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石橋竜史(いしばし りゅうじ)の公式Webサイトです。
太平洋戦争で、国内では唯一、地上戦のあった沖縄。
戦死者は20万人を超え、お国の為に尽くした軍人に留まらず。
その約半数は、一般の人々でもありました。
そして、日本軍の組織的な戦闘が終結の節目を迎えたのが、昭和20年の6月23日。
よって、同日が。
沖縄戦で亡くなられた方々を悼む「沖縄慰霊の日」として制定される事に。
ここで、北野武さんの言葉を借りて、私流に当てはめてみれば。
「この沖縄の地上戦を“20万人が死んだ一つの戦争”と考えると」
「戦死者の事は、全く理解できなくなる」
「そんな風に死者を数字でしか捉えられなくなるのは死者への冒涜であり」
「人の命は、20万分の1、何万分の1でもなく」
「そこには、1人が死んだ戦争が、20万件もあったという事である」。
さて。
時に、私共は、日常でも「世が世ならば…」と時間軸を超えた表現を用いたりしますけども。
戦時に戦地へ生まれたが為に、罪なき尊い自らの命を奪われた方々が。
世には、過去には、無数に存在します。
また、今現在も、世界中では、大小の紛争をはじめ。
同じく、尊い人々の命が、現在進行形で失われている。
そんな2014年の6月23日。
「慰霊の日」を迎えた沖縄では、正午前から追悼式が行われました。
安倍首相も出席され、仲井知事が平和宣言を読み上げられると共に。
小学生の安里有生(あさと・ゆうき)君が、「平和の詩」を朗読したので。
人類の願いと思いを、代読してくれたので。
ここへ、明記させて頂きます。
題 「へいわってすてきだね」
へいわってなにかな。
ぼくは、かんがえたよ。
おともだちとなかよし。
かぞくが、げんき。
えがおであそぶ。
ねこがわらう。
おなかがいっぱい。
やぎがのんびりあるいてる。
けんかしてもすぐなかなおり。
ちょうめいそうがたくさんはえ、
よなぐにうまが、ヒヒーンとなく。
みなとには、フェリーがとまっていて、
うみには、かめやかじきがおよいでる。
やさしいこころがにじになる。
へいわっていいね。へいわってうれしいね。
みんなのこころから、
へいわがうまれるんだね。
せんそうは、おそろしい。
「ドドーン、ドカーン」
ばくだんがおちてくるこわいおと。
おなかがすいて、くるしむこども。
かぞくがしんでしまってなくひとたち。
ああ、ぼくは、へいわなときにうまれてよかったよ。
このへいわが、ずっとつづいてほしい。
みんなのえがおが、ずっとつづいてほしい。
へいわなかぞく、
へいわながっこう、
へいわなよなぐにじま、
へいわなおきなわ、
へいわなせかい、
へいわってすてきだね。
これからも、ずっとへいわがつづくように
ぼくも、ぼくのできることからがんばるよ。
投稿日 : 2014年6月23日