増え、確実に裾野が広がっている)

今回のパブリックビューイングなど顕著なる一例ですけども。

一過性の単なるブームに終わらせず、「継続して」取り組まれている。

Bravo♪

そんな「実」の伴う町からの声援がカナダに届いたのか…

なでしこも勝利を収め、予選リーグ突破を決めました。

今後、なでしこが順当に勝ち進んで行くと?

決勝は日本時間で7月6日(月)の午前8時。

道程は簡単ではありませんが、あの感動を、もう一度!

がんばれ!なでしこジャパン!

投稿日 : 2015年6月13日
 の〜くまの で〜ふ〜は せかいいち

 『産学官係』

午前中から、お昼をまたぎ。

開催されたるは、中学校の「学校協力者会議」。

地元地域の社会福祉協議会の一人として、お招きを頂き、足を運んで参りました。

中学生の授業参観に、デリバリー給食の試食や意見交換会と、2時間の行程で。

自らの学生時代以来、何十年ぶりかに「中学生」の授業に立ち会ったのですが…

みんな(学生さん達)が「大人しい」と言うよりは、「落ち着いて」いて、驚いた次第。

と、申しますのも、私共の学生時代(約30年前)は?

学校が最も荒れている時代であり、校内は無秩序な、映画「マッド・マックス」状態。

しかしながら、現代は?

各校にて“それぞれ”諸課題は抱えていらっしゃる事でしょうけども。

現場の努力もあり…

「こうした授業風景なんだな」と、時代の変化も伴って、感慨深いモノがありました。

そして、体育の授業で生徒が出払った、空き教室を訪れた際に…

ある先生が口にされる。

「生徒の居ない教室には、教師の教えが宿っているモノなんです」と。

その言葉の通り、空っぽの教室内を見渡せば、無根拠なる直感ながら…

「嗚呼、先生と生徒さんが良い関係性を築かれているんだろうな」

とのイメージが、確かに伝わって参ります。

また、各階の大きなスペースには丸テーブルが置かれ。

その上には、新聞4紙が常に並べられて、自由に閲覧可能だそうで。

習慣には惰性が働きますし、この年代から新聞を読む事が好きになれば?

必ずや、近い将来、遠い未来に役立つ事は確かであり、良い種を蒔かれている♪

そんなこんなで、続いて訪れたるは、デリバリー給食の試食時間。

本日の献立は、麦ごはん、サバの煮つけ、炒り卵豆腐、キャベツのゆかり和え。

オレンジに牛乳と、しめて、265円なり。

(キチンと支払いました♪視察者が「無料で食す」が当たり前でなく、この辺りが嬉しいところ)

そして、気になるお味の方は?

「意外」と申せば失礼の極みながら、なかなかの美味で、打ちも打ったり舌鼓♪

時間の都合もあって、食しながらの意見交換となれ、そこでは引き続き…

「地域でフォロー出来る事」も提言させて頂き、新鮮なる「昼間」の協力者会議を終えました。

うむ。

どうのこうの言っても、次世代の宝(生徒さん)に最も心血を注がれているのは?

現場の従事者(教員)であり、ほんと頭が下がります。

さて。

続いては、食後の運動とばかり、自転車で一路、議会棟へ。

到着直後から、幾つもの連絡事項をこなし、資料の作成も済ませた後…

着座のイスも暖まらないウチ、次に向かうは、市街地にある制作会社のスタジオ。

目的は、トイレにあらず「音入れ」で、REC(録音)するは、TVやラジオのCMナレーション。

ただ「原稿を読む」にあらず、各方面の方々とも情報交換を行い、笑顔を交わし。

直ぐに戻るは、再度の議会棟。まるで?!

「いつも旅の未来形!」

「ルックJTBで行く、ハーフ・デイ!産学官の旅♪」の如く。

多様なる現場で、様々な人々と語り。

夜は相変わらず、10キロのジョギングに筋力トレーニング。

皆様のお蔭をもちまして、濃密な1日を過ごさせて頂きました♪

明日も訪れるは、二度と戻らぬ、平均寿命「約80年分の貴重なる1日」。

大事に、大切に、過ごして参る所存です。

投稿日 : 2015年6月09日
 『産学官係』

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