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石橋りゅうじ 議会棟控室

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じつは、実話

連日、打ち合わせや地域要望の対応で東奔西走しながら。

その合間にも、周囲やマスコミの方々から「選挙」について問われます。

「現在の状況は?」「準備は何処まで?」等々。

しかも、その頻度が日に日に増しているのは確か。

こちらも“着手”していないゆえ、事務的に「まだ何も」との返答しかできず。

都度、甚だ恐縮なので。

(着手していないのは「余裕」等でなく、そこまで活動が追い付いていない)

ここに、一通の手紙をしたためました。

駄文ですが、「白紙(何もない)よりは」と、ご海容くださいまし。


拝啓 大寒の候、皆さま、お変わりございませんでしょうか。

早いもので、はじめて立候補したあの日から。

12年目の春を迎えんとしています。

この間、多くの人々のお蔭をもちまして。

私は市議会で活動をする事が叶いました。

顧みれば、あれは初当選して間もない頃。

サンフレッチェ広島のホームゲームへ1人、出掛けた時の話です。

それまでは、スタジアムの5階に位置するアナウンスルームから。

訪れてくださった観客の人々を「ようこそ」と迎える立場だったのですが。

約11年ぶりに「迎えられる立場」になってみると。

その開放的な気分や目に映る景色は、かくも新鮮で嬉しくもあり。

しかし、マイクを通じて観客の人々と意思疎通を図る機会を失い、悲しくもあり。

そんな時です。

「事実は小説よりも奇なり」と申しますが試合中、ふとした瞬間に。

その時の観客数と、選挙での私の得票数が偶然にも「近い」事実に気づき。

改めて、観客席を見回しながら

「この全ての人々が投票所で私の名前を書いてくださった規模なのか」

そう思うと、突然、目の前に現れたリアリティに涙が止まりませんでした。

つくづく。「すべては当たり前じゃない」と。

あの時の感激と感謝を忘れたことは今日まで、片時もございません。

まだまだ行き届かぬ点も多く、誠に微力な若輩者ですが。

『一粒の木の実は、いくつもの森を生む』

決して「自らを諦める」ことはありませんので。

引き続き、この命。メラメラと燃やして参る所存です。

寒さ厳しき折柄、皆さまにおかれましても。

体調など崩されませんよう、ご自愛くださいまし。

敬具

投稿日 : 2023年1月31日
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