インフォメーション

石橋りゅうじ 議会棟控室

Tel.(082)504-2442

スマホ版サイトは以下のQRコードから。

温暖化問題

12月議会が閉会を迎えました。

改めて、ここに“今議会”を振り返りますと。

「近年の市議会」を如実に色濃く映し出した…

そんな、悪癖の凝縮された“典型”なる議会審議でもありました。

その心は?

私は、かねてより当ブログでも「広島市議会の機能低下が進んでいる」。

この旨、率直に(6年くらい前から)吐露しては。

また、警鐘を鳴らしてまいりましたけども。

コレは?

ちょっとした“切れ者”を演じるつもり。などの他意もなければ。

(切れ者:物事を切り回す、いわゆる才能、才覚のある人)

誰か特定人物(個人)を誹謗(ひぼう)する。そんなつもりもなく。

なにより。不遜なる「自らを棚上げした」物言いとなりますので。

「そもそもお前が言うようにはなっていないのだよ!」

との突っ込みが入るであろう事も、重々承知の上。でございます。

つきましては、前記の通り「その心」に迫ってみると致しますが。

まずもって、「議会」に求められる本務としては。

行政に、つまりは市政にまつわる物事を“執行する機関”に対しての…

「チェック機能」に「抑止機能」。

また、前向きな「批判機能」などが挙げられますけども。

表現は誠に不穏当ながら、現在の市議会は実際のところ。

何が無いって?「こわさ」が無い。

それは。

行政が、ちょっと場当たり的で、適正を欠き得る振る舞いでもしようモノなら…

そこへ着眼され、徹底的に追及、究明されてしまう「怖さ」であったり。

(決して「恫喝される」種の恐怖、怖さではございません)

各委員会や本会議で対峙した時の、言ってみれば丁々発止する際の…

「なかなか敵ながらアッパレ」との、手「ごわさ」であったり。

(決して議会は行政の「敵」ではなく、あくまで用いる比喩として)

※そもそも、なかなか「丁々発止」にまで発展しない

この辺りが近年、急速に、かつ著しく「議会」から失われているのは事実です。

行政側からすれば、これほど「楽」な議会(相手)はありません。

(2022年など過去10年間でもワーストでしょう)

無論、誤解の無きよう、ここに強く補足しておきますと。

日々懸命に活動する「議員」は当然、幾人もいらっしゃいます。

また、個々の議員の“能力”を私が云々、評論するのは違う話で。

しかし。

“最終決裁者”ともいえる議決「機関」としての機能が求められる場合。

あまりにも。それは、あまりにもeasy.

いわゆる「議会の温暖化」です。

つまりは、会派だの党派だのを超えて…

「このままでは議会の体をなさぬ」との自覚の上、懸命に踏ん張らなければ?

本当にPoint of no returnを。

そのポイント(境界)を超えてしまうと…

いかなる改善策を施しても、元の場所へは戻れない「帰還不能点」を…

確実に迎えてしまう事でしょう。

自戒の念を込めて、結びに名言をお借りするなれば。

下手くその

上級者への道のりは

己が下手さを

知りて一歩目

Aren't you worried?

投稿日 : 2022年12月15日
温暖化問題

月別表示

最近の記事