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石橋りゅうじ 議会棟控室

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実情を綴る

未だ、私は裁判で係争中の身にあるので。

加えて、前向きで明るい話題ではないがゆえ。

この手の話を今日までも、率先して取り上げては来ませんでしたが。

今朝の新聞各紙でも大々的に報じられておりました。

「参院選 大規模買収事件」

「最高検 調査結果を公表」

「特捜部の取り調べ 不適正」

これは、決して自らを棚上げして開き直るでなく。

上記の報道を耳目にするにつけ…

「ですよね。」との率直で分かりきった所感しか覚えません。

今一度、私のケースをご紹介しておきますと。

私が統一地方選で当選した、その翌日。

克行氏が我が家にやってまいりました。

私は不在で、同氏と会う事はなく。

(同日、克行氏はアポなしで会う事が出来た議員に当選祝いを手渡しています)

さすれば、その日を境に、克行事務所の秘書より…

「代議士が石橋議員の当選に際して、ご挨拶がしたいと言っています」

「事務所にお越しください」との連絡が入りはじめ。

無論、私は「参院選のお願い」など微塵も感じておらず。

(9日間で800kmも自転車で走った「自らの選挙」直後の話です)

「私の当選を祝ってくださるお気持ちだけで結構です」

と、1ヶ月半以上にわたり、先方の申し出を断り続け。

結果的には?

秘書との間で「しつこいですね!いい加減にしてください!」と口論に至り。

すると、克行氏から「事務所に来てくれ」と直接、私へ電話が入りまして。

いつまでたっても当選祝いの連絡が途絶えないので、やむなく伺うと。

ものの数分で、断りながらも、封筒をねじ込まれました。

そして、事件が公となり、東京地検特捜部の事情聴取。

上記の話を“そのまま”供述しても、検事は1ミリも譲りません。

「買収だったでしょ?」と。

ちなみに、私は克行氏に限らず、多くの議員から過去の選挙時に…

司会や車上運動員(女性でのウグイス)をお願いされ、手伝いながら。

お金が発生した事は、一度もありません。ただの一度も。

しかし、私の供述調書には、検事が事前に仕上げた「作文」に…

「あのお金は、私が司会して参院選を手伝うものと理解していました」

「もう二度とこんな事はしません」

「何卒、寛大なる処分をお願いします」と書いてあるんです。

繰り返しますけども「事前」に。

私は、そんな事は一言も口にしておらず。

だって、不自然でしょう。

繰り返しとなれ、過去に一度も司会で費用など発生していない。

でも。

ここに署名、押印しなければ?

任意なので強制ではないにせよ、幾度も地検やホテルに呼び出され。

何時間も拘束され、質問攻めに合い。

テレビカメラが構えているところで、家宅捜査にも入られる。

言わずもがな「That’s 国家権力」です。

今日までに辞任された議員の中には?

「起訴しない」「克行氏だけをあげたいんです」

と、検事から持ち出された人など幾人もいらっしゃいます。

こうした権力の暴走に楔を打つのが「裁判所」の役目となりますけども。

うむ。

これ以上は、これより最高裁を控えている身として、自重。

でも、今一度。

「最高検 調査結果を公表」

「特捜部の取り調べ 不適正」

当たり前でしょう。

折角の機会ですから、私のケースで「不適正」を一つご紹介しましょう。

私への任意の事情聴取が始まったのが「2020年の3月下旬」。

そこから、数十回ほど検察から…

「いついつ来てください」とお呼びが掛かり。

最後の事情聴取が「2022年の2月中旬」。

その最後の場で、特捜部の検事から私が2度も面と向かって浴びた言葉は?

「あれ?アナタの下の名前…」

「これなんて読むの?」

ですよ。

一切の脚色、誇張なし。敬語なし。節度なし。

百歩譲っても、せめて1回で覚えなさい。

繰り返しますが。

何十回も呼び出して、当時は。

2年も経過した後なのですから。

検事の胸に光るバッジの意味は「秋霜烈日」(しゅうそうれつじつ)。

公訴権を持つ検事として、検察として。

人を罰する事の重み、その厳かな責務を忘れぬよう。

常に、胸に刻むよう。

秋霜烈日。

人の名前すら覚えられないのだから。

バッジの意味も、おそらく…。

世界標準からしても、相変わらず司法の世界では。

「人質拘束」「調書裁判」等々。

前近代的なシステムが連綿と残るが、この日本国。

その片鱗を。

こうして少しでも多くの方々に知っていただけるのは幸いです。

負けられないでしょう。

不適正な手法に。

投稿日 : 2023年12月26日
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