広島市安佐南区から市政を新たに! みんなでいっしょに変えて行きましょう!
石橋竜史(いしばし りゅうじ)の公式Webサイトです。
広島市の豪雨災害から約2カ月が経過した日曜日。
被災地へ目を向ければ、例えば復旧作業一つを取ってみても。
「需要と供給のバランス」が言われ、10月に入り、一部のボランティア・センターでは…
「週末しか募集をかけなくなる」など、現地で活動されるボランティア・スタッフは?
確実に、減少傾向にあります。
しかし、「初期段階の復旧作業」が必要とされる場所は?
一見、あと少し(局所的)の様で…
実際に足を運べば、まだまだ「広域」に亘る。
そんな折、発災から今日まで。
被災された“現地の方々”をメンバーの中心として。
「我々は上を向き、前を見据えて復旧活動をして行きたい!」と。
継続して取り組んでいらっしゃる「ボランティア・グループ」があります。
そこへは、昨日は昨日とて、東京をはじめとした県外や。
県内各所から高校生グループなども駆けつけて下さっていて。
今なお、被災地へ「心と体」を注いで下さる方々がいらっしゃる。
そこで、昨日は私なども同団体と「意見&情報交換」をして来たのですが。
その際、先方様が、ある年輩の「ご婦人」の話を持ち出されました。
被災後、自宅が甚大な被害に見舞われ…
「もうココでは生活したくない」と吐露される日々。
しかし、ご近所やボランティアの方々をはじめ、皆さんが温かい手を差し伸べてくれ。
自宅も、徐々に元の姿を取り戻しはじめた昨今。
そのご婦人が、ふと口にされた言葉は…
「もう一度、お庭に種を蒔いてみようかしら」だったと。
ボランティア活動の陣頭指揮を執るスタッフは、この言葉を耳にして。
被災者の心へ「小さな希望」が確かに芽生えた事を実感。
心底、嬉しかったとか。
こと災害に関しては、報道される頻度も減少して来て。
ふと世間を見回せば、どこか「平素を取り戻している」感は否めません。
ながら、現地では未だ手つかずの箇所も多いのは確かであり。
家屋やインフラと、物質面での復旧に留まらず。
被災者への継続した“心のケア”も重要。
と、同時に、私共が。
「いつまでも忘れてはならない」のは当然。
ながら、被災者の方々を包む恐怖や不安を払拭させ。
「忘れさせてあげなくてはならない」一面もある。
その為に、上記のボランティア・グループは?
自らも被災しながら、近しい人を亡くしながらも。
決して不謹慎で不見識な意味でなく、兎にも角にも、明るく前向きに。
出来る事を、出来る範囲でされていて…。
うむ。
夕方に作業が終了し、行なわれる終礼の際。
初めてボランティアに参加した高校生が、口々に感想を述べられていました。
「現地でしか分からない事があった」「今後へ生かします」と。
やけに「2ヶ月」などを機に、被災地へ今一度スポットが当たったりしておりますが。
そこへ、時間の経過による濃淡などあらず。
2ヶ月前も、今も続いている。
皆で着手しなければならない事は、まだまだ、まだまだあるのです。
投稿日 : 2014年10月20日
『 not yet』
金曜日の夜、議会棟から向かうは南区民文化センター。
私のwebサイトを管理・運営してくれている会社「LINKSRING」の友人が…
何でも、お芝居(舞台)に出演するとかで。
タイトルは「多数決刑事(デカ)〜松本裕見子殺人事件〜」。
地元TV界を牽引されている、松本姉さんに中島君、森本ケンタ君らが主演との事で。
会場へ着いたらば、ロビーそこかしこに業界関係者が多数。
裏を返せば、懐かしい面々が多数いらっしゃり。
「Hey♪ How are you doing?」
「 I'm pretty good!」「How about you?」の繰り返し。
しばし、旧交をホクホクと温めては、開演へ。
会場を埋め尽くした約500人が携帯電話を持っては、特定サイトへアクセス。
幕間(まくあい)と言うより、劇の最中に幾度も観客へ…
「容疑者の中から誰が犯人だと思いますか?」等のアンケートが取られ…
都度、観客が個々の携帯を通じて回答。
その集計がリアルタイムに舞台へ映し出されては。
多数派(観客の選択)により、物語も結末も変わって行く新感覚の作品。
お蔭様で、久々の観劇を満喫させて頂きました。
そして、翌朝の土曜日。
市内に「海外援助米」を例年に亘り生産されている地区があり。
朝から、稲刈り&芋ほり。
黄金の稲穂から真っ青な高い空へ続く、見事なグラデーションの空間にて。
地域の皆様で一緒に、腰を折り、骨を折り、額に汗をかく。
しかも、昼過ぎまで作業をした後に、登場したる…
白米のむすびと焼き立ての芋が、これまた美味いの!何の!
「秋の空 響いてわたる 舌つづみ♪」
と、咄嗟に駄作が浮かぶほど美味い!
前夜に引き続き、山の幸を、正にリアルタイムの「LIVE」で堪能。
「秋」となれば、地域行事の続行で「ご出席させて頂きます」の連続。
お蔭様をもって。
サンフレッチェはスカパー観戦となり、LIVE参戦は叶いませんでしたが。
夜は夜で、地域の各所で「祭」が催されていますので。
小中学校の保護者の方々と、地域の防犯パトロールへ。
3歳児が夜道を神社から一人で帰宅していたので、自宅まで送ってあげたり。
車と自転車の接触事故に遭遇したりと。
何も、取っては付けて申すのではありませんけども。
やはり求められるは原点回帰で、「地域は地域で守る」の自治。
決して「出来ていない」わけでなし。
しかし充分に「行き届いている」わけでなし。
一人一人、一つ一つの積み重ね。
さてと。
明日も朝から神輿を担ぎ、午後に夕方も地域の行事や会合へ。
僭越ながら、時に接着剤となり、時に緩衝材となりて。
ワッショイ&ワッショイと声高らかに地域を結んで参ります。
投稿日 : 2014年10月18日
『 こみゅにてぃ』
昨日に引き続き、本日も決算特別委員会の分科会。
改めて、昨年度の「決算を認定する」前段に。
各委員(議員)が、関連する予算や施策を吟味するのですが。
つくづく感じるは、「穴が開くほど数字を見つめる」でなく。
各施策の「目先だけの成果や欠損」に囚われるでもなく。
先入観や固定観念の呪縛を取り払い、莫大な資料と対峙するにあたり…
自らが「新たな視点」を持つ事の重要性。
そこで、唐突ながら。
造園技法の一つでもある「借景」(しゃっけい)を持ち出してみる事に。
そもそも、借景とは?
「庭園」外に位置する自然や建物などを「背景」として取り込み一体化させ。
その奥行(広がり)であったり、コントラスを活かし、庭園を演出する手法であり。
1枚目の写真、枯山水の庭園などは、背景の山々や稜線(りょうせん)を「庭園」に…
いわゆる「人々の視野」に取り込み、醸し出される一体感たるや「珠玉」の一言です。
そこで、話は「サッカースタジアム検討協議会」へ移行して参りますが。
候補地の1つに挙げられている「旧市民球場跡地」では?
「3万人規模のスタジアムが必要である!」
「その為には周辺の高さ制限を考慮してピッチを地下に掘り下げなければならない」
「となれば、追加の対策工事費等で約54億円が余分に必要」云々。
まあ、掘り下げなくても「3万人規模」は可能なれば。(複数の大手建設会社 談)
「天然芝の養生」の観点からも、掘り下げなど推奨されるモノでもなく。
(多少の掘り下げは可であり、無思考に「掘り下げ不可!」ではなく)
十数回も協議会が開催されながら、「この期に及んで」掘り下げが取り沙汰され。
そもそも、余分であり不要な「掘り下げ」関連の約54億に上る費用が…
高らかに喧伝されるとは笑止。
しかも、「なぜ掘り下げる?」かと申せば、あの場所で。
「兎にも角にも3万席!」「ならば高さ制限に抵触するので掘り下げる!」
「ハイ!追加料金が54億円!」「目指せ宇品!」
ならばと、付随して話を「掘り下げ」れば。
「世界に誇れる広島を…」と掲げられる現政権でありますが、正に「羊頭狗肉」。
(ようとうくにく:見かけが立派ながら実質が伴わない意)
あらゆる面で、他都市と遜色ない、どこでも散見される街「広島市」へと。
相変わらず、「言うこと」と「やること」に一貫性が無いので。
拠点性やダイナミズムも、本市からは日に日に失われています。
さて、話は前述の「高さ&掘り下げ」に戻りますけども。
法律でも条令でもなく法的な制限のない「要綱」である“高さ制限”が。
国際平和文化都市の「確立」を目指すにあたり。
現世の「過度の足かせ」となるは、本末転倒。
祈る平和の北側に隣接するは、現代市民が「生」を謳歌する躍動のスタジアム。
(イベント広場等々も共存すればヨシで)
カープの照明塔の如く、仮に、サッカースタジアムのスタンドが多少は顔を出したとて。
そのコントラストたるや、唯一無二となる、広島ならではの「借景」。
重ねて、なかなか機会が得られるモノではないのですが。
いざ北側から平和公園を鳥瞰的に眺めてみると?
「鼓状」のエリア内へ。
見事なまでに、祈念資料館や慰霊碑、原爆ドームに緑の木々が配置されており。
改めて、その発想や完成度に、誰もが感嘆の声を上げられる事でしょう。
あくまで不肖なる己の私見なれど、平和記念公園は?
現在の形態で美麗に完結しており、そこを「更に突き詰める」とすれば。
周辺エリアの構成が、非常に重要な役割を担う事となる。
と、熱き思いで一気に書き綴って参りましたが(まだまだ書き足りない)。
県大会で優勝するも難しいのに。
ターゲットは「世界」であり、しかも「誇る」と言う。
「何とか最高の広島を生み出す!」との前向きなアクションにあらず。
「あの人と、この方面に気遣って…」との後向きな発想の連続で。
本当に世界に誇れるとでも?
投稿日 : 2014年10月16日
『 Different point of view.』
三連休の明けた火曜日。
午前中からの広報委員会もあれば。
午後からは、コチラから各方面へ出向いたり。
また、来客のラッシュ&ラッシュに。
携帯電話へ、入電の連続。
こうした文章を書き綴ったらば?
「ならば今日一日、何をしたか具体的に申せいっ!」
との突っ込みの一つも入ってきそうなモノですが。
例えば、市民の方々から寄せられる「ご要望」一つを取ってみても。
その内容は様々なれど。
大半は、何か問題に直面して「困っていらっしゃる」ケースも多く。
それが、個人的(家庭の単位等)であろうと、公共的であろうと。
あくまで出発点は「プライバシー」からが殆ど。
ゆえ。
「今日は、こんな要望を誰々から頂戴して、こう解決したっス!」
と、逆に「口外できるモノ」の方が、稀有。
なので、何も私に限った事ではありませんけども。
議員たるや。
日々、水面下で無数の問題を解決したり。
また、何かを未然に防いでいたりするモノ。
しかし! しかしです。
「遠洋漁業の漁師さん」には…
遠洋漁業の漁師さんに「しか」出来ない事があり。
議員とて同様で。
「○○の交差点にカーブミラーを取り付けた!」
「××の道路の段差を解消した♪」「△△に横断歩道を…」etc。
こうした事柄は「議員を介在しなくとも」当然ながら実現は可能。
しかも、コレは決して偉そうに思い上がった物言いでなく。
やはり、議員ならば。
市民の皆様や街が抱える諸問題の解決や。
(根本でのチェックや議決機能も含め)
より良い未来の構築へ寄与する…
議員「しか」と表現するよりは、議員「だからこそ」着手しては…
手を伸ばし、「触れ得る」テリトリー(そもそもの役割)がある訳で。
でも、その辺りが「あまりにも曖昧」になっているキライは否めず。
土着性の強い“市議会”ゆえなのか。
ふう。
気が付けば、周囲では色んな議員さんが、来春(選挙)へ向けた…
リーフレットや、配布資料の製作を着々と進行、または完了させている。
私などは?
今日現在、全く何も着手していなければ。
「こうしたモノを作成しようかな?」との構想すら無く。
良いのか悪いのか、日々に追われるばかりなりで。
(他の議員さんが「日々に追われていない」訳ではありません♪)
さてと。
どうするかな。
来春。
へ向けて。
投稿日 : 2014年10月14日
『 明鏡止水』
朝の7時過ぎから、自転車を漕いで1時間。
向かうは、広域公園で。
あのアジア大会を契機に始まり、この度…
記念すべき第20回を迎えた「広島市スポーツ・レクリエーションフェスティバル」。
の、「開会式へ出席」で幕を開けた日曜日。
その後、必然的に訪れる「復路で1時間」とお付き合いした後。
今度はスーツから作業着へ着替え、台風接近を前に被災現場へ。
まず、写真の1枚目となりますが。
この度の災害では、街の中心部に流れる川にまで土砂が到達(流れ込み)。
平素から、市民の皆様に、ウォーキングやジョギング、犬の散歩などで親しまれ。
利用されて来た河川敷の「遊歩道」は…
莫大な泥が堆積して、埋没してしまいました。
しかしながら、無意識下(当たり前)に利用されていた日常の小道も。
いざ、埋もれ、隠され、砂利が浮き、通行し難くなると。
その「有り難味」が、改めて呼び起こされて参ります。
そこで、ある人が口にされていた言葉を一つ。
「自分の荷物は自分で持つ」。
「しかし、多少は他の荷物を持てる余裕があるならば?」
「持てる(社会の)荷物を」
「持てる人が、無理しない程度に、持ってあげるべき」と。
日曜日の昼下がり、誰の目も注がれない河川敷にて。
「社会の構成員」の一人として、スコップを片手に小道を復旧させるべく。
清掃しては、額に汗する人々が居る。
それを知り、体力自慢の私が。
心の「いいね」だけ押して。
「あとは他人事」と、黙って見過ごす訳には参りませぬ。
ひとたびスコップを持たせれば?
自称「ジェット・モグラ」の異名を持つ身として、再度、自転車で出向いては。
ボランティア・スタッフの皆さんと一緒に「掘りまくって」やりました。
広島弁で申すところの「堀り上げたった!」。
すると、ふと振り返ってみたらば?
おお! そこには奇麗に浮かび上がる、一本の「道」が!
お蔭様で、汗ビッショリになりながら、心地良い爽快感に包まれたりで。
朝に自転車で汗をかき、昼に作業で汗をかき、夜は夜で…
まだまだ「かき足りん!」と、ジョギングへ繰り出し、兎にも角にも汗をかく。
お蔭様で、この肌寒い季節もオープン・マインドで汗腺全開!
そう。
何らかの荷物を手にするならば、先ずは資本(身体)整備から。
投稿日 : 2014年10月12日
『 オーバーラップ』