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石橋りゅうじ 議会棟控室

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支援策の実施へ向けて

本日10時から「議会運営委員会」が開催され。

続いて13時からは“臨時会”へ向けた会派の勉強会が行われました。

上記は現在、国よりアナウンスされる「10万円の給付」と密接に関係するので。

改めて、端的に解説をさせて頂きますと。

「国民お一人につき10万円を給付する」にあたり、受け取る国民(市民)は?

事前に「申請書」を作成した上で、送付しなければなりません。

この“送付先”となりて、給付金を最終的に市民へ「お届けする」窓口となるは、各自治体。

※「お届け」は「手渡し」との意味ではありません

つまり、例えば「広島市民」の場合であれば「広島市」が窓口となる訳で。

この度であれば、上記の給付金は新型コロナウイルスの感染症対策関連であり。

当初から設定していた本市「年間の当初予算」には盛り込まれておりません。

ゆえ、新たに「補正予算」を組んでは、その予算“案”を議会が「議決」。

その後、諸々の作業、準備を整えて、初めて…

市民の方々の手元に給付金が届く運びとなります。

また、通常であれば「次回」の議会は6月の上旬なのですが。

そこまで悠長に待っていられる状態にはあらず、急きょ臨時に開催するは?

冒頭にも触れました、5月1日(金)13時から開かれる「臨時会」。

つきましては“当然の大前提”として、前述した「議会の議決」にせよ。

基本的に今回、組まれる予算(案)は「全て国庫からの支出金」なので。

絶対に「否決」される事は「ありません」。

※潤滑に「一刻でも早く市民の方々の手元へ届けなければなりません」ので

それでは「補正予算」の内訳、その幾つかに目を向けてみるとすれば、まず。

【特別定額給付金の支給】(事業費:1,205億990万5千円)

『特別定額給付金』 対象者:2年4月27日において本市の住民基本台帳に記録されている者

給付額:10万人/人

【子育て世帯への臨時特別給付金の支給】(事業費:16億3,180万円)

『臨時特別給付金』 対象者:2年3月または4月分の児童手当(特例給付を除く)の受給者

給付額:1万円/児童

【保育園等における感染拡大防止対策】(事業費:2億4,450万円)

『保育園や児童養護施設等に対し、感染拡大の防止に要する経費の補助等を行う』

対象経費:@マスク、消毒液等の購入経費 A個室化の為の改修経費(児童養護施設等に限る)

限度額:@50万円/施設 A800万円/施設

【感染拡大防止等に取り組む事業者への支援】(事業費:2億円)

『営業活動に影響を受けながらも感染拡大防止や苦境打破に取り組む事業者を共助の精神に立って支援する者に対し、広報活動や割引チケットなどに要する経費を補助することで、事業の継続とともに、事業活動の回復を支援する』

対象者:5以上の事業者を支援する者

補助率:4/5

対象経費:商品の販売に係るホームページ作成経費、割引サービス負担経費など支援の取組に必要となる経費

限度額:支援する営業箇所に応じて設定(5〜10カ所・50万円)(11〜30カ所・150万円)(31〜50カ所・250万円)(51〜100カ所・500万円)(100〜150カ所・750万円)(151カ所以上・1,000万円)

【感染拡大防止協力支援金への負担金】(事業費:14億3,240万円)

『県による緊急事態措置の期間中(4月22日〜5月6日)、休業や営業時間の短縮を実施した中小企業者に対し支給される支援金の一部を負担する』

支給額:雇用者がいる場合10〜30万円(2店舗以上の場合15〜50万円 雇用者がいない場合10〜20万円

長々と列挙して誠に恐縮ですが、いずれにせよ、この度を「第1弾」とし。

「第2弾」「第3弾」と、多様なる方々の困窮を出来るだけフォローすべく。

私共も引き続き、取り組んで参る所存です。

投稿日 : 2020年4月28日
支援策の実施へ向けて

『塞翁が馬』なんて言えませんが…

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、26日(日)。

この夏に東北から九州に渡る21府県での分散開催が予定されていた…

「全国高校総合体育大会」(インターハイ)の中止が発表されました。

当初は無観客など規模の縮小も模索した上での開催を目指していましたが。

例えば、昨年の夏季大会では?

30種競技、延べ「約2万8000人」もの選手が参加している背景もあり。

必然「全国から生徒が集う事による感染リスクを懸念する」意見等も根強く。

したがって、1963年より同大会が始まって以来、今回は史上初の…

“中止”を決断せざるを得なかったと。

改めて「ここ」(同大会)を目標に。

明けても暮れても、ひたすら研鑽を積み、練習に励んで来た多くの生徒さんや。

指導者、関係者、保護者の方々の心中、落胆は。

私なんぞが精一杯、想像力をめぐらしたところで及ばず、いかばかりか。

そんな“私から”にせよ。

「まだまだ人生はコレからだ!」「次がある!」「頑張れ!」「若いんだ!」と。

“励ましのエール”を安直、無責任に送る訳には、当然ながら参りません。

さぞ悲しく、また悔しいでしょうし、コチラまで言葉を失ってしまいます。

でも、たとえ。

この声「届かなく」とも、余計なお世話であれ、出来れば…

若人を「元気づけたい」「話し相手にもなってあげたい」気持ちは納まらず。

「何かの慰めになれば」なんて表現は用いませんけども、私の話をさせて頂くと。

私が生後間もない頃、叔父(当時は高校生)が2回ほど甲子園出場を果たし。

母に背負われながら、現地へ応援に行った。そんな家庭環境だったので。

私の幼少の頃からの夢は、全くブレる事なく一貫して「甲子園」でした。

小中高と野球に打ち込み、高校3年の「夏の大会」(夢を叶えるラストチャンス)。

初戦で「9回裏のツーアウト」までリードしながらの逆転負けを喫し。

(18歳の私)

その負け方も手伝ってか「胸にポッカリと大きな穴」が開いては、包まれる喪失感。

夢も目標も失い「次に何をするか?」も定まらない、決められない日々が続き。

結局は、校内の同学年「約550人」中で唯一、私だけ。

最後の最後まで進学も就職も「決められず」高校を“卒業”いたしました。

補足すれば「進もう」と思えば、大学や企業で野球をする選択肢もあったのですが。

本当に「定められない」のです。幾日が経過しようと、当面の目標、進む方向性を。

そこで、最終的には「野球しか知らないので取り敢えずは見聞を広めよう」と自ら。

物件を“下見”すらせずに「住むアパート」だけ決めては、上京。

まずは「その場しのぎ」のアルバイトを探し、フリーター生活のスタートです。

その後、芸能事務所に入り、また渡米してはと波乱万丈の半生に拍車が掛かり。

巡り巡って、星の数ほどの紆余曲折を経た後、現在に至るのですが。

高校卒業から今日まで、どう少なく見積もっても…

50回以上の引っ越しを繰り返しては、国内外の様々な土地で暮らし。

年相応の人生経験を積んで来た次第で。

そんな私から今回。

誠に僭越ながら、人生の「先輩」として幾つかの言葉を羅列するなれば。

英語で「15 minutes of fame」との表現がありまして、直訳すると?

「15分間の名声」(フィフティーン・ミニッツ・オブ・フェイム)。

「長い人生の中で、唯一、輝いた短い時間」

「栄光も過ぎ去って、あの人は今?」

「誰でも人生の中で名声を得られる瞬間が訪れる」等々。

良い意味でも悪い意味でも、多様なる表現に用いられる言葉ながら。

人生たるや…

「諸行無常」(世の全てのモノは常に変化して永久不変なモノは無し)。

この夏に「晴れの舞台」(インターハイ)は訪れず、誠に残念ではありますけども。

「守株待兎」(しゅしゅたいと)。

切り株に偶然にもウサギがぶつかり、ご馳走を得た。

翌日から鍬(くわ)を手放し、切り株の見張りを続け…

やがて自らの畑は荒れ果てた。

なんて選択をせず、今後もクラブ活動と同様、額に汗かけば。

「アナタの舞台は今後、必ずや訪れます」。

繰り返しとなれ、今回の一件に於いて、軽はずみに…

「落ち込むなよ」なんて言えませんが、かつては私も。

胸に巨大な“喪失感”の穴を開け、道しるべを見出せない18歳でした。

重ねて、その頃から未だ、何一つ成し遂げてはいない、ながら。

日々の学習と肉体トレーニングを当時から30年以上も継続しては。

(48歳で30年前と同じ体形を保ち、頭脳は「やや」成長した私)

今日も四苦八苦しながら、夢を追い続けております。

時には立ち止まっても、良いじゃない。

だってだって、誰もが繊細な、悩み深き、人間だもの。

焦らずに。

置かれた環境は違えど、同じ空の下、共に歩んで参りましょう。

まなじりは、歓呼に応え

いさぎよし、微笑む希望

ああ、栄冠は、君に輝く♪

投稿日 : 2020年4月27日
『塞翁が馬』なんて言えませんが…

潤い

各方面から「他者と接触」や「外出の自粛」等、数々の要請が発せられ。

重ねて、ひとたびテレビをつけても、SNSを覗いてみても?

常時「誰かが誰かや何かを糾弾している」。

言い換えれば、巷間に飛び交う“あらゆる論調”も…

どこか「ささくれだつ」(感情がとげとげしい様)様相で、世が覆われている昨今。

世界(国家)規模で、多くの人々がストレスを抱えていらっしゃるかと存じます。

また、こうした「負」の感情や、その発信、配信たるや。

個別の人々の生命力を「ゆっくりと削ぎ落して行く」と申しましょうか。

新型コロナウイルスが、感染者の肉体のみならず。

あらゆる人々の精神まで「蝕(むしば)んでいる」きらいは否めません。

無論、一連の騒動にわたる「着地点」が見出せない現況下にあり。

生活(経済)面での困窮、教育面での困却、健康面での不安、等々。

未曾有の窮地に追い込まれ、余裕なき立ち振る舞いに至ってしまう場合もあって。

そこは安直に「責められるモノであってはならない」かと。

しかし「だからこその今」が、全ての人々に問われているのも確かで。

ついては、私なんぞは浅学菲才で聖人君子にあらず、他者へ向かって。

偉そうに口上を述べ、行動や心のあり様を諭せる人間ではありませんが。

思想や行動を起動させる際に「何かのアクセント」となれば幸いであり。

ココに改めて、受け売りとなり誠に恐縮ながら。

「無財の七施」をご紹介させて頂くとします。

まずもって“お布施”とは「分け隔てなく(布)施す」事を指しますけども。

言わずもがな“損得”を度外視した「見返りを求めない」行いで。

「無財の七施」ですから、お金を不要としながら、心がけ一つで周囲を幸せに。

ひいては、他者(周囲)へ幸せを届ける事により「自らも幸せになれる」。

それが「無財の七施」であり、その七つとは次の通り。

1. 「眼施(がんせ)」:常に温かく優しい眼差しを周囲へ施す

2. 「和顔施(わがんせ)」:いつも明るい笑顔で他者と接する

3. 「言辞施(ごんじせ)」:時に優しく、時に叱咤激励を伴う愛情の込められた言葉をかける

4. 「身施(しんせ)」:自らの体を使って奉仕をする

5. 「心施(しんせ)」:心を配り、気を遣う、思いやりの心で相手の立場になってみる

6. 「床座施(しょうざせ)」:座席や場所、地位を他者へ譲ってみる

7. 「房舎施(ぼうしゃせ)」:家や部屋など、住まう、暮らす空間を提供する

お金も不要の無財にて、コチラからの能動的なアクション一つで…

と言いながら、このご時世に、簡単ではない行動規範かもしれません。

(そもそも「規範」と強要する種のモノではありませんが)

けども、日常空間において「狭い席、一つ譲れば、笑顔が二つ」の如く。

こんな時「だから」こそ。

打算的に「コレをやれば私に何の得が?」の前段に。

今日があるのは「他者あってこそ」で、生かされている今、ゆえに。

お互いに、お互いを思いやり、温かく。

小さな行動変化からとなれ、この乾ききってガサガサとした世の中を。

少しずつでも個々で「心」を持ち出し、持ち寄り、潤して参りましょう。

皆で一緒に。

投稿日 : 2020年4月25日
潤い

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