得て、活かす

広島市と姉妹提携を結ぶ、韓国では第4の規模を誇る都市、「大邱」(テグ)。

人口は約250万人にも及び、繊維業と金属・機械製造業が主な産業でありながら。

時代の流れと共にシフト・チェンジ。

現在は、グローバリゼーションを(境界を取っ払った世界の一体化)掲げ。

商業をはじめ、各分野の先進化を率先して図っては。

観光であったり、インターナショナルな学校を設立し、世界に通じる人材育成にも力を注ぐ。

また、広島「西風新都」の如く、産業団地の造成を急ピッチに進め。

今年から、「海外での生産拠点を模索する日本企業」を誘致するべく。

日本へ積極的なアプローチを行いながらも。

「美味しいリンゴと美人の生産地」である(現地・女性コーディネーター談♪)

要約すれば、それが「大邱市」であります。

そして私、先週の26日より3泊4日にて、姉妹都市の市議会議員として大邱市へ視察に行って参りました。

現地の市議会議員とも交流を深めながら、異文化に触れ、学び。

その中でも、自称・スポーツ大使として見逃せないのは!?

織田裕二と共に!

来たるは、IAAF World Championships Daegu 2011!

2002年の日韓W杯サッカーで使用された“大邱スタジアム”にて開催される。

そう!「世界陸上 韓国大邱(テグ)大会」です!

そこで注目されるは?

日本国内では瞬間視聴率「21%」を叩き出す事となった、男子100m決勝!

「速すぎる男」ジャマイカのウサイン・ボルト選手が…

「早すぎた男」としてスタート時にフライングで失格!

この瞬間を、超満員の現地のスタジアムにて、目と鼻の先で遭遇!

会場が、異様なまでに盛り上がった事は特筆するまでもありません。

スタート直前の静寂を破り、観客の誰もが予想だにしなかった事が起こった際、場内では…

む? むむっ? むむむっ? うおぉっー!と万国共通のリアクション!

さすが世界陸上!

そんな大事件もさる事ながら、目の前にて「世界で最も足が速い人々」が集い、競い合うにあたって。

均整のとれた肉体から繰り出される“世界の速度”に驚かされながらも。

何より、駆け抜けるランニング「フォーム」が見事なまでに美しく、それは“魅了”されました!

と、今回の視察の一コマを長々と書き綴りましたが、前記は、あくまで「一コマ」。

沢山の事を見聞きしては、一緒に向かった議員同士でも色んな政策提案が浮上。

大邱の市議会議員さんとも、例えば「チョン・ヘヨン」議員(42)さんとは年齢も近く。

また、パパとしても共通項が多く、意気投合♪

私も、頭の倉庫から眠っていた「英会話」を引っ張り出して来ては、無数の意見&情報交換。

流れる時間たるや「有意義」の一語に尽き、この度の視察では、不肖なる己が成長させて頂き。

人脈に交友関係もグローバルに広がった事は言うまでもありません。

ちなみに写真は、38歳と私とも年齢が近く、日々、広島市の為に尽力されている豊島岩白議員。

Facebookに私を掲載して下さった“お礼”に掲載させて頂いておりますけども(笑)

こちらの先生など、大変勉強されては実際に行動へ移し、日々精力的に議員活動をされています。

共に根底にある部分は、私利私欲や保身に走らない。走らない?

あのボルト選手、おそらく号砲が鳴ってから余裕を持ってスタートしても優勝していたでしょう。(いち表現)

そこを、敢えて挑戦して「好スタート」と「記録」を狙いに行ったからこそ、フライングがある。

「そこの極東の国から来た市議会議員よ」

「先走ってはいかぬが、挑戦してこそ人生!」とボルトの背中が、私達を諭すかのように語り掛け…

て来るわけもなく、ただただ悔しそうでしたが。

今一度、議員として、人間としても勉強させて頂いた、3泊4日の韓国視察でした。

経験しては学んだ事など、追って日々のブログに盛り込んでは発信させて頂きます。

ワールド・クラスに、地元の為、一回り成長。

まだまだ、これから。

投稿日 : 2011年8月29日

月別表示

最近の記事

インフォメーション

石橋りゅうじ 議会棟控室

Tel.(082)504-2442

スマホ版サイトは以下のQRコードから。