以前、当ブログにて、安倍内閣の「内閣官房参与」を務められている。
京都大学・大学院教授「藤井聡氏」の講演を取り上げました。
今一度、ここに振り返れば、冒頭に、吉田兼好の『徒然草』より…
「世間は虚事(そらごと)ばかりなり」
「世に語り伝ふること」
「まことはあいなきにや」
「多くや皆 虚事なり」
「いひたきままに語りなして」
「筆にも書きとどめぬれば」
「やがてまた定まりぬ」
要約すれば、世間一般に語られ、報じられる事。
例えば、学会の定説であったり、教科書、予算案等々。
そうしたイメージを「ほんの少しでも疑ってみて下さい」と。
そこで♪
先だって、私が非常に尊敬している“ある偉人”と食事をした際。
と、この偉人について語らせてもらえば。
博識で、現場の経験も長年に亘り十二分に積まれているなど…
行政に、政治に、お釣りが来る程、精通されている人物。
そして、同氏が語られます。
「広島市にサッカースタジアム?」
「建設費の捻出からはじまり、広島市の財政規模ならば…」
「市の“単独事業”で、いくらでもやって行けるよ♪」と。
要は、建設費の「10%ほど」を切り盛りすれば。
後は、起債と、あらゆる補助金を用いる事で「十分にやっていける」。
「建てる、よりも如何にランニングさせて行くか?」が課題であり。
ここも、広島市であれば「ノープロブレム」だと。
こう言った文脈を目にすると、直ぐ様。
「起債って言ったって、自治体の借金じゃないか!」
「補助金っつったって、簡単じゃないよ!」
と、条件反射的に「世間は真実ばかりなり」と捉えられる方々も多いでしょうし。
無論、そこを「だからアナタ方は…」と申すつもりもありません。
が、しかし!が、しかし!です。
ここを、ちょっと気分転換に…
「世間は虚事ばかりなり」の観点から見てみるとしましょう♪
「借金でも、ランニングさせて行きながら、健全に返済の目途が立つならば?」
また。
補助金を得るのは、その道のプロでもある“市職員”さんの専売特許。
「トップのオーダーとなれば、そこを実現するべく、あらゆる理由付けを施し…」
「各制度から、徹底的に補助金を集めて来る事など慣れたモノ」
これは動かぬ現実として。
トップからの要望、発注であれば、その道のプロは死力を注がれます。
ならばと、考えてみて下さい。
totoのスポーツ助成金だけでも「30億円」ありまして、かつ先方様も。
「スタジアム」など、明確に「投資効果」が現れるモノに「投資したがっている」のは事実。
※確認済みです
そこへ、真っ当なる理由で国の補助金を…
ちと不穏当な理由付けを強引に行なっては、他の助成金を…
眠れる基金を… etc。
こうなると、逆に。
「出来ない理由を探す方が」困難を極めるかもしれません。
誰も…
「建てちまえよ!」「後は何とかなるからさ♪」なんて微塵も思っていない。
ふぅ〜。
では、今日のところは唐突に締めるとして。
「アップル社の再建に必要な妙薬は、コストの削減ではない」
「現在の苦境から抜け出す、斬新なる方法を生み出すこと」
「革新だよ」
by スティーブ・ジョブズ
投稿日 : 2013年2月18日
『 固定の観念に既成の概念を疑ってみる』
前号のブログにて、ご案内させて頂いた通り。
2月14日の定例会・開会から予算特別委員会を経て。
3月26日までノンストップと言った具合、まさに「議会!」の日々が続いて行くわけですが。
その合間に訪れる週末として、本日などは?
朝の8時に自転車をまたいで向かうは、日頃お世話になっている小学校の体育館を大掃除。
続いて、直ぐにスーツに着替えては、車で市街地へ向かい。
ホテルにて、東京から元代議士をお招きしての、いわゆる「囲む会」であり「勉強会」。
長年の経験に裏打された見識を通し、広い視野で時代を見つめ。
かつ、これから待ち構えているであろう激動の未来を見据え、読み取らんとされている。
目の前で打診される若人へのテレグラフに、首を縦に振っては「フムフム!」の連続です。
その後、中区のスポーツセンターへ向かい、ハンドボール「広島メイプルレッズ」地元最終戦の応援。
しかも、この機会は単なる応援に留まらず、社交場の如く多方面の方々を「繋ぐ」意味合いもあり。
あの方を、この方へ、こちらの方を、そちらの方へとご紹介させて頂いては、飛び交うボールに行き交う名刺。
試合もメイプルが大勝を収め、ヤレソレと熱気も冷めやらぬまま地元へトンボ返り。
車を自宅の駐車場に投げ込んでは、マフラーにコートや手袋と、一瞬でスーツ姿に徹底した防寒を施した後。
続いての移動手段は、テクシー(歩く)にアストラムラインを利用して、年に1度の地域の大きな祭へ。
夜の帳(とばり)も下りる頃、赤色の誘導灯を握りては、2時間の防犯パトロール。
の後、帰宅しては、これより2月議会や予算特別委員会の準備に入って参ります。
ザっと“1日の足跡”を書き綴りましたけども、まずは前記の「地域活動」に目をやれば。
大掃除や防犯パトロールなどは、当然ながら議員としての活動ではなく。
地域に、社会に身を置く、1人の市民としての活動です。
続いて、トップスひろしまに加盟しているハンドボールの「広島メイプルレッズ」が話題に上りましたが。
私と言う僭越ながらも議員に対しては、やはり「サッカー」や「スタジアム」のイメージが強く。
これを自意識過剰と呼ばれようとも、実際、メールやfacebookでも…
「サッカー!」であったり「スタジアム建設を応援しています!」との声援が圧倒的に多いのは事実。
そこで。
話を急展開させますけども、世の議員さんは、時に「市政報告」としてチラシなどを作成され。
市民の皆様に「現状」を報告されたりする。
そして。
弁解でも自己弁護でもなく、私は議員にさせて頂く前から、トップスひろしまの関係者とも交流を深め。
サッカーだけでなく、広島の「スポーツ界」(各競技)を盛り上げようと微力ながらも取り組んで参りました。
また「スタジアム建設」だけに固執するでなく、議員にさせて頂いて今日まで。
「より良い広島市を創出」するべく、多方面に及ぶ現状の改善を図ろうと。
未だ未熟なれど、沢山の方々から“希望を託された”議員として、胸を張り、顔を上げ。
多様なる提言、提案も繰り返して参りました。
こうした「石橋竜史の議員活動・中間報告」を行なえればと、この度!
当webサイトに「市政報告」ならぬ「市政活動報告」のコーナーを新設♪
“全て”とまでは行きませんが、これまで「当たって砕けよ」とばかり積極的に発言させて頂いた“その一部”を。
「議事録を通じての活動報告」として、まとめてはアップさせて頂いております。
自らでも一定の時が経過した後に内容を再読してみれば?
まだまだ青い部分も多々あれど。
目を通して下さった方々には、きっと何かを感じ取って頂けるモノかと。
お時間のある時にでも、チラホラと覗いて頂ければ幸いです♪
投稿日 : 2013年2月16日
『 『経過報告』』
平成25年・第1回・定例会が開会しました。
本日から、3月26日まで。
間に、来年度の広島市の予算を審議する予算特別委員会を挟みながら。
ノンストップの長丁場が続いて参ります。
そこで、「より良い未来を築く」べく。
共に取り組む同士(議員)の横顔なども、時にご紹介してみようかと。
例えば、議会の初日である本日は、市長説明が行なわれた後…
私は、同期(一期)議員である東区の「山路議員」と原爆資料館へ足を運びました。
理由は?
この被爆の実相を後世に伝えるストーリーテラー(物語の進行役)とも呼べる貴重なる建物を。
おこがましいながら、少しでも、わずかでも、現状より意義深い存在へして行く為に。
そして、話は資料館へ展開するのではなく、山路議員へ。
私など、自らの性格において、ブログ等で他人を無意味に「ヨイショ」する事は絶対にありません。
ながら、この山路議員は、議員となりて私と同様に2年弱の議員さんではありますけども。
本当に素晴らしい議員さんです!
何がって、活動に「私欲をはかる心」、いわゆる利己的な“私心”が無く。
心底「街の為に」と熱心に活動され、過度な「保身」も持ち合わせず。
私ごときが同氏を評するのも恐縮ながら。
「弱きを助け、強きをくじかれる」など、前例の壁や既得権益と相対しては…
常に“戦っている”議員さん。
しかも、絶対に偉そうな態度をとられない。
一言に「市議会議員」と申しましても、それは色んな議員さんがいらっしゃいます(笑)
かつてガチャピンが海に潜った際に…
「わぁ♪不思議な生き物がいっぱい♪」と率直な感想を述べ。
視聴者から…
「オメーが最も不思議な生き物だよ!」と総ツッコミを受けたが如く。
私も“色んな議員”の一角を担っている一人ではあるのですが♪
そんな私から見ても、議員になる前に「民間」で鍛えに鍛え抜かれているだけに。
これまた褒め言葉として、「政治家らしくない政治家」。
それが!?
Please Welcome!英男!山路!議員です!
「議員」とは、とかく色眼鏡を通して見られたりのケースも多く。
しかし、他にも「こんな素敵な議員がいらっしゃるのですよ!」とご案内、ご紹介した人は沢山…
沢山?いらっしゃり(笑)
今後も機会がある度、街の未来の為に発信して参りたい所存。
やはり、真っ直ぐに街や市民の方々の為に「頑張っている」人間は。
如何なる分野であれ、支持、応援されるべきだと痛感する…
今日この頃であります。
投稿日 : 2013年2月14日
『 良し悪し青雲の志』
時刻は、23時55分。
ようやく帰宅しました♪
午前中の諸作業から1日が始まり。
13時から18時30分まで広島市の来年度予算について、ノンストップの勉強会。
そこから直ぐさま、雨中に車を走らせる事、50分。
世界をフィールドにご活躍される「アーティスト」さんとの打ち合わせ&食事会へ。
それは色んな話を交わしましたが、時はアっ!という間に流れて行き。
宴もたけなわの頃、既に時計の針は22時を回っておりました(笑)
I had good time♪
そして、我思うのです。
やはり、世界をフィールドに活躍されている、活動されて来た人は?
当然ながら、世界基準で、もまれに、もまれておりますから。
また、他民族と幾度もコンタクトしては、キュッキュと磨かれに、磨かれておりますので。
高い見識をお持ちであれば、見聞も広く。
無邪気であり“永遠の少年”の様な一面も持ち合わせていらっしゃれば。
何よりも、一般的に口にされる不可能を“可能にして来た”人物なので。
「可能性」を。
世の中の、人々の生み出せ得る“可能性”を信じ抜いていらっしゃる。
ゆえ、例えば会話中にコチラから、ある提案などをしてみても…
“否定”から始まらないんです。
「無茶しましょうよ!」「面白い事をやりましょうよ♪」
「不可能?でも実現したら最高だよね!」から始まって。
次に「果たして、1%も実現の見込みはないのか?」
「しかし、1%でも可能性があるのならば、そこからですよね♪」と。
このアーティストさんと私には、ある共通点がありまして。
それは、お互い「そんなの絶対に無理だ!」と周囲から“散々”言われながら渡米。
実際、飛び込んでみたら「何とかなった」過去が、実績があります。
テメェの小さな物差しをかざしては「出来ない理由ばかり探す」輩の多い昨今。
適正な言葉が見当たりませんけども…
「フロンティア・スピリッツ」(開拓者精神)とでも申しましょうか。
この閉塞感に包まれ、こじんまりとしたリアルばかり追求する世間にあり。
つくづく「チャレンジ」の重要性に気づかされます。
人間には、何億年もかけて培われた…
「何とかする!」との生命力が兼ね備わっている。
何とかなるもんです♪
さてと。
これから、明日の委員会の準備に入るとして。
まだまだ寝られないので、シャワーは…
明朝にするかな?
投稿日 : 2013年2月12日
『 異端児’s』
「腹を決める」。
常日頃から「より良い広島を!」と取り組んでおりますけども。
議員にさせて頂いてから今日までの、この2年弱で。
私は、周囲の議員さんと自らの間に「あるギャップ」が生じている事に気付かされます。
例えば、ご多分に漏れず本市に於いても。
2015年あたりをピークとして、人口が徐々に“減少して行く”との予想がされている。
現在、118万人弱の人口が、2050年を迎える頃には…
「100万人を切るだろう」とまで言われています。
去年とて、全国では6年連続で年間「出生数」が「死亡数」を下回り。
1年間で人口「自然減」は、21万2千人。
出生数も最小となるなど、少子高齢化が進んでいる実態が浮き彫りとなり。
地方都市などは、人口の自然減に限らず…
「大都市への人口流出」との“人口減・現象”の問題も抱えている。
そこで。
行政などは、「今後の社会動向を踏まえ、如何に対応して行こうか?」と考える。
重ねて、対応のみに留まらず。
「何とか投資的な経費を捻出しては、現状の回復、向上にまで取り組んで行こう」とも。
そして、掲げられるは…
「世界に誇れる広島市を目指す」と。
では、素朴な疑問として、何をもって世界に誇らんとしているのか?
数字で表れるマテリアリズムの「物質面」なのか。
それとも、満足、充足、幸福に、もたらされる平安まで。
市民の抱くスピリチュアルな「精神面」を誇るのか。
それとも「物心」の両面なのか。
いずれにせよ、世界的にも稀有なるメガロポリス「東京」をはじめとし。
改革の進む大阪に、元気のある中京圏の名古屋。
アジアでも有数の人気都市である福岡に、個性ある神戸。
行政に議会までも前衛的な川崎、等々。
“敢えて”ちょっと屈折した解釈で話を展開しておりますが、ひとたび…
「国内に広島を誇ろう」とアプローチしても、簡単な道程ではありません。
過度に卑下するでなく「広島」は全国の中でも埋没しているのが現実なのですから。
※よく「世界でヒロシマは有名」と言われますが、実際に世界をフィールドに走り回れば言うほど認知されていない
こうした現状がありながら、「世界へ」「世界へ」と口にしては掲げられる。
当然ながら、私も「誇る、誇らない」は別にしても。
「世界から興味をもたれ、世界から人々が集まるほどの都市に広島をしたい!」
と、本気で、くどいようですが“心底”本気で考え取り組んでいます。
ウラを返せば、「サッカースタジアム」など好例で。
宇品や観音エリアに築いたとして…
本当に成功しては「世界に誇れる都市への一助」に結びつくと感じられているのだろうか?
私は常に“本気”なので「人口減少に如何に対応して行こうか?」でなく。
10年や20年後でも、必然的に、そして結果的に。
「人口が増え続けている広島市」を創出しようと考え、取り組んでいる。
ゆえ、当たり前の事をチャプチャプやっていたって、絶対に無理です!絶対に!
“常識”なんて、過去の成功例に他ならず、時代は急速に動いている。
何も、奇をてらって!ですとか。
リスク・マネージメントなんか不必要!イケイケで!なんて話をしているのではなく。
良い意味で、世界から「ヤバイよね!ヒロシマ♪」と言われ、思われ、模範にまで成るには。
つくづく、つくづく、行政に議会、市民までもが同じ目標を共有し。
腹を決めては、信じ、思い切って突き進んで行くしかなく。
問われているのは「本気度」です。
歴史背景にポテンシャルは充分に備えているのですから、時間は掛かるでしょうが…
絶対に!絶対に広島は世界から「参考にされる」までの都市に成れる!
人生なんて、1度きり。
そろそろさ。
みんなで、実現へ向けての一歩を踏み出そうぜ!
確かに“この世に生きた証”を残そうぜ!
変えるのです。
広島を。世界までも。
投稿日 : 2013年2月10日
『 本気で世界を目指すなら』