広島市安佐南区から市政を新たに! みんなでいっしょに変えて行きましょう!
石橋竜史(いしばし りゅうじ)の公式Webサイトです。
「議会には、広く野党的な批判機能が期待されており」
「首長に代表される執行機関とは、一定の距離を保つ事が」
「求められる」と。
理想と言われようが、奇麗事と揶揄されようが、地方議会の根本は?
与党も野党も無く、是は是で、非は非。
個々の案件、その時々により。
自らでも「是」と思えば、全力で応援させて頂く次第であり。
「非」と思えば、徹底的に抗戦する次第でもある。
そこで、一般質問の最終日に登壇されたるは、清水議員。
行政へ対して「広島朝鮮学園に対する補助金について」質問されました。
内容を要約すれば。
「広島市は広島朝鮮学園に対して、2013年度の予算から」
「外国人学校への就学助成補助金と振興事業補助金を計上しておらず」
「その理由として、文科大臣が表明された『拉致問題の進展』等を挙げられるが」
「広島市は、文科大臣の、こうした発言(表明)を待つまでもなく」
「前述の予算を計上しながら、執行していない」
「いわゆる、明確な根拠も無く、実質的な補助金外しを行なっている!」
「その証拠に、国が何と表明しようが、他の政令市の殆どが補助金を計上、執行されており」
「また、他の自治体では、独自の判断で補助金を交付するなど…」
「朝鮮学園で教育を受ける事を保障し、補助を継続している」
「広島市は『多文化共生の街づくり推進指針』を策定しては」
「在住される外国人の人権を尊重する事を明確にしているけども」
「この指針を無視しているのでは?」
「教育は政治の課題と切り離すべきであり」
「朝鮮学園に学ぶ児童生徒の教育支援を行なう必要があると考える」と。
ここに取り繕うでなく、以前から「発言したい」と周囲に相談していたのですが…
私は「清水議員の提言」に賛同しています。
確かに、拉致や核問題と、当該諸国と日本国とは諸課題を抱えている。
しかし、紛う事なき事実として、生まれてくる子供は、親も国も選べず、この世に生を受けては。
重ねて、街づくりや未来の形成は、間違いなく「人づくり」から始まるわけで。
本市は、世界の恒久平和を謳い、掲げながら。
2012年度など。
「予算を計上されながら執行されない」といった具合。
こうした大人の事情に振り回される、多感な若人の感情、その「心」に…
爪痕や禍根を残さないとでも?
「政治が背景にある」と言うよりも…。
やれやれ。
数ヶ月前も「補助金を再開して下さい」と。
来る日も来る日も、同学園の生徒さん達が県庁前で訴えられていました。
裏を返せば、同じ地域に共生する“その若人”に何の罪が?
デリケートな話題であり、賛否もある。
でもさ。
「政治と教育を切り離せ」と言いながら、矛盾した物言いになるかもしれませんが。
求められるは、こうした時の「政治判断」であり「政治決断」です。
私など、たとえ全ての都市が外国人学校への補助金を凍結したとしても。
「広島市だけは貫く(継続する)べき」と思われる。
「国際平和文化都市」を目指しているのですよね?
繰り返しますが、希求するは「世界の恒久平和」でしたよね?
ならば、肌の色も国境も関係ないでしょ。
次代を担う子供達へ背を向け、希望が芽吹くとでも?
平和の花が咲き誇るとでも?
何が国際平和文化都市なんだか。
私とて「自らが正しい」なんて思い込んではいない。
ただ。
こうした処遇を受けた若人が、今後も広島を、日本を愛してくれるのか?
紛争地域も同様で「目には目を」を繰り返していれば。
永遠に争いなど終焉を迎えず。
いつか、どこかで、誰かがさ。
とどのつまり「大人の事情」ではない。
「手前の都合」です。
広島市へ告ぐ。
一体どこへ向かっているんだい?
投稿日 : 2013年9月24日