私が以前、記者会見の時に口にした言葉があります。
「議員一人の活動でも、世の中をより良く変えて行ける」
「その可能性を私は常に信じており」
「実際、政治の舞台で、その数々を実感してまいりました」と。
勿論、いきなり大業(たいぎょう:大きな物事)は成し得ません。
また、種々の実績は、多くの人々の「お支え」あってこそで。
矛盾しているようですが事実、全ては「たった一人で成し得た」にあらず。
更に、広島市議会の場合、議員は「54人中の1人」であって。
いわゆる「歯車の一部」で、そんな議員たるや?
行政側の首長が持つ、予算編成権や人事の決定権も持ち合わせていません。
しかし。
「一人の意思あるところに…」ではありませんけども。
一人の“情熱”たるや、伝播するモノであって。
一人の“活動”たるや、世に変化を起こせ得るモノ。
訪れる目の前の限られた“一日”であろうとも、その一日の間に。
何らかの形で、行動で、一人でも、二人でも。
幾人かの人々の「暮らし」を、より良くする事が出来る。
ゆえ。
あくまで“基本的に”としながら、私は。
年間を通じ、無休で活動を続けており。
(あの本年4月の統一地方選前から選挙後も未だ無休を継続中)
ここで持ち出してしまい、恐縮至極に存じますが…
触れないわけにも行かず。
一審で有罪判決を受けたからと言い。
気落ちしては「つい活動を一時、休止してしまう」。
なんて事は“今日までも”ありません。
強がりと言われようが、ここまでの裁判でも。
あれだけ検察側を圧倒し、コチラから数多の客観的事実、証拠を並べ。
ながらも、特に心象、私の“感情の部分”を。
あそこまで180度「犯行に及んだ」側へ引っ張られて行くと。
それは、相当なるショックであり、正直なところ落ち込みも激しく。
今なお、気丈に振舞っていないと…
底なしに「悪い方向へ」と考えが及んでしまいます。
ただし。
片時も議員活動を止めてはおりませんし。
それは、繰り返しとなりますけども。
私は「絶対に悪事に手を染めていない」との確証のもと。
そこを「必ずや司法の場で証明する」との誓いとともに。
先の統一地方選挙に立候補しては。
お蔭様をもって、私を信じてくださる多くの方々よりご負託を頂戴し。
「今」がある事実に他なりません。
誠におこがましい物言いなれど。
「たった一日の議員活動」においても、救える人々の暮らしがあるのに。
「止まって」いて、どうするモノぞ。
それこそが、何よりの「罪」です。
つきましては本日、控訴の手続きを済ませ。
引き続き。
この種のニュースを届けてしまう事になってしまい。
世の皆様方には、謝罪の一語に尽きますけども。
今後とも。
議員活動に全身全霊を注いだ上で。
司法の場において、必ずや無実を証明してまいる所存です。
P.S.
特捜検事たるや「国家権力」と言い換えて、過言なく。
被疑者として、70回〜80回にも及ぶ事情聴取を受けた方々も多く。
中には、100回以上の方もいらっしゃる。
それだけ検察は、徹底して人員と資金、時間を注ぎ。
あらゆる場所、あらゆる人々から、あらゆる証言、証拠を集めています。
そんな検察、検事を相手に。
私が、ただただ意志が、思い込みが、ハートが、強い。
それだけで、本日まで「無罪」を訴え続けるなんて、まず無理なんです。
熟達した、その道のプロである検事から…
「貴方は無実と言うが、こんな事がありましたよね?」
「他にも、そんな事に、あんな事まであったでしょ?」
「しかも、この人に、あの人は、貴方について、こう証言していますよ」
「反論はありますか?」「でしょ?」
で、十中八九「以上」の確率で、普通は終わってしまうんです。
「石橋さん、これだけの事実を並べ、流石に言い訳は出来ないでしょう」って。
そこを。
ここまで、幾度も記者会見まで開きながら、戦えている。
この行動、自体。
裁判の審理でも、確固たる「証拠の一つ」と言えるんです。
「決して、公選法違反の犯行には及んでいない」との。
それを。
検察側も十分に知り得ています。
あとは…。
「無辜の不処罰」との大原則を虚心坦懐に見極めていただけるよう。
(むこ:罪のなき人)(きょしんたんかい:心に何のわだかまりも無く)
控訴したのは言うまでもありません。
投稿日 : 2023年7月26日
『ご報告』