宿題

なでしこジャパンが世界一に輝けば、代表メンバー21人にスポットが当たり。


ひいては、21人中、澤キャプテンをはじめ、7人ものメンバーを送り出したクラブチーム…


「INACK神戸」までもが取り上げられる事に♪


BINGO!


ここ最近、各方面で「なでしこ特集」が行なわれているので、ご存知の方も多いかとは思われますけども。


「なぜ INACK神戸が沢山の選手を代表チームに送り込んでいるか?」


裏を返せば、「なぜ代表クラスの選手が同チームへ集まって来るのか?」となれば…


やはり「環境」。


なでしこリーグでプレーする選手の大部分が“アマチュア”であり。(少数のプロも存在)


誰もが、お昼過ぎ、もしくは夕方まで会社で働いては、夜から2、3時間の練習に励む現環境。


しかし、「INACK神戸」は、選手が“サッカーに専念できる環境”が整えられています。


それは、5年前より、出資会社「100社」を目標に、「ワンハンドレッド・オーナーズクラブ」制度が設けられているからこそ。


言うなれば、世界一のクラブ・チーム、FCバルセロナで言う「ソシオ」の企業版。


「薄く、広く、100社の企業に支援して頂こう」を目標に、“1口 5万円”で出資金を募り、現在では…


地元地域の企業や商店、85社が協力をして下さり、中には何口も出資して下さる企業もあるのでしょう。


クラブの年間活動費「約1億円」の内、その大よそ半分は、上記の制度で「まかなわれている」。


“歴史は物語る”で、プロ野球やJリーグ、社会人スポーツにも前例が見られる様に。


オーナー企業は、未来永劫の栄華が保障されている訳ではなく。


「オーナー企業が傾けば、クラブ・チームまで、みな転ぶ」を避ける為の取り組み。


並びに、クラブに対する関心を高めたり、クラブ愛の醸成にまでも寄与する。


それが、「INACK神戸」の“ワンハンドレッド・オーナーズクラブ制度”です♪


もしも、この広島に同様の試みがあったらば?


今更、私みたいな部外者が蒸し返す話でなく、下衆なセンサクとなりますが…


当初は「トップス広島」にも加盟していた、女子バスケットボールの強豪チーム。


「広島銀行ブルーフレイムズ」は廃部に追いこまれる事もなく。


現存しては、今なお熱いプレーが続いていたかもしれません。


当時の選手は、引退・転職。もしくはプレー続行の為に“他都市”のチームへ移籍を余儀なくされました。


一つのスポーツを取り上げては「一事が万事」とまでは言わずとも。


そうなれば結局、バスケットの社会人選手のみならず。


そこを目指す次世代までも、行く行くは受け皿が無いのですから他都市へ移って行く事となる「人材の流出」。


スポーツに留まらず、多方面にわたる街の環境整備に魅力の創出へ。


何たって、街は「課題」でなく「のびしろ」に溢れているのですから。


はじめの一歩は…


Do you have a 「情熱」?

投稿日 : 2011年7月29日

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