私がテレビで幾つかのレギュラー番組に出演していた頃。
長年にわたり苦楽を共にしながら…
大変お世話になったディレクターが幾人もいらっしゃいました。
また、彼らとは未だ交流があるのですが、あれは1週間ほど前のこと。
前述にもある一人のディレクターが、SNSにコメントを寄せておりまして。
その内容を要約すれば…
「この度、特番ロケでカメラを回したのだが、感激して泣いたしまった」
「皆さん、オンエアを期待してください」と。´
私は同氏のディレクションや編集技術のみならず。
その感受性にも敬服、一目置いていたもので。
「これは特番を観るしかない」と、ただちに予約録画をセット。
(丁度OAの日は県外に出張へ行く予定だったので事前に)
そして、出張から広島へ戻ってきては、夜中に一人、テレビの前へ。
視聴。
結果。
号泣。
泣いたなぁ。
別にカタルシス(心の浄化)を覚えるべく、自らの感涙を加速させたわけでなし。
普通に、素直に、そのままに。まあ泣いた、泣いた。
と、申しますのも。
遅ればせながら同特番の内容というのが?
「子どもたちの望みを叶えてあげよう」めいた種の番組構成になっておりまして。
「親孝行したい子どもの望み」
「単身赴任でしばらく会えていないお父さんとの再会」等々。
繰り返しましょう。
普通に、素直に、そのままに。まあ泣いた、泣いた♪
Why?
元々「感動屋さん」の気質がある私ですが、番組を観る前の”前段”があり。
前記のとおり、寸前に私は東京出張に出向いては、その時に!?
娘が大学進学を機に東京で一人暮らしを始めて、はや1年半が経過した今時分に…
”初めて”彼女のマンションを訪ねる機会を得まして。
(過去に物件すら見たこともありませんでした)
私の仕事終わり、夕刻時。
お寿司にケーキ、たこ焼きにフルーツまで手土産を山ほど買い込んでは…
ピンポーン。
「や、やあ」「げ、元気?」(最上級の照れ)
その後。
壊れかけていたベッドを修理してあげれば、重いゴミをまとめて出してあげたり、etc.
すっかり夜も更けてしまい、私が部屋を後にせんとする玄関先にて。
娘が一言…
「お茶、持って帰る?」
(持って帰る?帰る?帰る?帰る?頭の中で声がリフレイン中♪)
その時たるや、ほんの一瞬のようで、果たしなく永遠のようでもあって…
嗚呼、大感激!!!
以前、当ブログでも綴っていたように。
娘が生まれ、今日に至るまで。
私は喋り手として、議員として。
年中無休で連日にわたり飛び回っていたので、誠に申し訳なくも。
彼女を外食だの旅行やレジャーに連れていく。
こうしたこと(思い出づくり)をしてあげた過去がゼロではなくとも皆無に近く。
ゆえ、家族仲は良いのですが、弾んだトークを娘と交わしたこともほとんど…。
それは?
お互いが照れてしまい、どこか「喋り慣れていない」親子関係なんです。
ウソのようで、ホントの話♪
そんな確固たる背景が伴っておりますゆえ、つい。
お茶を受け取った感激を「永遠に心に刻んでおきたく」撮影してしまいました♪
うんうん。
このような「前段」もありましたので、冒頭の特番を観た際に…
フラッシュバックにオーバーラップと、あらゆる感情が押し寄せてきて。
感涙に拍車が掛かったと。
そんなこんなで。
大学生活では様々な困難もあろう中にあって、娘も頑張っておりますので。
同じ空の下、パパも頑張りまっせ!
ᕦ( ^∀^)ᕤ
投稿日 : 2025年6月04日
『感動ひとしお』