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持場

『安倍首相 辞任』のニュースが世を駆け巡りました。

辞意を表明された、その主たる理由としては、8月上旬に持病が再発し。

「病気と治療を抱えて体力が万全ではない中、政治判断を誤ることがあってはならない」

「国民の負託に自信を持って応えられる状態でなくなった以上は」

「総理大臣の地位にあり続けるべきではないと判断した」と、ご説明をされた通りで。

他方、日経新聞の記事を一部、引用するならば…

「首相辞任の情報が伝わった28日午後2時すぎ、日経平均株価は一時」

「前日比で614円下がった」「28日の株価の下落は裏を返せば」

「市場が首相の経済政策に一定の評価を与えていたことになる」と。

無論、経済面における金目の功罪にばかり着目する訳ではないのですが。

首相として、連続在職日数では歴代最長を記録しては。

第2次内閣発足後の政権運営が7年8カ月にも及ぶなど、毀誉褒貶はあれ。

あの1年毎に首相が交代劇を演じる混迷、混沌とした一時代に終止符を打ち。

「日本国の首相は安倍晋三」

との場景が、国の内外でも違和感なく定型化していたのは事実であり。

いずれにせよ、このコロナ禍にあって「政治の空白」は避けなければなりません。

問われるは、如何なる“体制”が早急に確立されるのか?

そこで補足までに『今後の主な政治日程』に目を向けて参りますと。

来月、9月14日前後に衆参両院本会議を開き「首相指名選挙」を16日に行う方向で調整。

10月末以降に「臨時国会」を召集?

11月3日には日本国にも多大なる影響を及ぼす「米国大統領選」。

来年(2021年)に入り1月「通常国会」の召集。

7月23日に「東京五輪」の開幕(予定)。

そこまで解散が無ければ10月21日に「衆院議員の任期満了」を迎えると。

果たして、どなたが新たなリーダーに!?

と、国政が俄然、色めき立って参りましたけども、私などは。

この月曜〜金曜と同様、土曜日も朝から議会棟へ自転車で向かい。

また道中、毎度の事ではありますけども。

外出時に私の頭の中では常に、そして昔から…

「足元のゴミひとつ拾えぬほどの人間に、何ができましょうか」

との訓えがループしておりますゆえ、視覚に飛び込んで来た“大きな”ゴミは。

自転車を漕ぎ進める、その行く道すがら、ついつい拾い集めてしまいます。

ちなみに写真は「ゴミ袋に入ったゴミ」を拾い上げて自転車のカゴに入れたのではなく。

道に舞うゴミ袋を拾い、その中へ雑誌や軍手、食品パックなどのゴミを拾い集めたモノ。

ペットボトルは道路上に捨てられていた物なので、全てペチャンコですが。

お願いです。危険ですので道路上へのゴミの投げ捨て、ポイ捨てはやめましょう。

っと、話は脱線してしまいましたが、私ごとき浅学菲才の人間は、目の前の事から。

一つ一つ積み重ね、出来る事から先ずはコツコツと。

投稿日 : 2020年8月29日
持場

Mission possible

このコロナ禍にあって、なかなか“開催”の難しい日々が続きながら、ようやく。

先の週末に「地域見守りネットワーク」の会議を地元の公民館で行う事が出来ました。

上記のネットワーク事業とは、過去に当ブログでも幾度か取り上げて来た通り。

年々「単身で暮らす高齢者さん」は地域内で増えていらっしゃり。

まずは「定期的に我が家へ顔を出しては声を掛けて欲しい」と願う、希望者の方々と。

そうした高齢者の方々を個別訪問しては、安否の確認を含めて…

「是非とも声掛けの活動をしたい」と申し出て下さる“見守り員さん”をマッチング。

端的に表すれば「地域の人々で地域の人々を守る」事業であります。

ついては。

各町内会長や社会福祉協議会の関係者に地域包括支援センターの担当者を交え。

経過の報告や意見交換を行っていたところ、ある老人会の会長さんが口を開かれる。

「私らは、やはり会話をする機会を常に持ちたい思いがあって」

「どんな些細な話でも良いので、やはり友人知人と話をすると刺激が生まれる」

「しかし、このコロナ禍で、なかなか以前のように会話する事も叶わないのが現状」

「そこで、例えば私らが何をやっているのか話をさせて頂くと…」

「毎朝、友人と『お互いの体温』を電話やメールで連絡し合っては」

「報告を受けた“相手の体温”を、自らのカレンダーに書き込むんです」

「すると、相手の体調も把握し得るし」

「起床後に他者と繋がり合う“ハリ”(日課)が生まれ」

「健康管理を含め、日々の生活の中で非常に有益な試みなんだ」と。

うぅむ!なるほど!と、私が頷かされたのは言うまでもございません。

毎日“体温を測る”行動、一つにせよ。

「自らの日課(体調管理)」とする、それ以上に…

「仲間の健康を思いやる」に主題、比重を置けば、自ずと能動的な責任感も芽生え。

やはり「誰かに必要」とされ。

かつ、何かを「任される」(任を負う)たるや、年齢が幾つになろうとも、暮らしの肝。

高齢者の方々に留まらず、色々と多様なる場面で応用が可能となる事例であり。

流石、諸先輩方。

改めて、今後へ向けても参考にさせて頂く次第です。

投稿日 : 2020年8月24日
Mission possible

8月20日

本日、あの豪雨災害から6年目となる、8月20日を迎えました。

改めて、豪雨災害により亡くなられた方々へ、ここに衷心より哀悼の意を表します。

顧みれば、その後も2017年の九州北部豪雨や2018年の西日本豪雨。

そして、今年の「令和2年7月豪雨」と。

“毎年の様”に甚大なる被害の発生する自然災害が相次いでおりますが、一方では。

自助や共助の確立がなされ「地域の防災力」が確実に上がっているのも事実。

いずれにせよ、猛暑が続く日々であれ、晴天時にこそ荒天に備えなければなりません。

余談となりますが、私も8.20発災直後からの復旧、復興へ向けた活動のみならず。

この2014年(6年前)8.20から2017年8.20までの“3年間”に…

一定の豪雨が緑井・八木・山本等の被災地域へ降り注いだ際は、基本的に必ず。

過去の災害発生個所に足を運び、例えば建設中や完成後の砂防ダムを確認し。

「そこで何が起きているのか?」を経年で調査して参りました。パトロールも兼ねて。

(勿論、今夏の豪雨時等も各所を巡っておりますが、取り分け上記3年間は集中的に)

故に、6年間ほどの経験値しか備わっておりませんけども、しかし、継続は力なりで。

時々の雨量に伴う、各所の河川や用水路の増水具合、その“見極め”であったり。

先だっては「99カ所の砂防・治山堰堤建設事業完了」の一報も入って参りましたが。

どこへ如何なる堰堤があり、裏を返せば、どこの渓流(谷筋)には堰堤が無いのか?

等々、豪雨の際に避難等の状況判断を下す、この辺りの一助になるであろう知見を。

一歩一歩ではありますけども、着実に培って来た自負はあります。

いずれにせよ、この6年間で本会議や委員会でも幾度となく口にしておりますが、まずは?

どなたに限らず「自らの住む地域(地形)を知る」が、肝要。

今一度、本市を襲った近代史における豪雨災害を振り返れば、1999年の「6.29」。

当時も、南西から北東へ掛けて、いわゆる線状降水帯が伸びては甚大なる被害が。

その後の8.20の際は、同様の方角を差す降水帯が6.29時の「やや東側」に形成され。

集中的に限られたエリアを襲い、そこへ位置する山々が崩壊を起こしました。

いわずもがな、8.20の場合など最たる例ですが、山々の稜線に降り注がれた雨は。

渓流(谷筋となる形状で言う凹)を伝い、宅地開発された住宅街へ流れ込む。

※同箇所を再現した3D模型では、如実に起伏が分かり得ます。

自ずと“そこ”へ被害が集中するので、災害後に同箇所へダムが築かれておりますけども。

あの線状降水帯が今後、やや西へ、もしくは東へ「ズレる」事など十分に想定され。

決して不安を煽る訳ではありませんが各市町、そこかしこの渓流にダムは無く。

ただし、地形を知れば自ずと、豪雨時も最低限は…

周囲で何が起こるのかも知れぬ一定の“推測”は立ちますので、今一度。

住まう地域のハザードマップを「未確認」の方々は、台風シーズン到来の前に是非ともです。

投稿日 : 2020年8月20日
8月20日

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