「ゼロ」へ

飲酒運転の「根絶」へ向け、県民を挙げて取り組む最中。

市の男性職員が酒気帯び運転の容疑で摘発され。

20日の本会議冒頭、市長が陳謝されました。

こんな「陳謝」を、上司はおろか、他人にさせるなよ。

「根絶」とは、まさに「根本から絶つ」根絶やしにする事であり。

「根絶やし」とは、根まで取り去り「再生の余地を無き様にする」事。

先月、庁内で行なわれた飲酒に関する個別面談において。

前記の職員は「過去2年以内に5回の飲酒運転」を告白しています。

つまり、飲酒運転の典型的なケースではありますが。

「常習化していた」と。

悲しいかな、これまで「たまたま捕まらなかっただけ」のケース。

で、翌21日。

中区はパルコ前のアリスガーデンにて「飲酒運転根絶!」を掲げ。

バンドやダンスチームなど25組が一同に集っては。

自らのパフォーマンスを通じて、啓蒙、周知活動を繰り広げました。

私も企画段階から携わっておりましたので、当日は司会を務めさせて頂く事に。

また、ステージ横では、飲酒運転などの犯罪で…

「理不尽にも生きる権利を奪われた人々」のエピソードと遺留品が展示された…

「命のメッセージ展」が催され。

写真は、市内で2年前に飲酒運転の車にはねられ亡くなった16歳の学生が。

その際、乗っていた自転車です。

そこで。

「飲酒運転で2度と尊い命が奪われぬよう」ここに当時の模様を書き綴れば。

自転車をこよなく愛し、家族から、友人から愛された青年は帰宅中。

反対車線にハミ出して来た“飲酒運転の車”にノーブレーキで正面衝突されます。

青年の頭部はフロントガラスに突っ込み、身体はルーフの上に乗っかる、この状態で。

尚も車は100mほど逆走を続け、対向車が迫ってはハンドルが切られた瞬間。

青年の身体は道路へ投げ出されました。

足が大腿部から、あらぬ方向へ曲がるなど、全身を7箇所も骨折。

心停止、路上で人工呼吸が行なわれる中。

飲酒運転の常習者であった運転手は、如何なる言動を?

それは、あまりにも悲しく明記は避けますが、この加害者は。

3人目の子供の妊娠を祝い、祝杯を挙げた帰り道の運転だった。

罪なき、輝く未来の待つ青年の命は、ほんの一瞬で奪われてしまい。

残された、被害者の家族に、加害者の家族まで。

飲酒運転の「根絶」へ向けて。

当事者の意識は当然ながら、周囲からも未然に歯止めを掛けられる事はある。

飲酒運転の「根絶」へ向けて。

「ゼロ」は絶対に可能なる数字です!

投稿日 : 2013年9月21日

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