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時を慈しむ

新たな年を迎え…

と感じていたらば、早いもので今日は20日の土曜日。

で、唐突ながら、いきなり閲覧者の方々に呼びかけるとして。

皆さまにとって「至福の時間」ってWhen?いつでしょうか?

私にとって、自分なりの“そうした時間”は日々の暮らしの中で…

随所に顔を出しながら、でも思うに。

やはり、こうした「土曜の朝」。

議会棟の控室に一人Now.

が、そのシーンの一つ。

勿論、地域行事や喋りの現場があったりして毎週末、必ずや…

議会棟へ足を運べるわけではないのですが。運べる土曜の朝は?

いつもの様に“この朝”にJ-WAVE(ラジオ)で好きな番組がありまして。

優しい音量で流し、BGMにしながら…

まずは毎日の日課である、新聞各紙に目を通し。

街づくりへ向けて、気になる記事を集めてのスクラップ作業。

先ほどなど、思いがけず「(聴き)ながら作業」の最中…

奥田民生さんの“愛のために”が流れてきて、もう最高。

嗚呼。まさに至福の時です♪

そして、もう一つ。

私は、産経新聞の「朝晴れエッセー」。

その月々の「○月 月間賞」が、これまた大好きで。

今回も、政治派閥のニュースが各紙の一面記事を席巻する。

そんな喧騒の中にあって、この度の受賞作は…

っと、私なんぞの感想を述べる前に、論より証拠。

ご一読いただきたく候。

〜縁側と柘榴〜

私の実家は古い木の家で、南側の長い縁側とそこから眺める庭が好きだった。私の子供たちはこの縁側で沐浴(もくよく)し、縁石や庭をとび回って遊んだ。

庭の中程に柘榴(ざくろ)の木があって秋には大きな実を付けたが、柿や無花果(いちじく)と違い見た目も味にもなじんでもらえず細い枝に残されて風に揺れていた。

ある日、母が縁側で庭を見ていたので、私は車椅子に座る父を縁側に連れて行き母の隣でストッパーをとめた。母の傍らには孫の誰かが採ってきたのか大きく割れた柘榴が置かれてあった。

春のような日だった。母は割れた柘榴から赤いツブを取り始め、片手いっぱいになると黙って父の手のひらに載せた。父も黙ってそれを全部口の中に入れてしまった。父の飲み込む力が弱っていた頃だったので、私が思わず腰を浮かせたとき、父は口の中の柘榴を庭に向かってはじき出した。明るい日差しを浴びて赤い柘榴のツブがキラキラキラキラ光って弾けた。

父と母が楽しそうに声をそろえて笑うのを見たのはあの日が最後になった。2人の姿はもう見えないが、日差しの中で笑う父と母が一枚の写真のように私の心の中に残っている。


以上となります。如何でしょうか。

読後感を邪魔しないため、私の感想などを綴る。

なんて、無粋なことは致しません。

だって、前記…

夫婦お互いの「黙って」が夫婦間の歴史と夫婦愛の機微(きび)。

(きび:表面にはあらわれない微妙なおもむき)

おっと。四の五のと私が語っちゃあなんねぇ。うむ。

何卒、皆さまにおかれましても良い週末を♪

投稿日 : 2024年1月20日
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