インフォメーション

石橋りゅうじ 議会棟控室

Tel.(082)504-2442

スマホ版サイトは以下のQRコードから。

ブーメラン? ブーメラン!

「当事者になってみなければ」

「その世界へ実際に足を踏み入れてみなければ…」

「経験しなければ、分からない事がある」。

のは、事実で。

しかし。ねぇ。

「よりにもよって、8月6日に…」なんて。

「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」の、そもそも坊主が憎い訳でなくとも。

顧みますと。

群馬県知事が「若年層の(コロナ)ワクチン接種」を促す狙いで。

(今回の話で「坊主」に該当するのが「群馬県知事」の意)

「車や旅行券が当たる特典事業」を発表したのが8月6日。

その後、実際に9月15日の正午から受付を開始すると?

直後よりアクセスが集中して一時、受付を中止するまでの事態に。

冒頭に“用いた”通り。

知事もコロナ禍にあって、特典事業の発表までに。

「如何にコロナ禍を収束させ、その為にも若年層の接種率を高めるか?」

ここへ十二分に腐心、ご苦労されたであろう事は、容易に推察され。

紆余曲折を経ての「同事業の選択・実施」へ至ったのは承知。

差し迫ったが為、他の事を顧みる余裕が無い…

「背に腹は代えられぬ」背景は、理解し得るモノです。モノですが。

その特典となった、SUV(人気自動車220万円相当)に。

旅行券5万円分が100人、同じく旅行券2万円分が250人に。

この辺りの「原資」は、フッと湧いて来たお金ではございません。

(必ず、誰かが「負担」する、している、する事になる)

かつ「インフォームドコンセント」とまでは申しませんけども。

(あらかじめ医師が治療方針や今後の見通しを説明、患者の同意を得る)

「単に飛びついてくれれば良い話」ではなかろうに。ふう。

お隣(他県)さんの事情とは言え、かくも「さもしい世」を嘆いていると…

つい先日。

「ワクチン打って車が当たる?」

「広島県、接種率向上キャンペーン!」

「県は事業費として5億1200万円を確保した」。

うん。うん。

他方。

国政選挙の火ぶたが切られ、各メディアからは?

各政党が掲げられる各種の分配政策(現金給付)に際して…

「ばら撒き合戦」との指摘もなされているところであり。

ふむ。ふむ。

補足までに。

昨年の“家計”における資金余剰(貯蓄の余裕)は?

約10年ぶりに“過去最高”を更新して「38兆円」に達しました。

(その前年が「約16兆円」だったので、1年間で2倍以上の急増)

重ねて、企業の資金余剰も前年比41%増の「約20兆円」に到達。

一方、政府は過去最大となる…

「約48兆円」の大幅な“資金不足”に陥ったのですが。

無論、主要因は著しく増加した「財政出動」にあって。

つまり、数字から見えて来るは?

政府からのお金が、家庭(家計)や企業内に「滞留」している事実。

しかし。です。

当然ながら、コロナの影響、その直撃を受けてしまい。

また、受けずとも。

この混迷を極める時代に、資金余剰(貯蓄)どころではなく。

困窮を極める方々や懸命にやり繰りされる中小零細企業様は数多。

私も分配政策の全否定論者ではございません。けども。

やはり“手段”って、ある訳で。

この辺りは、各党首や各立候補者が「今現在」も声を大にして。

熱く、熱く訴えていらっしゃるので、是非とも傾聴のほどを。

誤解の無きよう、補足させて頂きますと。

あらゆるモノを賭して、何よりの「覚悟」を持って、立ち上がる。

そうした候補者に、私は過去も現在も“敬意”を表しており。

繰り返しとなれ、私なんぞが決して上から目線で語る意味でなしに。

有権者の声を耳にした、その上での“候補者の声”を、自らの耳に。

有権者の暮らしを目にした、その上での“候補者の姿”を、自らの目に。

能動的に。コチラから。是非とも。

投稿日 : 2021年10月21日
ブーメラン? ブーメラン!

我が人生で最も長い夜

徳の積み忘れ故の、我が業(ごう)を晒す形となったのか?

(ごう:カルマ・因果応報)

それとも単なる、長年の生活習慣に起因していたのか?

いずれにせよ、唐突に告白させて頂けば「尿管結石」になりました。

遡れば、先週の土曜日。

午後から「2回目のワクチン接種」を受け、副反応を懸念していると…

翌日、朝から38度に近い発熱が見られ、少々フラフラ。

しかし、病気でなく「発熱の原因」が分かっているのですから。

ここで「日曜だし熱もあるので体を休めるか…」とは、ならない。

この辺りが私の悪いところでもあって、普通にバリバリと仕事を。

さすれば。

月曜の朝はスッカリ熱も下がりながら、何処となく体調が優れず。

しかし、来客に打ち合わせ等の予定もあって、朝イチから議会棟へ。

この時点で、下腹部左側に鈍痛を覚えるなど、体調に違和感があって。

しかし、気だるい感じなどは「副反応の一種」と思い込んでおり。

一仕事した後、午前11時の来客まで、誰も訪れない5階の廊下にて。

しばし椅子に座り、不快感をやり過ごそうと休んでおりました。

そして、来客時。

先方様の話を伺いながらも鈍痛が広がり始め、そこから激しい痛みへ。

しかも、吐き気が止まらないのです。

結果、応接室の椅子から転がり落ちて、下を向いての四つん這い状態。

全く動けません。

丁度、焼肉屋でホルモンを焼いた時のような、重みのある脂汗が…

ボタボタ額から落ちて来ては、床を濡らして行きます。

「アレ?おかしい」「こんなに耐えきれない痛みは初めてだ」

一方では「救急車を呼びましょうか?」「呼ぶよ!」の声がかすかに耳へ。

何分後か。救急隊が到着するまで、その体勢から微動だに出来ず。

丁度、応接室が議会棟の1階に位置していた事から。

ストレッチャーに乗せられ、搬送される私の姿に。

議会事務局の市職員さんも皆、何が起こっているのか判らなかったかと。

勤務中、その節お騒がせしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。

市民病院へ到着後、診察を受けては尿検査にCTを撮っての診断が…

どこかで聞いた事はあるが… 巡って来た「尿管結石」。

補足まで、過去の特集番組や医師のネット投稿でも発信されている通り。

「人が感じうる痛みの中でも最大級と言われるのが尿管結石」。

「結石による痛みは、人間が感じる最も強い痛みの一つ」。

「三大激痛の一つ」。「痛みの王様」。

誠に不謹慎ながら、実際に出産を終えられた女性が?

「出産時よりも尿管結石が痛かった」との投稿もあるほどで。

私も過去半世紀、わずかな病気と数多の大怪我を経験しましたけども。

比類なき、痛みの度合いダントツのナンバーワン。

しかも、痛みが波のごとく、幾度も定期的に押し寄せて来る。

そんな「痛み止め」や「痛みの緩和」に選択肢は無く、病院では…

「他者(看護師さん)から坐薬投与」との初行為も、甘んじて享受。

しかしながら、後に振り返れば、ここまでは序章に過ぎません。

あの世にあるからこその「地獄」なのですが。

「この世の地獄」は、それからでした。

腎臓で作られた結石が尿管(尿道)を通過する際に、「3箇所」ほど…

“狭いエリア”があって、そこに結石が挟まる際に、激しい痛みがある。

検索したところ、この種の医師の言明や患者の実体験談も多く。

「私は帰宅時まで既に4〜5回は、のたうち回っていた」だけに。

「痛みの山は越した」と、たかを括り。

実際、珍しく夕刻前に早い帰宅を済ませた頃は、体調も回復の感が。

否。

それより日付が変わり、午前2時を過ぎる辺りまで。

約3回どころか。どう少なく見積もっても15回前後くらいは?

文字通り、声を上げての“七転八倒”です。

「とにかく水を多量に飲んで尿意をもよおし、結石を体外へ」

最良の治療法を賢者(お医者様)は、そう口にされましたけども。

無理して多量に水を飲んだ分だけ…

痛みによる嘔吐で全てを吐き出す繰り返し。

でも。明けない夜は、ないじゃない。

午前3時過ぎに依然、痛みは伴ど。おそらくピークは過ぎ。

今朝は、お陰様。

かなり元気になりました。が、未だ結石は「滞在中」で。

大なり小なり、あの発作がいつ訪れるのかは、石のみぞ知る現況。

早ければ、数日から数週間。遅いケースでは半年後になる事も。うぅむ。

今一度、この度は医療関係に行政、議会関係、等々。

多くの方々に多大なるサポートを頂戴し、改めて深く、深く感謝しては。

衷心より、お礼を申し上げる次第です。

そして、今後。特技「無遅刻・無欠席」を貫いて参りました…

私の姿が指定の位置に不在の場合は、決してフザケているのではなく。

「石の居所が悪いのだな」と察して頂ければ。

また。

「お前が言うな」とのツッコミが入ろうとも、季節の変わり目。

皆様におかれましても何卒、ご自愛下さいまし。

投稿日 : 2021年10月19日
我が人生で最も長い夜

One more chance

我が家の書棚に見える、水色のバンダナ。

この下には…

使わぬままの1台の新品DVDプレーヤーが。

通夜から帰って参りました。友人の。

「友人」と表すれば、知り合ってから数年しか経過しておらず。

しかし「知人」と表すれば、あまりにもヨソヨソしく。濃密に。

社会活動を共にする同士だっただけに、間違いなく友人でした。

同世代の、あまりにも若すぎる悲しい死です。

非常に温厚な性格で、常に柔和な表情で接して下さり。

激昂された場面など、過去に一度も見た事の無い人物。

多様なる奉仕活動に於いても。

一瞬、顔を出しては現場を去って行くにあらず。

朝から夕刻まで現場に張り付く、真面目であり、明朗快活であり。

大柄な体格も手伝ってか?

何か壁にぶつかっても「なぁに、大丈夫です!」「行きましょう!」

そんな豪放磊落な一面も持っていらっしゃいました。

そして、忘れもしません。同氏は。

長い間にわたり、ある地域を地盤とするA議員さんのエリアで…

商売をされていたのですが、余談ながら数年前。

私は「地域要望を聞いて欲しい」と市民の方から面会を求められ。

先方様から指定されたのが、前述A議員さんの地元に位置するカフェ。

要望を伺い、コーヒーを飲み、会計時。カフェのマスターより。

「A議員の地元カフェに、よく乗り込んで来たもんよのぉ」

と、面と向かいストレートに告げられた事があります。

地盤を持たず。政党にも属さず。後援会も無ければ。

特定の団体、業界からも何一つの応援を受けていない。

そんなインディペンデンスな私から致しますと、過去10年間。

同様の事例など、枚挙に暇はありませんけども。

誠に罪深くも故人を偲びながら、更に余談を続けたらば。

故に私は、自らの名が明記された「後援会連絡所」めいた看板を。

今日現在も、街中へ頑なに1枚も標示していません。

それは、「明白に景観を損なう」との確固たる矜持と共に。

ある店舗さんが「〇〇議員 後援会連絡所」の看板を掲げていると。

私が「そこで買い物したく」も、先方様に気を遣わせてもイケナイし。

裏を返せば、自らの場合…

「ここは石橋議員の後援者の店だからぁなあ!」と。

当該店舗のマイナス要因を「無ければ無いで済んだモノ」を喚起する。

こうした事例を避けたく、私は看板を出していない。のです。閑話休題。

にも、拘(かか)わらず。

私が選挙時を迎えると、同氏は「いくらでも」と何の逡巡もなく。何より。

微塵の屈託もなく、私のリーフレットを店内に置いて下さり。

しかも、近所の店舗にまで「行きましょうよ!」「紹介しますから♪」と。

(吐露して申し訳なくも、この時点でパソコンの前、涙が止まりません)

私を連れて、一緒に深々と首(こうべ)を垂れて下さるのです。

そもそも。

家族を含め、ほんの数人で選挙をする私にとって。

“その様な経験”が全く無いモノですから、ただただ嬉しくて。

ただただ営業中に申し訳なくて。でも。

自らのお父様にまで、ご紹介して下さって。

「この恩だけは生涯、絶対に忘れない」と誓うにとどまらず。

心に深く、深く、刻み込みました。

そして、数カ月前に同氏の突然の入院を知る。

難病でした。

最先端医療を用いてなお、治療は困難を極め。

幾度も集中治療室へ。

私達、周囲の友人は面会も出来なければ、何も手立てがない。

かくも無力です。

そこで。

みんなで「応援メッセージボードを作って渡そう」と呼び掛け。

さすれば「集中治療室を出たらば…」などの言葉も聞こえるので。

「集中治療室から出すために今、やるんだよ!」と。

私もちょっと、語気を荒らげた事も。

でも、みんなで。みんなで応援しました。

完治を、回復を、社会復帰を心から、みんなで祈りました。

そんな折、無理もないのですが、長引く入院生活により。

旦那さんも「時に弱気になる」一面を、奥様から伺いましたので。

私と同世代との事もあって。

「いつでもオーダーして下さい」「効果は保証できませんけども」

「少しでも気分の転換や高揚の一助になれば」「即座に届けます」と。

DVDプレーヤーと一緒に。

ロッキー4。インビクタス。いまを生きる。等々。

敢えて懐かしめの明快ムービーを用意しては。

出動を心待ちにしていたのですが…。

あんなに大柄だったのに。そんなにも痩せられて。

それは、ご家族の為にも、必死に病気と闘われた証であり。

悔しいな。

ご冥福なり、また祈ってばかりになってしまう。

ほんの。ほんの30秒でも20秒でも構わないので。

励ましにせよ、感謝にせよ、軽いジョークにせよ、今一度。

伝えたかったな。

合掌。

投稿日 : 2021年10月16日
One more chance

月別表示

最近の記事