インフォメーション

石橋りゅうじ 議会棟控室

Tel.(082)504-2442

スマホ版サイトは以下のQRコードから。

我が人生で最も長い夜

徳の積み忘れ故の、我が業(ごう)を晒す形となったのか?

(ごう:カルマ・因果応報)

それとも単なる、長年の生活習慣に起因していたのか?

いずれにせよ、唐突に告白させて頂けば「尿管結石」になりました。

遡れば、先週の土曜日。

午後から「2回目のワクチン接種」を受け、副反応を懸念していると…

翌日、朝から38度に近い発熱が見られ、少々フラフラ。

しかし、病気でなく「発熱の原因」が分かっているのですから。

ここで「日曜だし熱もあるので体を休めるか…」とは、ならない。

この辺りが私の悪いところでもあって、普通にバリバリと仕事を。

さすれば。

月曜の朝はスッカリ熱も下がりながら、何処となく体調が優れず。

しかし、来客に打ち合わせ等の予定もあって、朝イチから議会棟へ。

この時点で、下腹部左側に鈍痛を覚えるなど、体調に違和感があって。

しかし、気だるい感じなどは「副反応の一種」と思い込んでおり。

一仕事した後、午前11時の来客まで、誰も訪れない5階の廊下にて。

しばし椅子に座り、不快感をやり過ごそうと休んでおりました。

そして、来客時。

先方様の話を伺いながらも鈍痛が広がり始め、そこから激しい痛みへ。

しかも、吐き気が止まらないのです。

結果、応接室の椅子から転がり落ちて、下を向いての四つん這い状態。

全く動けません。

丁度、焼肉屋でホルモンを焼いた時のような、重みのある脂汗が…

ボタボタ額から落ちて来ては、床を濡らして行きます。

「アレ?おかしい」「こんなに耐えきれない痛みは初めてだ」

一方では「救急車を呼びましょうか?」「呼ぶよ!」の声がかすかに耳へ。

何分後か。救急隊が到着するまで、その体勢から微動だに出来ず。

丁度、応接室が議会棟の1階に位置していた事から。

ストレッチャーに乗せられ、搬送される私の姿に。

議会事務局の市職員さんも皆、何が起こっているのか判らなかったかと。

勤務中、その節お騒がせしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。

市民病院へ到着後、診察を受けては尿検査にCTを撮っての診断が…

どこかで聞いた事はあるが… 巡って来た「尿管結石」。

補足まで、過去の特集番組や医師のネット投稿でも発信されている通り。

「人が感じうる痛みの中でも最大級と言われるのが尿管結石」。

「結石による痛みは、人間が感じる最も強い痛みの一つ」。

「三大激痛の一つ」。「痛みの王様」。

誠に不謹慎ながら、実際に出産を終えられた女性が?

「出産時よりも尿管結石が痛かった」との投稿もあるほどで。

私も過去半世紀、わずかな病気と数多の大怪我を経験しましたけども。

比類なき、痛みの度合いダントツのナンバーワン。

しかも、痛みが波のごとく、幾度も定期的に押し寄せて来る。

そんな「痛み止め」や「痛みの緩和」に選択肢は無く、病院では…

「他者(看護師さん)から坐薬投与」との初行為も、甘んじて享受。

しかしながら、後に振り返れば、ここまでは序章に過ぎません。

あの世にあるからこその「地獄」なのですが。

「この世の地獄」は、それからでした。

腎臓で作られた結石が尿管(尿道)を通過する際に、「3箇所」ほど…

“狭いエリア”があって、そこに結石が挟まる際に、激しい痛みがある。

検索したところ、この種の医師の言明や患者の実体験談も多く。

「私は帰宅時まで既に4〜5回は、のたうち回っていた」だけに。

「痛みの山は越した」と、たかを括り。

実際、珍しく夕刻前に早い帰宅を済ませた頃は、体調も回復の感が。

否。

それより日付が変わり、午前2時を過ぎる辺りまで。

約3回どころか。どう少なく見積もっても15回前後くらいは?

文字通り、声を上げての“七転八倒”です。

「とにかく水を多量に飲んで尿意をもよおし、結石を体外へ」

最良の治療法を賢者(お医者様)は、そう口にされましたけども。

無理して多量に水を飲んだ分だけ…

痛みによる嘔吐で全てを吐き出す繰り返し。

でも。明けない夜は、ないじゃない。

午前3時過ぎに依然、痛みは伴ど。おそらくピークは過ぎ。

今朝は、お陰様。

かなり元気になりました。が、未だ結石は「滞在中」で。

大なり小なり、あの発作がいつ訪れるのかは、石のみぞ知る現況。

早ければ、数日から数週間。遅いケースでは半年後になる事も。うぅむ。

今一度、この度は医療関係に行政、議会関係、等々。

多くの方々に多大なるサポートを頂戴し、改めて深く、深く感謝しては。

衷心より、お礼を申し上げる次第です。

そして、今後。特技「無遅刻・無欠席」を貫いて参りました…

私の姿が指定の位置に不在の場合は、決してフザケているのではなく。

「石の居所が悪いのだな」と察して頂ければ。

また。

「お前が言うな」とのツッコミが入ろうとも、季節の変わり目。

皆様におかれましても何卒、ご自愛下さいまし。

投稿日 : 2021年10月19日
我が人生で最も長い夜

月別表示

最近の記事