プレゼンテーション

暑くもなく、寒くもなく、秋晴れの気持ち良い1日でした。

3連休の初日という事もあり、市内中心部に各行楽地も軒並み賑わっていた秋分の日。

私は“ある確証”を得る為、自転車を走らせ広島市は中区へ。

場所は、広島城の西であり、県立総合体育館の北に位置する「中央公園」。

時刻は、最も人々の動きがあるであろう、午後2時において。

42ヘクタールもある、この広大な公園には?写真をご覧下さい。

広々としたグランド(広場)部分に、ただの「1人」すらいらっしゃらないのです。

街のド中心部が、憩いの場でなく、何かに活用されるでなく、誰も居ない状態。

確かに、同公園の道路際には数人が涼をとって休憩されていたりはしましたが、それでも数人。

こんなデッドスペースを長年にわたり放置しておいて、旧市民球場跡地の活用も何もないもの。

何度も申す通り“球場の場所だけ”を「いかに活用するか?」でなく。

この先、50年、100年を見据え、根本的に、かつ総合的に「魅力ある広島の創出」へ取り組んで行かなければ。

返す返す、旧市民球場跡地だけを検討しても、枝葉の部分が色づくか?枯れるか?のみで。

結局、根幹部分は何も変わりません。

例えばです!例えば!

この先、5年、10年内において、500%、「広島県庁・本庁舎」の老朽化問題が再燃します。

いずれ、以前の様に「移転での建て替え」なり、現在地での「段階的なリフォーム」等の検討が活況を迎える事でしょう。

※遅かれ早かれ、同目的での予算の支出は不可避

当然です。建物自体は、旧市民球場よりも古く。

耐震性も不安視されていれば、未だ「IT化」にすら対応できていないのですから。

ならば、街の一等地である同場所を売り、先ずは数百億を得る。

そこで、中央公園の国有地を買い取り、同場所へ県庁を移転、新築するのは?

※国としては帳簿上で「外すか?」「残すか?」で大した問題ではありません

さすれば、敷地内に駐車場も広く確保できれば、管轄が「県域」なのですから。

アストラムラインの城北駅を利用と共に、数年後に誕生予定であるJRとアストラムが交差する新駅「白島駅」も利用して、県民が便利になる。

「楕円形の都市開発」を目指す市長の考えとも合致し、現中央公園から北側へも(横川など西側も)“常時”人の流れや賑わいが生まれます。

広島城も望める新築の県庁ならば、職員のモチベーションもバージョン・アップされ、来広者にも評判となるのでは?

元々、県庁の移転が「広大跡地へ」と検討されていた頃ですら、同様の手法を用いれば「黒字で賄える」と言われ。

時間が経過した「このご時世」で、安直に採算は見込めないまでも、東京都庁だって、新宿駅西口から、かなり歩きます。

逆に、「街の中心部」と言うよりは「繁華街の中心部」に、そこまで県庁が必要なのか?との検討も必要でしょう。(不要との意味でなく)

そして、県庁が移転した後の、まさにド中心部は、商業地だろうが公園だろうが、様々な活用法が見込める。

また、旧市民球場跡地は、多目的のサッカースタジアムで、年間、最低限で「50万人〜60万人」の集客を確保。

このスタジアムにしても、跡地を独占するのではありません。

総合的に、より魅力を向上させなければならないエリアの一角に、その一角に「添える」感覚。

何が良いって、観客席が修学旅行生の休憩場所にあれば、「必ず」県外から相手チームの、ある意味“観光客”が訪れる。

隣接する平和公園にも足を伸ばして頂こうではありませんか。

街の「魅力」なんて、簡単に向上するモノではありません。

いつまでも既得権益にしがみつき、かつ国有地だの都市公園法に“縛られる”でなく!(無論、考慮しなければなりませんが)

前述くらいダイナミックに「市と県」で一体となって取り組まなければ…

ただでさえ、今後も急激に生産年齢人口が低下しては、都市間競争が激化して行く中にあり…

広島は、見事なまでに取り残されて行くかもしれません。

今日、私は何時間も自転車で街中を走りましたが、緑もあれば美しい川もあり、程よく都会で。

再確認となれ、広島とは素晴らしい街!

しかし、何も手を打たなければ、それは停滞(プラス・マイナスがゼロ)でなくマイナスであり「失っている」、失い続けている。

舵取りにしても、トップですよ。

求められるは、トップのリーダーシップ。

いかなる形であれ。

この混迷を極める世の中にあり、1日でも早く「希望の明かり」を灯すべきです。

そこへ人々は“何をか見出す”事が出来るのですから。

投稿日 : 2011年9月23日

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