広島市安佐南区から市政を新たに! みんなでいっしょに変えて行きましょう!
石橋竜史(いしばし りゅうじ)の公式Webサイトです。
19日(土)は、社会福祉協議会の広報委員会をはじめとした各種行事。
20日(日)は、朝から月イチで開催している「こども食堂」。
21日(月)は、午前10時から建設委員会。
と、直近の3日間を振り返り、何の話題を取り上げようか迷うところですが。
ここは、多くの市民の方々にも関わってまいります、本日の建設委員会…
「県下全域における土砂災害特別警戒区域の逆線引き」についてを。
まず、字面だけを目で追ってみると、率直に…
「ぎゃくせんびき??」「何が始まるの?」と、クエスチョンが幾つも並びます。
改めて、近年の豪雨等、自然災害における甚大化や頻発化は言うに及ばず。
広島県は、全国でも最多となる…
「約45,000カ所」の土砂災害特別警戒区域が指定されている現状があり。
他方、都市を整備していく(予定の)「設計図」には?
街づくりを進める、「市街化(しがいか)区域」と。
開発が抑制されなければならない、「市街化・調整区域」が存在し。
(こちらをご覧になると一目瞭然かと↓)
上記、後者の「市街化を調整する区域」には?
多くの民家や工場が立ち並ぶ、なんて事は無いのですが。
「市街化を進める区域」には、図のとおり“街”が形成されておりまして。
また、区分された双方に、“土砂災害特別警戒区域”は存在いたします。
ついては。市街化する区域内にある、レッドゾーン(特別警戒区域)を…
市街化(を抑制する)調整区域に“編入”させる…
用いる表現として、「逆線引き」の取組を進めていくと。
今後のロードマップとしては。
「概ね20年後」に、逆線引きが概ね完了し、災害リスクの高い区域において。
“新規”居住者が、ほぼいない状態へ。
(当然といえば、当然ですが「そこへの新たな居住」を認めない)
続いて、「50年後の目指す姿」にて。
土地利用規制(新築や建替えなどの抑制)が十分に機能し。
災害リスクの高い区域に「居住する人が概ねいない」状態へ持っていくと。
しかし、何より忘れてならないのは、この度の施策(政治選択)が?
人々の生命、財産へ密接に関わってきては、加えて。
個人の資産価値や、ひいては「終の棲家」にまでリンクしてまいります。
人々の命を守り、コンパクトな都市運営へ向けて。
(広島の場合、県内13市町が連携し、取組を進めます)
一つ一つ住民合意を重ねては、進めていくにあたり。
今後とも、数多のハードルと調整が待ち構えているのは自明。
年末には、土地所有者さんへ書面が発送され。
新年に入り、当該のエリアでは説明会なども開催される予定ですので。
引き続き、耳目にする頻度も高まってくるであろう「逆線引き」。
要CHECKです。
投稿日 : 2022年11月21日
『おおむね?』