選々挙々

チャンネル・サーフィンをしても、映し出されるは選挙特番ばかり。

と、承知の通り、暑中の参議院選挙が幕を閉じました。

広島県内では、投票率が「49.99」%で、前回を「3.52」ポイント下回り。

全国でも投票率は「52.61」%と、全国・県内共々、歴代3番目の低投票率を記録。

ココで改めて顧みるに、県民の「2人に1人」しか投票されなかったわけで。

その理由として、各メディアにおいても…

「戦前より自民党の圧勝ムードだから」「投票しても何も変わらない」

等々、報じられていたりと。

国民からすれば、その数字が物語る様に…

7月の酷暑とは裏腹に、どこか熱量の低い選挙になった感は否めません。

選挙とは、時々の「争点」によって注目度に関心度が向上したりしますけど。

この度は、いわゆる時の与党から…

「衆参ねじれ国会の解消」が謳われておりました。

そこで、諸外国へ目を向けてみるとして、例えば、アメリカの場合。

大統領と議会(連邦議会)の関係性は?

大統領が共和党の場合、議会は民主党が多数を占めており。

逆に、大統領が民主党系の場合、議会は共和党が多数党であるなど。

何でもかんでも無批判で決定されぬよう。

有権者が、敢えて「ねじれを生み出している」構図が見られたりもします。

※しかしアメリカはアメリカで、幾つモノ根深い“選挙課題”等を抱えておりますが

日本国の場合は議院内閣制ですから、時の総理と衆議院には当てはまらずとも。

今回などは「良識の府」である、参議院の選挙であり。

本来であれば、政党の立場に囚われず、議員一人一人が。

己の見識、良心、信念に基づき、判断を下さなければならない機関の話。

「ねじれの議論」自体が的を射ていないのでは?と感じられますが…

こうした発想は、事務所開きに神事や出陣式に決起大会すら行なわず。

「バンザイ」のやり方すら知らなかった…

地方議員1年生(私)ならではの発想なのかもしれません。

ちなみに、選挙関連の催しの「バンザイ」は?!

写真1枚目の様に、屈託もなく、両掌(てのひら)を正面に向けて上げた場合…

「降伏」「無抵抗」の意味を持ち、NG!

写真2枚目の様に、「当選したぜ!」「バンザイ!」と。

両掌を内側へ向け、まるで…

「これくらいのブラックバスを釣ったよ♪」と手を上げなければならず。

私など、未だに「こちとら素直に嬉しいんだよ!」

「冷静に他人の手の向きを確認してんじゃねえ!」と感じられますが(笑)

と、話は脱線しましたけども、やはり如何なる理由、背景があろうとも。

「清き一票を投じる」尊き権利は、必ず行使すべきです!

そもそも。

「変わらない」って考えている間は、何も変わらないでしょ?

投稿日 : 2013年7月22日

月別表示

最近の記事

インフォメーション

石橋りゅうじ 議会棟控室

Tel.(082)504-2442

スマホ版サイトは以下のQRコードから。