本日の討論と議決をもちまして、6月議会も閉会。
しかし、なんでしょう。
まずもって、鼻っから…
“自己弁護”を用いてしまう事をご寛容いただき、続けますと。
これは、決して“多忙自慢”めいた、稚拙な主張や表現にあらず。
率直に。実直に。
私は本当に休まないので、議会の閉会も句点「。」でなく読点「、」
閉会して本会議場を後にし、会派の控室に戻ってきた瞬間から即座に。
通常モードが発動しては、多様なる作業を再開しているゆえ。
取り分け「嗚呼、議会も終わったか…」めいた感慨を覚えません。うむ。
ちなみに、議会内にある“各会派”のおおよそが?
議会が閉会すると「この度の議会もお疲れ様でした」と互いを労うように…
その晩に「打ち上げ」をするのですが、私には、そんないとまも興味もなく。
常に?ほとんど?不参加。(かと言って同僚と不仲ではありません♪)
自称。
「誰よりもコミュニケーションを尊ぶ」人間ながら。
誰よりもコミュニケーションの機会を欠いている。訳ではないのですが。
そんなこんなで、ただ今「会派」について触れましたので。
6月議会の個別具体的な話題。それ以前に、遅ればせながら。
触れなければならぬ事が幾つかございまして、はじめに。
私が所属する会派の名前が、かつての「自民党・保守クラブ」から。
この度より「新政クラブ」に変更されました。
これは、繰り返しとなりますけども。
私は「自民党員」ではなく、同党所属の議員でもございません。ゆえ。
過去から一貫して「自民党・保守クラブ」の中央「・」(ぽつ)の表記。
これが会派内での“私の存在”でした。(冗談でなく本当に)
では、なぜ同会派に入ったのか?
初当選の頃、同会派が最大会派であり、やはり議会は数の論理。
良きを進めるも、悪きに歯止めを掛けるにも(人)数を味方につけたく。
結果、当時のクラブに入って今日まで、一切の後悔はございません。
それは、お師匠とも呼べる、非常に経験豊富な先輩議員方に出会え。
多くを学ばせていただきましたので。
実際のところ、形容すれば「毎日が塾」のようでした。
一方、約12年間の議会経験を経て、仮に。
“現在の私”が当時に戻ってみたらば、同じ選択はしていなかったかも?
Because,
かの村上春樹さんのエルサレム賞「受賞スピーチ」にありました通り。
「もしここに硬い大きな壁があり」
「そこにぶつかって割れる卵があったとしたら」
「私は常に卵の側に立つ」
「どれほど壁が正しく、卵が間違っていたとしても」
(その正しいか否かは他の誰かやあるいは時間や歴史が決定すること)
「もし小説家がいかなる理由であれ、壁の側に立って作品を書いたとしたら」
「一体その作家にどれほどの値打ちがあるのでしょう?」
えぇつと。
不肖、私の議員活動を念頭に、これほど示唆に富むメタファーたるやなく。
いずれにせよ、私の場合。
“当時の選択”によって師に恵まれましたので、結果オーライといたします。
そして「新政クラブ」の名前の由来を、補足まで。
かつて、この広島市議会には…
「新たな政治を創造、実行する」同名の会派が存在し。
その系譜を引き継いでいた会派が、そもそも自民党・保守クラブでもあって。
しかし、かつての12人会派も、先の選挙で先輩議員が次々と引退され…
現行「6人」となり、原点回帰の意味を込めて会派名も変更したと。
しかし、何がネックかと言えば?
本会議での一般質問は、6人会派だと一回の議会につき、登壇者は1人。
「7人以上」で、2人が登壇(一般質問での発言)可能となり。
僭越ながらも事実として。
過去12年間の市議会で「最も一般質問をした」発言回数最多議員の私としては。
なんとか一人でも会派の同志を増やし、機会も確保したいところです。はい。
いずれにせよ。
あれこれ、つべこべ言わず、引き続き。
態度で。行動で示さねばなりません。
では、結びに余談を一つ。
活発化する梅雨前線の直撃を受けて、自転車で本会議へ向かうも。
議会に到着後、履いていたレインブーツもずぶ濡れになってしまい。
前述、引退された先輩議員のロッカーに入っていた安全ブーツを拝借する事に。
顧みれば、この議員に配布される、作業ブーツを現場にて果たして…
何足、履き潰してきた事か…。
“無事これ名馬”なんて申しませぬが。
お陰様を持って、ムチ撃たずとも駆け回れる身体に改めて感謝です。
P.S.
先の選挙から今日までの数ヶ月間において。
地域内で住民の方々と多様なる場面でお会いした際に…
先方様より、最も多く頂戴しているお言葉は?
ウソ偽りなく。
「時には休んでくださいね」でした。
私にとっては。
最上の慰労であり、また。
褒め言葉です。
深謝
m(_ _)m
投稿日 : 2023年6月30日
『オルタナティヴ(主流の代替)』
私は、浅学菲才なる人間であり、誇れるモノもなく。
(せんがくひさい:学識が浅く、才能にも乏しいこと)
ただし、なんでしょう。生来のDNAと申しましょうか。
議員活動では、常に騒ぐのです。キャプテンシーが。
顧みれば、小学校時代から高校卒業まで野球部だった私は。
ちょっとヤンチャして、クラブ活動を「サボっていた」中学生時代を除き…
「いつも」と表記すると、誠におこがましくも常に“主将”に任命され。
「兎にも角にも泥臭くプレーしては、自らの背中で示さねば」と。
「牽引」「統率」「下支え」「指導者からの叱られ役」等々。
こうしたマインドを“常時”抱えていたガラスの十代が長かった次第で…。
ちょっと話は迂遠しましたけども、話題を“現在”に戻しますと。
本日は、6月議会の常任委員会審査の日。
ついては、以前から“繰り返し”発信しております通り。
あくまで自らを“棚上げした”物言いで誠に恐縮の極みながら。
“議会機能の低下”に歯止めが掛かりません。
(加速しているのが実情で、いわゆる機能不全)
その浮上のカギを握るのは?
この度、新たに当選された「17人」と表現して、過言ではなく。
無論、生涯学習であり、「自ら」も含めながらの…
議員一人ひとりのレベルアップが「議会機能」の向上に直結する訳で。
ゆえに。
私が所属する建設委員会にも、新人の議員さんはいらっしゃり。
私なんぞが、決して“上から目線”にあらず。
自らの質疑や提言を通じ、多少でも「議会や委員会のルール」。
更には、各種用語や物事を“多角的に捉える”慣習、等々を…
「背中でお示しできれば」と。
沸々と胸中にて騒ぎ、うごめき出すは、キャプテンシー。
午前10時に開会した本日の委員会では…
敢えて、オーバー(過多)な程に。
挙手しては、行政側の職員さんへ対して、発言を繰り返しました。
(アクションが過ぎて「質疑応答が成立してなかった場面」など自覚しています)
結びに、6月議会の開会から此処までの所感を述べますと。
新人の議員さんの中には?
「この人は良い議員さんになるだろうな」との。
磨けば光るであろう原石、その片りんが幾人にも見られ。
今一度、自らより“期数が下”の議員さんを見下しているにあらず。
市民の方々の「より良い暮らし」に寄与すべく。
狭いコップの中、互いに足を引っ張って疲弊しても、市民益には繋がりません。
議会“全体”でのボトムアップ、レベルアップを目指して。
そんなこんなで。
嗚呼、血中に脈々と含有されたるは、キャプテンシー。
(#^.^#)/ しまっていこうぜ〜!
投稿日 : 2023年6月28日
『captaincy:チームを統率する力』
6月26日。
私は、6月議会の本会議に出席する前に。
朝9時30分から裁判に出廷してまいりました。
(私の本会議出席を考慮し、通例より「30分早く」裁判を開廷していただきました)
審理日程としては、3日目であり。
(1日目は5月10日、「冒頭陳述」や「証人の尋問」が行われました)
(2日目は5月26日、「被告人質問」が行われました)
そして今回、行われましたのが、まずは「論告」。
(全ての審理が終わった後、検察官が行う最終的な主張)
続いて「求刑」に移り。
(被告人に科すべき刑罰の程度について、検察官が意見を述べること)
続いては「弁論」へ。
(全ての審理が終わった後、弁護人が行う最終的な主張)
そして、最後の最後に訪れるのが、「最終陳述」。
つまりは、裁判長より、私が証言台の所へ立つよう促され、そこで。
「これで審理を終えますが、最後に何か言いたい事はありますか?」
とのお言葉を頂戴いたします。
この場では、手短に“反省の弁”を述べる人もいらっしゃれば。
「特にありません」と、何も述べない人に、一方では?
数十分間を費やし、思いの丈を全て、最後に喋り切る人も。
ならばと、私の場合は。
下記の意見陳述を行いました。
私は、過去の如何なる場面でも、どなたに対しても「被買収の認識はなかった」と首尾一貫して口にしてまいりました。
これは「罪を逃れるため」の詭弁や打算から軌道修正した言動ではなく、金員の受領時、虚心坦懐に“買収意図”を感じなかったことから、「ありのままの事実」を今日まで唱えてきた次第です。
また、こうした主張を貫くにあたり、各方面より、如何なる要因を並べられ、問い詰められようとも、私の胸中には、拠り所となります確たる“場所”が存在し、それは、議員一年生の頃より、政治家や企業から金員の提示を受けた際も、「脊髄反射」と呼べるほど瞬時に、必ずやお断りしていた実情でした。
ただし唯一、本当に唯一、河井克行氏からの金員の交付だけは、その強引さも相まって、長年にわたり、どうしても断ることができず、当時より、克行氏から受領した一切合切を公にしてこなかったのは、全て私の不得の致すところで、議員活動として最優先されるべきは「克行氏の機嫌」ではなく、市民の皆様へ対する「偽りなき真っ当なる姿勢」であり、深く反省しては、この教訓を切に、今後に活かしてまいる所存です。
そして「現場だからこそ」の実情を続けますと、この度の一連に際し、私ども安佐南区の議員が実際、興味が及び、極言すれば“死活問題”に直結したのは、「案里氏の参院選立候補」ではなく「元公設秘書の市議選立候補」の事実です。
ゆえに、全身全霊を注いだ自らの選挙を終えた直後から、執拗にアプローチされ、結果的に受領に至りました金員は「当選祝い」の意図しか感じていなかった上、後に封筒の中身を確認した時も、脳裏によぎりましたのは、今一度「案里氏の参院選」ではなく「元秘書の市議選」であって、これが冒頭にも述べました「ありのままの事実」となります。
結びに、この度、多大なる政治不信を生み、かつ、そこを助長させてしまった大規模買収事件に名を連ねる一人として、一朝一夕には叶わずとも、絶対に政治の信頼回復を図るべく、今後も愚直に、この身を粉にして市民の方々に尽くすことを、此処に皆さまの前でお誓い申し上げ、最終の意見陳述を以上といたします。
今朝の30分早い開廷を含め、皆さま方には貴重なお時間を割いていただき、誠に有り難うございました。
石橋竜史
そこで、次回の日程は、7月21日。
いよいよ私へ判決がくだされることとなります。
私には、市民の方々への“説明責任”がございますので、まずは本日のご報告まで。
無論、引き続き。
議員活動に全身全霊を注いでまいります!
m(_ _)m
投稿日 : 2023年6月26日
『審理の心理』