広島市安佐南区から市政を新たに! みんなでいっしょに変えて行きましょう!
石橋竜史(いしばし りゅうじ)の公式Webサイトです。
9月定例議会が終了しました。
今回の議会を振り返るに、まず…
「公共工事における地元事業者への受注機会の拡大を求める決議案」が議会側より提出され。
賛成多数で可決されたのは、一歩前進。
分かり易く申せば「一定金額規模の“仕事の発注”は出来るだけ広島県内の業者に発注しましょう」との提案。
私も立候補時から自らの“政策概要”に掲げており、私が提言していた案を記せば…
『市内の企業(人材)の技術力や経験値の向上へ』
「広島市内(県内)の企業が技術力を高め、経験を積んだ結果“街の財産”として保護、継承されるよう」
「一定金額の業務発注は地元業者にお願いするべく取り組んで行きましょう」と選挙前から訴えておりました。
まるで“地産地消”の如く「そんなの当たり前じゃん♪」と感じられるかもしれませんけども。
前政権下など、発注においても、また有識者を選任するも自らの右腕を呼ぶも「東京」「東京」でした。
と話は戻り、最近の参考例では、広島南道路(広島西空港の直ぐ北側)を建設するにあたり入札が行なわれ。
低入札でしたが、ある東京の業者が単独において“五十数億円”で業務を落札。
まだ広島市の入札制度にメスが入る前の、つい先日の事です。
これは何を意味するか?
乱暴に表現すれば、広島市民が汗水を流しては働いて納めた税金で造られる大きな橋。
この“必須”となる支出(税金)を地元の業者へ回せば(発注すれば)地元に仕事の機会、雇用が生まれ。
みんなで納めた税金が地元民へ落ちては、お金やシステムも地元で循環します。
しかし、東京をはじめ、大都市圏等の県外・大企業が地元業者とJVすら組まず業務を受注し。
また、地元下請け業者へ仕事すら回さなければ…
※ここで金額を叩きに叩かれれば、より地元業者は引き受けたくても、引き受け難くなり
広島からは、お金が「流出する」のみ。
とどのつまり、そこを「是正しましょう!」との試みが、この度、可決された冒頭の提案。
“公共事業”と捉えれば、金額も大きく壮大な印象を受けますが、身近にも沢山ある話。
例を挙げれば、大型のショッピング・センターやコンビニでも躍進する「PB」(プライベート・ブランド)。
これまた例えてみれば、石橋百貨店と言う名店があり(笑)
同店内では「石橋印」のお菓子や調味料、洗剤等が販売されている。
地元企業、地元メーカーの食品、飲料等を購入することなく、PB商品ばかりを購入すれば…
イコール、ショッピング・センターやコンビニの本社は東京なり大都市圏にあるのですから。
同商品の売り上げ等は、全て県外へ流出する事になる。
また、これにより如何なる弊害が生じるかと言えば?
特定メーカーと特定の流通業者が強固に結び付き、地元業者(商品)を含めた参入が困難を極めたりも。
※勿論、地元へ落ちるお金もあれば、また「PBを悪」との単純な表現でなく、あくまで例として
話は脱線しましたが、広島市の入札制度“1つ”を取ってみても。
これまで、地元業者には辛く、暗黒な日々が続いておりました。
そんな環境を改善するべく、また「入札制度の見直し」は山積する課題の一角に過ぎません。
今後も、一歩ずつ。
一歩ずつ前進を果たし、みんなで活気のある、住み良い広島を創出して参りましょう♪
他に、今回の9月定例議会でスポットを当てるならば…
旧市民球場跡地の活用を巡り、検討委員会の設置へ向け、必要経費の捻出に関しての一幕。
いずれにせよ「このままではイカンだろ!」との“これからを担う”会派を超えた沢山の先輩議員。
並びに、決して公園化を安直に否定、肯定するでなく、しかし…
「他にも経済効果を生み出す、こんな活用法が幾つもあるだろうに!」
との躍動する沢山の若手議員までも結束しつつありますので。
希望と浪漫を追って、これからが、これからが本当に楽しみです!
投稿日 : 2011年9月30日