くらし

昨日の朝、8時台に私は…

友人の依頼を受けて、ある場所を尋ねておりました。

港から、日本の原風景とも呼べる長閑(のどか)な街並みが広がり。

小路に歩みを進めれば、暫くして、その家はありました。

玄関を開けると、目の前には、コチラに背を向けた車イスが一台。

家主と挨拶を交わさなければ、目も合わさぬまま。

私共は、2階へ上って行く。

そこには、テレビを前に、座椅子へ座る男性が一人。

まずは私が挨拶をすると。

「実際にもイイ声をしているんですね♪」

と、明るく元気な挨拶を返して下さる。

その男性は、まだ若くしていらっしゃるのですが。

事故により、車イス生活を送られていて。

そうした日々の生活に「刺激やアクセントを」と。

冒頭、人々へ対して常に心温かい友人が「よかれ」と思い。

私ごときで恐縮の極みながら、一応は過去10数年に亘り…

末席ながら、テレビやラジオで喋っていた身なモノで。

「是非とも尋ねてくれませんか」とお願いをされ。

「こんな私で宜しければ」と、伺わせて頂きました。

果たして、どんな出会いになるのか?

事前に推測も付かなかったのは確かながら。

対話を重ねて行くと解かり得る、相手方は本当に気さくな好青年。

また、私は昼までに議会棟へ戻らねばならず。

短い滞在となってしまいましたけども、帰り際に、男性曰く。

「これからも上を向いて頑張りますね!」

と、笑みを交え、力強く語って下さいました。

これまでにも。

相当の苦労や葛藤、孤独にも苛まれたかと存じますが。

人を笑顔にさせるのは、やはり人の笑顔であり。

瞬時、コチラは涙が溢れそうになりましたけども。

そこは、グっと堪えさせて頂くと共に。

私の方が多大なエネルギーを貰った次第で。

彼とは再会を誓い合いました♪

他方、本日などは?

土砂災害で被害を受けた、安佐南区内のある保育園を…

サプライズで「サンタクロース」が訪れ、ケーキをプレゼント♪

園児の笑顔たるや、もう顔の輪郭からハミ出す程であり。

改めて、漠然とした願いですが、老若男女を問わず。

切に、みんなが笑顔に包まれて欲しいと。

冒頭からココまでに目を通して頂き。

「オイ!石橋よ!良い子ぶっじゃねえよ!」

と、感じられる方も、もしかすると?いらっしゃるかもしれません(笑)

しかし、私は申しましょう。

「私は、その実現を目指して、叶う、叶わないは別にせよ」

「精一杯、日々を取り組んでいる自負はある」

そして、付け加えるならば、はしたない言葉を用いますが…

「やかましいわい!」と。

私は頭脳明晰なる人間ではないので、お蔭様なのでしょう。

一般的なヒューマン・スケールの固定観念や既成概念には?

あまり囚われない♪

なにせ、若かりし頃は「物件すら」目を通さず家を決め、上京。

最初の1ヶ月を500円で生活し。(本当です)

渡米する際も、軽装にて観光ビザで「就職活動」に向かった男。

(結果、合法的に1年間働いて帰国しましたが)

やる!ったらやる!

出来る!ったら出来る!

彼の言葉を借りるならば…

まだまだ、私も上を向いて頑張りますよ!

細心で大胆に♪

投稿日 : 2014年12月04日
 くらし

 No More 追認!

「8.20豪雨災害」における避難対策等の検証部会。

その中間報告を受け。

市長をはじめとした担当職員と全議員が一堂に会し。

本日13時より「全員協議会」が開催されました。

この略して「全協」を補足するならば。

広島市が見舞われた8月の災害に対して。

「本市が行った避難対策等は、防災計画に沿ったモノであったか?」

「今回の避難勧告の発令時期は適切であったか?」

「今後の急激な気象変化や深夜の災害に如何に避難対策を行うか?」

等々を、外部の有識者や地域の代表が「検証するメンバー」となっては。

部会を設け、過去4回にわたり協議が行われ。

先ずは議会側が「その報告」を受け、そこへ対して質疑を行う。

端的に申せば、コレが今回の「全協」。

遡れば、平成11年に広島県が見舞われた「6.29豪雨災害」。

その後、国でも土砂災害に関する基本法が制定されるなど。

「実際に起こった災害」を踏まえ、教訓として。

「必ずや都市の今後へ活かして行かなければならない」。

それは、約3ヶ月前の豪雨災害に関しても同様で。

あれだけの大規模災害だった訳ですから。

誠に、誠に申し訳ない表現となりますけども。

「100%の合格点」を得られる対応が困難を極めた事は確か。

だからこそ、失われた多くの命を無にしない為。

都市や関係者、ひいては市民の方々の「経験値」を…

繰り返しとなりますが「必ずや未来へ活かし、反映させる」。

言わずもがな「当然」設けられるべき機会です。

しかしながら、実際に13時より開会され、19時前に閉会されるまで。

要所で生じる、どこか弛緩した空気感に腹立たしさを覚えました。

そこで、自らを美化するつもりなど毛頭ありませんけども。

私など、実際に家族を失われた被災者、その幾人とも話をし。

命は助かりながら、生活の再建に様々なハードルが立ち塞がる。

そうした方々とも、今現在も意見交換を続け。

また、今なお仮住まいの方々が、まだ何百世帯といらっしゃる。

そして、上記に挙げさせて頂いた人々には…

私見ながら、間違っても「お見せ出来ない」であろう全員協議会となりまして。

もう悲しくなるやら、言葉を失う始末。

無論、質疑された議員におかれましては、二元代表制の「議会」として。

事前、周到に調査、準備をされ。

真摯に協議会へ望まれた方々ばかりであり。

協議会の一切合財を否定、批判しているのではありません。

しかしさ。

こんな「皆で有意義な時間にしなければならない貴重な場」には…

市民の方々を差し置いて、そんなにテメー(達)が大事なのか?

そんな「保身」だの「私心」だのが渦を巻き。

コレだけ精神衛生上に「悪い」空間って、ちょっと無い。

今日現在、全く表面化しておりませんけども。

この災害で、都市として「行き届かなかった点」など無数に存在します。

無論、それは何も「不作為」や「怠惰」云々の種とは違い。

やはり、都市が防災や減災へ対して「未成熟」だったが故で。

「起きてしまった事は未曽有で予想外だった」「もう過ぎたから」

で、済ます話ではありません。

顧みれば、発災後に来広された、複数の省庁の「国の役人さん」や。

本市においても。

災害の会議に出席しては、現場の最前線に従事する「市の職員さん」。

その双方の複数人の方々が、奇しくも同じ言葉を吐露されていました。

「こんな対応では広島市民が本当に可愛そうです」と。

こうした「現場の声」を、これまた幾人もの議員が耳にしている状況下。

誰もが各所で初心を忘れ過ぎ。

くやしいな。

本当に、くやしい。

投稿日 : 2014年12月02日
 No More 追認!

 『宣言』

本日、紙屋町シャレオの地下中央広場に於いて。

飲酒運転「ゼロ」プロジェクトの一環として。

「生命(いのち)のメッセージ展」が開催され。

※同場所では「1日限定」の開催が惜しい

その場にて、「広島市飲酒運転根絶宣言」がなされました。

宣言文は、下記の通り。

「誰もが安心して暮らせる安全な社会を実現することは」

「市民共通の願いです」

「しかしながら、本市では」

「年間50件もの交通事故をひきおこす飲酒運転が後を絶ちません」

「時に悲惨な結果をもたらす、非常に悪質な犯罪行為である飲酒運転は」

「絶対に許してはなりません」

「飲酒運転をしない、させない、許さないというスローガンの下」

「広島市民は、強い自覚を持って」

「行政、関係機関と一丸となって、飲酒運転の根絶に全力で取り組むことを」

「ここに宣言します」

上記の通りでありまして。

どこか「平和宣言」とオーバーラップする感は否めませんけども。

ある種、「暮らしの平和宣言」でもあり。

「県」には県にて「飲酒運転の根絶」を取り組んで頂きながら。

連携して、「市」には市で、取り組める事もある。

その出発点として、かねてから諸先輩議員の方々も…

「まずは本市で飲酒運転の根絶宣言を!」と、訴えられ。

ようやく、わずかであれ「一歩」前へ進んだ、12月の1日。

そこで例えば、私などは昨晩、全ての業務を終えて小雨の降る中。

ハンドルを握り、23時過ぎに帰路へついていると。

前方に警察車両が大集合しては、通行規制が行われている。

徐々に近づいてみたらば、1台の車が単独事故を起こした直後で。

車はグシャグシャに潰れ、進行方向と“180度”逆を向いて停車。

その横のガードレールは、30m〜40mにわたり、押し倒されている状況。

如何なる要因により事故が起きたのか?

その詳細は、偶然にも出くわした者に把握する術はございませんが。

誰の目からも、その破損状況を見れば…

「かなりのスピード超過」だった事は、一目瞭然。

法定制限速度内で。

あそこまで車両やガードレールが破壊される事はありませんから。絶対に。

そこで、話は冒頭へと戻りますけども。

なぜ、飲酒運転の根絶なのか?

それは、運転をする人も、しない人も。

お酒を飲まれる人も、飲まれない人も。

この社会で暮らす上で、時に「もらい事故」なども起こり得る。

誰もが「被害者」になる可能性は「常」に存在し。

世に被害者を生み出さない為には、必然的に…

世へ「加害者」を生み出さぬよう、努めなければならず。

尊い命にスペアは存在いたしません。

今一度、一人一人の命を、暮らしを大切にする。

この度の「宣言」が、今後も経年で風化、並びに形骸化しない為にも。

問われるのは、一人一人の「意識」であり「行動」です。

前年比、事故件数や死亡者数は「減少」傾向、云々。

しかし、あくまで比較対象は「ゼロ」でなければなりません。

そう。皆様で一緒に、ゼロを目指して。

投稿日 : 2014年12月01日
 『宣言』

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