石橋りゅうじ 公式Webサイト

Peace Park Tour

議会棟より、13時のアポへ自転車で向かうにあたり、このままでは？

「12時40分には到着してしまう」段取りだったので、道すがらの…

平和記念公園に立ち寄り、時間調整する事に。

さすれば、どこを見回しても、観光客に花見客となります、人。人。人。

“春爛漫”です。

人々はスマートフォンを片手に。一眼レフを両手にと。

記念撮影のHotスポットに位置されては、業界用語でいうところの…

「桜ナメの、後ピンで原爆ドーム」みたく。

※画角の手前側に桜を写り込ませて（ナメる）、後ろにピントを合わす

それはバシバシ！パシャパシャ！シャッター音が空間から名鳴り止みません。

しかも。何が嬉しいって。

2006年から「都心部にサッカースタジアムを」と活動を開始して、苦節17年。

被写体の後方には、建設中である“新スタジアム”が姿を現しはじめ。

負の歴史の後方へ、現在の“生”を謳歌する夢の器が誕生する事によって。

二対で一つ「物語の伴った」まちづくり（復興）が具現化される事となり。

改めて、それは非常に感慨深く、創り出される「借景」たるや、見事ナリです。

※しゃっけい：庭園の外に位置する遠い山、海、木々などを取り込んで（背景にして）「一つの作品」に見せる造園技法

他方。

これは決して“自らを喧伝”する意味でなく。

過去。この平和公園に携わる多くのガイドさん達と共に…

「どこを改善すれば、より良い平和伝承の地となるか」ツアー（勉強会）を行い。

その声を行政に届け、反映された箇所が、これまた各所に散見され。

今一度、春の日差しも手伝ってか。

暖かい。否、温かい、どこか感謝の気持ちいっぱいに包まれたりで。うぅむ。

色々な出来事が矢継ぎ早に訪れる世の中であり。

より先行きも不透明、不確かとなる現代ではありますが。

だからと「不機嫌」たるや、それは明確な環境破壊であり。

簡単な話ではなくとも…

周囲まで暗澹（あんたん：暗くて静かな様）とさせて、どうするものぞ。

本日。という1日は。

生きたくても、生きられなかった、どなたかの「明日」であり。

出来れば。努めて。

上機嫌で。

Isn’t it？（でしょ？）

投稿日 ： 2023年3月29日
『Peace Park Tour』