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簡にして要を得る?

冒頭に申し述べておきますと。

私は、根本的に。

「取り急ぎ、更新しておきました」(既成事実)

めいたブログ更新は、あまり好きではないのですが。

誠に恐縮ながら、兎にも角にも、昨今も。

自ら口にするも憚られながら、業務が立て込んでおり。

この度のブログ更新は、至って“シンプル”なので。

何卒、ご了承くださいまし。

さて。あれは数年前。

路上へのポイ捨てが横行しており。

毎朝、議会へ向かう際に「拾っている」話をブログにアップしたところ。

(拾っていますアピールでなく「危険だから止めて」の意で)

なんとも高校時代の同級生が私のブログを読んでは…

「俺も拾い始めたんだよ」と告げられた事がありまして。

わずかでも波紋が生じた事実は非常に嬉しく。

世の中は、あくまでも表面上なれ、街頭で周囲を見回せば?

一見「何も起きていない」様相に映ったり致しますけども。

「何も起きていない」のではなく。

「何も起こらなぬよう」手立てされている事は無数に存在するモノ。

今日も、また。

私は目についたゴミを拾って走っています。

リンリン。

投稿日 : 2022年8月31日
簡にして要を得る?

NPT

4週間にわたり、NYの国連本部で開かれていた…

NPT(核拡散防止条約)再検討会議が閉幕いたしました。

既に周知の方々も多いかと存じますが。

「最終文章」(いわゆる“今後”取り組むテーマ・目標・その内容)の採択は?

191の国や地域が加盟するNPTにあって「全会一致」が原則であり。

(全ての国や地域が「意義なし」と賛同してはじめて採択、正式採用に至る)

最終日の26日、間もなく最後の全体会議を迎えんとしていた数時間前に…

ロシアが幾つかの最終文章(案)に対して、意義を唱え「反対」を主張。

その後、議長が1、2、3、4時間以上も費やして調整に走りましたが及ばず。

先述の通り、全ての賛意を得ての「採択」ですから、結果は「不採択」。

前回、2015年の再検討会議に続いて“2回連続”の不採択は史上初です。

この、いわゆる「世界が導き出した」現時点での結論(結果)に際し。

コロナ禍で延期に延期を重ねての”今回”だっただけに、関係者の落胆は大きく。

(関係者とは「出席者」の意で勿論、落胆は「人類」規模の話となれ)

しかしながら一方、今回の会議”開会前”からロシアのウクライナ侵攻など。

「戦時下でのNPT開催」と申しましょうか。

ロシアに、そこへ付かず離れず(の姿勢を取らざるを得ない)国々も含め。

最終文章の採択には、当初より諦念(ていねん:諦めの気持ち)や悲観論も…

色濃く渦巻いていた故、その着地点を多くの関係者が予想していた事も確か。

さて。

そんな「結論が分かりきっているなら何故?」との素朴な疑問も湧きますが。

だからこそ、最終文章の「案」を作成するまでのプロセス段階では?

「折衷案」にあらず、「妥協案」へのシフト、その連続でした。

「核の先制不使用を盛り込もう」。核保有国が懸念を示すので却下。

「核不所持の国へ対して核攻撃をしない約束を」。これも物議を呼ぶので却下。

具体的な軍縮の道のりを、その内容を。却下、却下、不記載、不記載の連続で。

結局、最終文章の案は「骨抜き」の状態で最終日を迎え。

「これなら返って、採択されない方が今後に繋がるのでは?」そんな声も。

ついては、自らの所感を述べたらば。

まず、この度の4週間は決して無意味ではございません。

「ご承知の様に」との表現は、あまり好まないのですが、皆様ご承知の様に。

(よく役人が慇懃無礼に使用「貴方もご承知の様に」それ位、知ってるでしょ?と)

先だって行われた「核兵器禁止条約の締約国会議」の場合…

「核廃絶」に賛同した国や地域しか会議に参加しませんので。

(核の傘の下にあるNATOに加盟しながらもオブザーバー参加した例外はあれ)

翻り、NPTの再検討会議の場合は、多くの関係者が集い、協議をする。

「この時間」が、築かれた「新たな関係性」が無駄な訳はなく。

他方、「ロシアが、ロシアが、ロシアが悪い」と憤りを吐露する為政者も多く。

私なんぞも、ロシアを擁護するつもりなど、毛頭なくとも。

国境を問わず、人類全体の危機感を持ち…

「このNPTで、この閉塞感を絶対に打破する!」との本気度の伴わない。

裏を返せば「今、核兵器を無くす必要がない」と胸中に抱く相応の数の国々が。

”あれだけ”出席する会議で、何が、どれだけ動くのか。

こうした状況が何十年間も続いていたので。(結局は半世紀以上も続く)

20年以上も前から「核兵器禁止条約」の構想が始まっていた訳であり。

とどのつまり。

世界各国が安全保障を勘案した結果の「今じゃない」結論なのでしょうけども。

ならば「いつ?」って話。

いずれにせよ、この度のNPTの結果で厭世観に包まれている場合ではなく。

(えんせいかん:物事を悪い方向ばかりに考える)

四半世紀にもわたる被爆者の方々のご労苦に比べれば。「前へ」です。

“戦略”核使用の「ハードルが上がる」以前に、選択肢としても消え得る近年は。

”戦術”核を通常兵器でも抑止し得る近年とも言い換えられ。

まだまだ、人類で「見出せる」はず。

A.S.A.P.

As Soon As Possible.

出来る限り早く。

投稿日 : 2022年8月28日
NPT

colorless?

本日11時からの幹事長会議では。

市議会が推し進める「食品ロスに関する条例について」が話し合われ。

(食品ロスを削減し、こうした取組の推進を掲げる条例案の協議)

同条例の“輪郭”が徐々に浮かび上がって参りました。

ディテールの部分は今後、詰められて行く事になりますけども。

市民の方々を含め、こうした条例“自体”に対しては?

必ずや賛否の両論が存在し得るもので。

また、総論は賛成だが、各論は反対。

こうしたご意見が飛び交う可能性も当然、十分に孕んでいます。

いずれにせよ、それこそ“専制主義国家”の如く。

(一部の支配層が多数の被支配層の意を酌まず物事を決めて行く国)

とんとん拍子に気付けば「決定」(制定)なんて事はございません。

他方、「食品」(食料)関係で申しますと本日、ネット記事にて。

かの養老孟司さんが、とかく「低い」と問題にされる…

“日本の食料自給率”について語っていらっしゃいました。

「日本の食料自給率は4割程度などと言われるが」

「これはカロリーベースの計算で、穀物主体の数字となり」

「ここには家畜の飼料も含まれている」

「最近、飼料を除いた数字が発表され」

「そちらはもう少し自給率が上がっているようですが」

「この数字とは別に、生産額ベースで見る事もある」

「その場合、自給率は7割以上となっていますが」

「それは国産品のほうが値段が高いからです」

「単純に数字で実態を知ろうとしても」

「色んなトリックが入っているから、なかなか難しい」と。

ここで、唐突に私から一つ挟みますれば。

いわゆる「ルビンの壺」ではありませんけども。

目に映り込んで来る、あらゆる情報にせよ。

人は「見たいと思ったもの」を見て、知覚をする。

先入観を取り除き、良し悪し事象を澄んだ眼(まなこ)で見つめ…

見極めるは、容易ではございません。ハイ。

話は戻り。

しかし、今回。

養老氏は「物事の本質を見抜くのは難しいね」と仰っているのではなく。

「食料自給率の問題は大切だ」と言うのは、誰もが共有するところ。

それを把握する際に、何を「物差し」として測れば良いのか?

日本の場合、そこへ合意が無く、基準が明確でないので…。

誰が、その「物差し」決めるのか?どう決めるのか?

コロナ対応でも全く“同じ問題が生まれている”と。

うぅむ。混沌。

兎にも角にも、私とて。

たとえ僅かなれ、せめて手の届く範囲をカラフルに彩られないか。

目下、奮闘中なり。

一筆ずつとはなりますけども、引き続き。

塗り塗り。塗り塗りと。

投稿日 : 2022年8月26日
colorless?

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