広島市安佐南区から市政を新たに! みんなでいっしょに変えて行きましょう!
石橋竜史(いしばし りゅうじ)の公式Webサイトです。
12月議会が閉会を迎えました。
改めて、ここに“今議会”を振り返りますと。
「近年の市議会」を如実に色濃く映し出した…
そんな、悪癖の凝縮された“典型”なる議会審議でもありました。
その心は?
私は、かねてより当ブログでも「広島市議会の機能低下が進んでいる」。
この旨、率直に(6年くらい前から)吐露しては。
また、警鐘を鳴らしてまいりましたけども。
コレは?
ちょっとした“切れ者”を演じるつもり。などの他意もなければ。
(切れ者:物事を切り回す、いわゆる才能、才覚のある人)
誰か特定人物(個人)を誹謗(ひぼう)する。そんなつもりもなく。
なにより。不遜なる「自らを棚上げした」物言いとなりますので。
「そもそもお前が言うようにはなっていないのだよ!」
との突っ込みが入るであろう事も、重々承知の上。でございます。
つきましては、前記の通り「その心」に迫ってみると致しますが。
まずもって、「議会」に求められる本務としては。
行政に、つまりは市政にまつわる物事を“執行する機関”に対しての…
「チェック機能」に「抑止機能」。
また、前向きな「批判機能」などが挙げられますけども。
表現は誠に不穏当ながら、現在の市議会は実際のところ。
何が無いって?「こわさ」が無い。
それは。
行政が、ちょっと場当たり的で、適正を欠き得る振る舞いでもしようモノなら…
そこへ着眼され、徹底的に追及、究明されてしまう「怖さ」であったり。
(決して「恫喝される」種の恐怖、怖さではございません)
各委員会や本会議で対峙した時の、言ってみれば丁々発止する際の…
「なかなか敵ながらアッパレ」との、手「ごわさ」であったり。
(決して議会は行政の「敵」ではなく、あくまで用いる比喩として)
※そもそも、なかなか「丁々発止」にまで発展しない
この辺りが近年、急速に、かつ著しく「議会」から失われているのは事実です。
行政側からすれば、これほど「楽」な議会(相手)はありません。
(2022年など過去10年間でもワーストでしょう)
無論、誤解の無きよう、ここに強く補足しておきますと。
日々懸命に活動する「議員」は当然、幾人もいらっしゃいます。
また、個々の議員の“能力”を私が云々、評論するのは違う話で。
しかし。
“最終決裁者”ともいえる議決「機関」としての機能が求められる場合。
あまりにも。それは、あまりにもeasy.
いわゆる「議会の温暖化」です。
つまりは、会派だの党派だのを超えて…
「このままでは議会の体をなさぬ」との自覚の上、懸命に踏ん張らなければ?
本当にPoint of no returnを。
そのポイント(境界)を超えてしまうと…
いかなる改善策を施しても、元の場所へは戻れない「帰還不能点」を…
確実に迎えてしまう事でしょう。
自戒の念を込めて、結びに名言をお借りするなれば。
下手くその
上級者への道のりは
己が下手さを
知りて一歩目
Aren't you worried?
投稿日 : 2022年12月15日
『温暖化問題』