インフォメーション

石橋りゅうじ 議会棟控室

Tel.(082)504-2442

スマホ版サイトは以下のQRコードから。

まずは何を?

消防庁が一昨日、発表したところによりますと。

新型コロナウイルス感染拡大の影響によって。

救急患者の搬送先が直ぐに決まらない「救急搬送困難事案」が。

7月31日までの1週間に、全国で?

「6307件」に上り、過去最多を記録したとの事でした。

そのうち“コロナ感染”が疑われる患者の搬送困難事案は?

「2789件」と、こちらも2週連続で過去最多を更新。

改めて此処に「緊急搬送困難事案」の構造をおさらいしておきますと。

消防庁では、全国52の主要都市における消防本部にて。

救急隊が医療機関に…

「患者の受け入れが可能か?」を4回以上、問い合わせ。

現場に30分以上とどまった事例の件数を「1週間ごと」に調べており。

この度は“過去最多”の件数をカウントした訳ですが、現在の東京では?

夜間に入院先を見つけるのは「ほぼ不可能」とも言われており。

一方、大阪市でも第7波の影響で…

「7時間以上」搬送先が見つからないケースもあったとのこと。

他方、同じく一昨日の2日には。

昨今の発熱外来や救急医療における危機的な状況を受けて…

日本感染症学会など4学会が声明を発表いたしました。

(詳しくはコチラ↓)

《4学会による声明》

内容を要約すれば、BA.5などオミクロン株の感染では症状が出ても…

殆どのケースが2〜4日で軽くなり、重症化するのは数千人に1人程度。

故に、65歳未満で基礎疾患の無い人は、よほどの症状でない限り。

「発熱や痛みを和らげる市販薬を服用しては自宅療養を」

との呼び掛けがなされた次第であり。

いずれにせよ、個々の症状で「ケース・バイ・ケース」なのは間違いなく。

過度に受診を控え、救急車を呼ぶのをためらうのも違えば。

なんでもかんでも、いわゆる気軽に「コンビニ受診」してしまうのも違って。

つきましては、4学会による声明の末尾にも明記されておりました…

#8000に今一度、スポットを当てるとして。

救急搬送の困難事例が少しでも軽減され。

且つ、お子さんが「もしもの時」の親御さんを迅速にフォローすべく。

ご承知の方々も多いかと存じますが、近年も着実に世の中へ…

浸透、定着して来ているのが「#8000」(子ども医療電話相談)。

「我が子が高熱でぐったりしている」

「後頭部を激しくぶつけた」「突然、嘔吐した」等々。

夜間や休日に発生した、子どもの急な病気や怪我の対処で迷ったら。

電話で気軽に専門家のアドバイスを貰える、そんな相談窓口が?

「#8000」。

共通番号になっており、お住まいの都道府県の相談窓口に転送されては。

小児科医や看護師さんに繋がり。

子どもの症状に応じた対処法や病院の受診について助言をして下さると。

繰り返せば、コチラは不要不急の受診を減らす試みでもあり。

確実に相談件数が増え、着実に不急の受診も減り、そこへ。

小児科医ら現場の負担軽減にも寄与していると。うぅむ。

とにかく、今回(のブログ投稿)は。

明白に救急搬送が必要なのに「まずワンクッション入れて」なんて話でなく。

「こうしたサービスもありますよ」の再確認、再認識ですけども。

全国的なコロナの感染拡大もあれば、熱中症の危険性も高まる、猛暑の候。

皆様におかれましても何卒、お身体にはご留意くださいまし。

m(_ _)m

結びに、広島ではこういったHPもございます。

(コチラ↓)

《救急医療NET HIROSHIMA》

投稿日 : 2022年8月04日
まずは何を?

月別表示

最近の記事