広島市安佐南区から市政を新たに! みんなでいっしょに変えて行きましょう!
石橋竜史(いしばし りゅうじ)の公式Webサイトです。
この度、旧市民球場跡地の活用法に関して。
広島商工会議所の深山会頭が、同場所でのサッカースタジアム建設に言及され。
「サッカー場は試合数が限られており、集客性が高いとは言えない」
と語られた事に、報道関係をはじめ、私の周囲でも様々な意見が飛び交っておりましたけども。
その感想を総じてまとめれば…
「まだまだ田舎で長閑(のどか)な街なんだな♪」でした。
まずもって、深山会頭を揶揄(やゆ)しているのではございません。
何故なら、同氏は温厚なお人柄であり、聡明で協調性を重んじる調整型でもある。
つまり、公で簡単に“私見”を述べるような人物ではありません。
そんな同氏が、記憶の新しいところでは、「土俵際」なんてレベルでなく。
完全に片足が土俵からハミ出しているにも拘らず「広島西飛行場の存続」を訴えた事がありました。
ココで声を上げたとて、何も派生しなければ変更すら生じないのは当人が最もご存知でしょう。
でも、声を上げる。
そこには、様々な背景が存在していた。
今回の件とて同様で、これだけサッカー熱が高まって来ている最中。
声すら上げなければ、プラス・マイナスは「ゼロ」なのに“敢えて”サッカーに言及する意味。
個人としても、商工会の会頭としても、ハイリスク・ローリターンの振る舞い。
深山会頭の人格をフォローする為にも付け加えますが、120%当人の意思でなければ、ましてや商工会の総意でもない。
では、何故?
話は少々、拡大して参りますが、全国的に見ても。
現在、サッカースタジアムの建設が進んでいる、進もうとしている。
構想が持ち上がっている都市をパっと列挙しても。
大阪、京都、北九州、徳島に鳥取、etcと、まだまだ挙げられます。
いずれの都市も潤沢なる財源を持つわけでなければ、年間の試合数など“重々”承知していながら…
取り組まんとしている。既に、取り組んでいる。
Why?
そんな当たり前の「大前提」を踏まえながら…
しかし、サッカー、引いてはスポーツの持つ効果、効能を“重々”熟知して。
マイナス部分を官民でアイディアを持ち寄り協力、共生のスタンスで補いながら。
持ち合わせているプラス面を最大限に発揮させ、今後、人口すら減少して行く世の中にあり。
前向きに「スタジアムを通じての街づくり」として打って出ている。
話は冒頭へ戻りますが、この様な時代にあり、表面をなぞっては平気で「集客性が高いとは…」と公で言える勇気。
一般市民が率直な感想で物申しているのではありません。
企業のトップであり、検討委員会にも委員を派遣している商工会の会頭でもあり。
ある程度の年齢を刻まれた、人生経験の豊かな人物が… です。
繰り返しとなりますが、深山会頭を誹謗しているのではなく。
また、通常ならば口にするはずのない人物が、このタイミングで口にした。
陰で動く人々、その背景を、私共の周辺は「田舎町だ」と申しているのです。
「田舎」と表現するよりは「旧態依然」が適切でしょう。
抑圧されていた広島で“サッカースタジアム建設”の声が上がる。
当初は、ココへ条件反射的に反対する人々も安穏とされていた事でしょう。
「この広島では無理だ」って。
しかし、この広島とて、いつまでも黙っていたり、他都市の後塵を拝してばかりではありません。
そして、市民間での「機運の醸成」が、あまりにも明確になって来たらば…
徐々に、「え?オイオイ!ちょっと待てよ!?」と焦り出されたのでしょう。
慌てての、あの手、この手。
そんな「あの手」の一つが、この度の会頭の声明であり、裏を返せば。
商工会の会頭が「発言せざるを得ない」ほど、ある程度のムーブメントが出来上がっている証拠。
「スポーツ推進派」として、前述の「旧市民球場跡地検討委員会」で申せば。
1つ、誇れる事があります。
それは、あさましい程に、大人気ない程に…
「スポーツは駄目だ!」「スポーツは無理だ!」と意見が飛び交う中。
スポーツ推進派は、決して緑地広場案や芸術文化案を、けなすでなく、排除するでなく。
常に「共存」であり、「共生」を訴えて参りました。
「みんな一緒になれるはず」「みんな集っては、より良い空間を生み出しましょう♪」と。
非建設的に、ただ相手の案を拒絶する事は絶対に無かった。
我田引水で、「我こそ!」「我が案!」と走る事も無かった。
これが、スポーツ機能を、サッカー複合スタジアムを推して来た人々の…
揺ぎ無い「誇り」です。
サッカースタジアム推進派の同志へ告ぐ。
対峙する面々がスポーツに、サッカーに対してネガティブな発言、キャンペーンを展開したとて。
「目には目を、歯には歯を」ならば、極論となりますけども、これは血を血で洗う闘争(戦争)と一緒。
我々は、古く、狭い見地、やり方に囚われるでなく。
多様なる考えを認め、先方の思想、ポジションまでも理解しては尊重し。
みんなで一緒に、住み良い、より良い世の中を創出しては築いて参りましょう!
私共が誇れるは、言わずもがな「フェアプレー精神」なのですから♪
投稿日 : 2012年9月27日