インフォメーション

石橋りゅうじ 議会棟控室

Tel.(082)504-2442

スマホ版サイトは以下のQRコードから。

第69号議案

本日は「広島市基本構想・基本計画特別委員会」の最終日。

日程としては「討論」(この〇〇に対して我々は賛成or反対を論じ合う機会)。

そして「採決」が行われました。

今日まで約1年にも亘り、定期的に同委員会で審議を重ねて参りましたが。

結果、本日の採決にて、議会の“賛成”多数により…

新たな総合計画の発進に「Goサイン」が出されたと。

※6月議会の最終日に改めて「議決」が行われますが、まず賛成多数は覆らないので

今一度ココに顧みれば、前号でも触れた通り、行政には“継続性”が働くゆえ。

この度、「10年に及ぶ広島市の総合的な計画」(第5次)が、新たに…

策定される「第6次」に移行するからと言い“計画が激変”するモノでなく。

ただし、今回の新たな第6次の計画で、過去より「最も変化」を遂げたのは?

掲げては取り組む内容に大きな変化はなくとも、その“表記”に「SDGs」が加わりました。

例えば、下記(第6次 広島市基本計画の内容)のように↓

この期に及び説明するまでもないかと存じますが、簡素に補足をすれば。

SDGsとは「Sustainable Development Goals」(持続可能な開発目標)の略称で。

(読みは「エス・ディー・ジーズ」)

コレは、あらゆる世界の人々に幸福を届け、より良い地球、より良い未来を築く為。

2015年9月の国連サミットで、国連加盟193ヵ国により採択された…

「2016年〜2030年の15年間」での達成を目指し、掲げた“17の目標”を言い。

例えば、その中から一例として。

あらゆる場所の、あらゆる形態の貧困を終わらせる「1 貧困をなくそう」に目をやると。

何を標的にすれば貧困をなくせるかの「ターゲット」が複数、設定されています。

このターゲットは、全17目標の全てに「平均で10個前後」紐づけられており。

つまり、現行のSDGsには17の目標と共に合計で「169個」のターゲットが設けられた上で。

※ちなみに169ターゲットの詳細となる「全244の指標」(細かな数値目標等)も存在します

15年内に「誰一人、取り残さない、幸せな社会、世界の実現」を目指して行くと。

話は広島市の「第6次」基本計画へ戻りますけども、先に載せた写真の通り。

本市では引き続き、スポーツの振興、スポーツ環境基盤の整備・実現。

また、スポーツを通じたまちの活力創出に取り組んで行く事とし、さすれば?

SDGs各目標の内で…

「3 すべての人に健康と福祉を」「8 働きがいも経済成長も」

そして「17 パートナーシップで目標を達成しよう」。

“コチラの3つにも寄与します”との意で《達成を目指すSDGs》の表記がなされています。

で。で、なのです。

今日までの同委員会にて、例えば広島市が向こう10年間で…

「活力の創出と都市の個性の確立を目指したまちづくり」を掲げ。

ここを実現すべく、更なる「都市機能の充実強化」を図り、その為にも…

「公共交通を軸とした交通体系の構築」を。との項目(ページ)があったらば。

そこへ?

こうした一連のアクションは《達成を目指すSDGs》の3、9、11に寄与するモノだが。

「他に17も入るのでは?」「付け加えるべき」などの意見が飛び交う訳です。

「ここに〇番が入るべきでは?」「いやいや〇番も入るはずだよ♪」

えぇと。ワ、ワークショップなのか?

開催期間が限定される、10年に1度の貴重なる機会に、一体。

何をやっているのだろうか?我々は。

世界の人々で協力して、世界の人々を救う、大事です。

多様なる意見を闊達に交わす委員会、どなたの提言も大事です。当然です。

なので、上記の議論やSDGsを間違っても「否定」しているのではありません。

しかし、受け売りながら実際の話として、SDGsの本質は?

17の目標たるや相互に関連性を有しており、それを包括的に解決する事が…

「本当の意味での解決に向かう」と言われ。

うぅむ。

なにぶんにも、1年前の叩き台を検討する“スタート時”より、既に…

SDGsが「検討事項の根幹部分に鎮座されて」おりましたモノで。

「SDGsは分かるが、基本計画への関連付けは無用の長物!」

と、ちゃぶ台を引っくり返す行為も正直、憚られ。

また、数十分後に神楽の舞台では本番が始まらんとしている。

しかし目の前では、人の好さそうなオジ様が屈託のない笑顔で…

登場する私の衣装を着込んでしまっている状態。

今更「脱いで頂けませんでしょうか?」と言うのも、躊躇され。

(他都市でも実際に基本計画へSDGsを絡めている所はあり)

悶々と。委員会が開催される度に我、悶々と。

ならば冒頭へ戻り、本日の討論の場で、ある委員さんが口にされる。

「広島市は個別の政策目標を掲げては今後、取り組んで行こうとしており」

「結果、それはSDGs 17目標の内の何かにも寄与すると位置付けるが」

「本来は持続可能な開発目標を達成すべく、169のターゲットに各々が取り組む」

「故に、そこへ広島市としても足りないモノを先ずは掲げ、取り組んで行くべきで」

「順序が逆ではないのか?SDGsを言うならば」と。

私は、1年間の溜飲が静かに下がる感覚を…。

嗚呼、SDGs。

投稿日 : 2020年6月19日
第69号議案

来たる総合計画

6月議会の最中ではありますけども、本日の16日。

続いて、18日、19日の3日間にわたって開催されるは…

「広島市基本構想・基本計画特別委員会」。

あまり聞き慣れない文言ゆえ、改めて簡素化してはご説明させて頂きますと。

「広島市政」。つまりは日々…

広島市の行政運営(各種の街づくりや市民サービス)を日々、進めるにあたり。

場当たり的に「今年を如何に乗り切ろうか?」を繰り返しているにあらず。

そこへは先ず「目指すべき都市像」があり、その実現へ向けて。

長期的なロードマップ(工程表・道筋)を作成しては、取り組んでいるモノで。

こうした、いわゆる「総合的」な計画が定められ、存在するからこそ。

そこを全ての出発点、基軸として、行政が様々な取組を展開して行くと。

ついては、広島市の“総合計画の体系”をご覧頂くとして、コチラ↓

最初に「基本構想」が掲げられ、前述の通り「目指すべき都市像」が設定されます。

広島市の「都市像」は、一貫して最高目標に「国際平和文化都市」を掲げ。

この国際平和文化都市の具現化に当たり「3つの要素」を基本に。

次の通り“施策の構想”を定めます。(直近の委員会で打ち出されたるは下記の通り)

【世界に輝く平和のまち】
1.「平和の願い」を世界中に広げるまちづくり

【国際的に開かれた活力あるまち】
2.活力の創出と都市の個性の確立を目指したまちづくり
3.地域特性に応じた個性的な魅力を生かしたまちづくり

【文化が息づき豊かな人間性を育むまち】
4.多様な市民が生き生きと暮らせるまちづくり
5.保健・医療・福祉、子どもの育成環境の充実を目指したまちづくり
6.安全で安心して生活でき、豊かな自然を将来に引き継ぐまちづくり

そこで「構想」とは、あくまで組み立てられた思想、思考であり。

「形にしなければ」なりませんので、続いては達成へ向けて長期的な“施策”を…

総合的、かつ体系的に定めて行くのが、続いてのフェーズとなる「基本計画」。

この基本計画は、広島市が策定する数々の計画の中でも「最上位」に位置し。

新たな計画の期間は「2020年度から2030年度まで」となります。

つまりは、コレから先「約11年間」の基本的な構想と計画を策定すべく。

現在、定期的に冒頭の委員会を開催しては、審議している最中で。

先の“体系図”にもある通り、基本構想→基本計画の流れから。

基本計画を実現する為に「実施計画」を定め…

その財源として「毎年度の予算」が組まれて行く“構造”になっています。

とどのつまり、約10年周期で地球に最接近して来る彗星の如く。

貴重で大事、稀な機会となる委員会審議。それが?

「広島市基本構想・基本計画特別委員会」。

勿論、議会のみならず、有識者からのご意見、ご指摘。

また何より“市民意見”も伺い、要所に反映させながら今日を迎えており。

最終的に策定、また発表された暁には、完成を迎えた大団円にあらず。

新たな、まちづくりの設計図であり未来予想図が「起動」する…

そこは、スタートライン。

「主役となるランナーは市民の方々で、行政や議会は懸命に伴走へ付く」

こう言った感じでしょうか。

長距離走となりますが、ペース配分もヨロシク。

市民の方々の健脚とチームワークで実現、完走を目指して。

投稿日 : 2020年6月16日
来たる総合計画

雨季に走れば

真夜中に訪れた豪雨。

皆様におかれましては、家屋の周辺状況を含め大丈夫だったでしょうか?

近年、大規模災害に見舞われる広島にあって、迅速なる避難は勿論ですが。

昨今は、避難所に多くの人々が詰めかけての「ウイルス感染リスク」を避けるべく。

ある程度、家屋やマンション内で高さが確保できる方々は、垂直避難。

更には、短期間の避難であれば、車内泊を含めた、車での避難。

他にも、情報が得られ衛生も保てるホテルなど、民間の宿泊施設への避難。

こうした「マルチ避難」が推奨されており、いずれに致しましても“事前”に。

ある程度「こうなったら、こうする」との目途を平素から立てておかなければならず。

各家庭内や各地域でも、今一度「避難法」の再確認をば、早めに是非とも。

ちなみに、私はスマホのアプリ「NHKニュース防災」で雲の動きや雨量を確認。

いつも数時間後の気象条件を考慮しては行動するよう心掛けている次第です。

さて。そんな豪雨の真夜中が明けた、日曜日の朝。

私は地域の一斉清掃、その事前準備があり、7時過ぎからパッキング。

地域の〇班は〇世帯で構成されているので…

軍手を何枚、ゴミ袋を何枚、土のう袋を何枚と仕分けしては、班長さんに配布。

時には、班長さん宅へ上記の清掃セットを段ボールで届けながら段取りを整え。

その後に、一斉での清掃に移行するのですが、何とか雨も止んでおり。

かつ、非常に蒸し暑かったので?

草抜き、ドブさらい、掃き掃除を終えた後は、それはそれは、汗ビッショリ。

しかし、午後の仕事前に「まだ時間がある」を良い事に、思いついたるは…

いつもの「そうだ!ジョギングへ行こう!」

さすれば10kmの行程中、3kmくらい走ったところで猛烈に雨が降り始め。

英語で「たっぷり浸(ひた)す」「どっぷり浸(つ)かる」ことを「soak」と言い。

よく洋画でも、びしょ濡れになったら「Soaking wet!」なんて使われますけども。

ひさびさの「ソォーキング・ウェット!」状態。

コレだけびしょ濡れになって運動したのって、記憶では高校生の部活以来?

走りながら「水中」と同様に濡れているのですから、ウェアに違和感すら無く。

雨と険悪な雰囲気になるでなし、ついつい親しみを覚え。

子どもみたいに雨中に夢中で、ピッチピッチ、チャップチャップ、run♪run♪run♪

ただただ残りの7kmをニヤニヤ、ニヤニヤしながら一人、走ってしまいました。

シャワーを浴びた後、午後は地域要望の対応や議会の準備で議会棟へ。

これまた相変わらず、ふり幅のある1日となりましたが。

徐々に月曜日の前髪が見えて参りましたので、スイッチング。

いざ。議会モードへ。

投稿日 : 2020年6月14日
雨季に走れば

月別表示

最近の記事