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一球さん

メジャーリーグが東京ドームで。

また、春のセンバツ高校野球が甲子園で「開幕」いたしました。

重ねて、つい先日。

「子どものなりたい職業」の最新版が発表されましたけども。

”1989年”の調査開始以来、男子の部では初めて…

「野球選手」が「サッカー選手」を上回りました。

そう。今。野球が熱い!

そして、一人の高校球児。その人生を大きく変えたのが?

同じく、1989年。”夏の甲子園”をかけた第71回 広島大会でもありました。

開会式直後の第1試合。舞台は広島(旧)市民球場。

私は、前年に決勝進出を果たした母校で主将を務め。

対戦相手は、前年に”春の選抜”で甲子園に出場した強豪校。

「屈指の好カード」なんて言われたモノです。

試合展開は、二点三点を一気に取り合う二転三転のシーソーゲーム。

9回のオモテには、私が逆転タイムリーヒットを放ちました。

(「円陣を組む」「三塁を守る私」「当時タイムリーを打った瞬間時」)

迎えたるは、9回ウラ。ツーアウト。ランナーなし。

いわゆる、勝利へ「あと一人!」状態。

観客席も湧き上がります。

そこから、エースが投じた”一球”を…

相手の主砲が一振り。

打球は私の頭上を遥か高く超えて、レフトスタンドに突き刺さりました。

まさかの同点。

(「当時の打たれた瞬間時」「その直後、マウンドでエースに話しかける私」)

野球には引き寄せねばならない「流れ」があり。

”こう”なると流れは相手へ。

もう止まりませんでした。

フォアボール。ポテンヒット。サヨナラ負け。

その「まさか」によってポッカリと心に空いた大きな穴は何を用いても。

また、一定の時が経過しても埋まることはなく。

私は就職も進学も選択せず、流れ着くように上京し。

その後、良くも悪くも国内外で漂流し。

巡り巡って「都心に新サッカースタジアム!」を掲げては…

時に「一球入魂」なんて表現を耳目にしますけども。

ホント一球です。本当に一球の行方。

今回のブログにせよ。

別に、話をドラマティックに。

「人生なんて数奇な巡り合わせの連続で」。

なんて結論へ導くつもりなど毛頭ありません。

ただただ。

「そんな半生であったな♪」と。

でも。

「あの一球」って。

幸いかな、生かされ、訪れてくれる日々の中で。

「一期一会」の如く。

見逃したり、生かしたり。

しているんでしょうよ。きっと。

今は気づかずとも。ね。

改めて。

今日を、その時々を大事にしよう。

と、我思ふ。

のです。

投稿日 : 2025年3月18日
一球さん

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