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石橋りゅうじ 議会棟控室

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近況のご報告

まずもって、身の回りで、あらゆる事象が一挙に訪れましたモノで。

世の中へ、皆様へ、ご説明、発信しなければならぬところ。

予算特別委員会や定例会が大詰め、大事な局面を迎えており。

まずは「議会へ徹底して注力」ゆえに。

ブログの更新が遅れてしまい、誠に申し訳ない限りであります。

つきましては、改めて事情をお話させて頂きますと。

3年前の参院選に係る大規模買収事件につきまして、今週の月曜日。

「在宅起訴」されましたので、今後は司法の場に於いて。

自らの無罪、何よりの真理を追究、証明して参る所存です。

また、ひとたび日々の暮らしの中で「起訴」との文言を耳目にされると?

「一大事」であり「犯罪者」の様なイメージが先行いたしますので。

改めて此処に、ご説明をさせて頂きますと。

我が日本国は、当然ですが「法治国家」であり、起訴からの裁判は。

犯罪の嫌疑をかけられ、公訴された被告人(今回の私)を裁定するにあたり。

まずもって「無罪推定の原則」から、始められます。(刑事裁判は世界共通です)

つまりは、何があろうと「この人は無罪である」から裁判が始められ。

(当たり前ですが、感情や世の空気感で「人の人生」が裁かれてはならず)

そこから、検察側から一つ一つ「こうした事から有罪であると」との物言いに。

続いて、弁護側が「それは違う」「実際は、こうであった」等と反論、実証し。

多様なる証拠や証人を交えながら、最終的な「有罪or無罪」を決すると。

また、一般的に日本の場合は「起訴されたら99.9%は有罪」とのイメージを…

多くの方々が抱いているかと思われますけども。

「実は違うのです」とは安直に言えませんが、「その通りです」とも言えません。

何故ならば「ケース・バイ・ケース」であるから。

「罪」として実際に、立証し易いケースもあれば、困難なケースもある。

そんなチープな表現を用いるつもりは、毛頭なく。

検察は「立証できる」と踏んでいるからこその“起訴”であり、では。

例えば、今回のケース。

「選挙を手伝ってくれ」と実際に告げられ、金銭を受け取った。

全く告げられにせず、受け取った。

受け取らざるを得なかったケース。

他にも、金銭を親族が受け取った、金銭を置いていかれた、等々。

「100の同様ケース」にあらず、「1対1」のケースが100通り存在し。

あらゆる人々が、自らの背景に…

「同様の境遇」にあった、99人の存在など知る由もなく。

しかし、皆が皆。それこそ「100%」近くの人々が、異口同音に。

「買収であった」と法廷でも言い切ってしまう、その背景には何があったのか?

いずれにせよ、そこが「うそ」や「まこと」云々にあらず。

まずは、あらゆる情報、先入観を捨て。

心情をニュートラルに保ってみると、一つ「違和感」を覚えませんでしょうか?

繰り返しますけども「なぜ不自然なまでに皆が皆、そう口にしてしまうの?」と。

この違和感が、法治国家であり裁判では、非常に“大事”なんです。

申し訳ございません。難しい文言(専門用語)や表現を極力、省き。

可能な限り「分かり易い」よう、キーボードを叩いておりますと。

なんとも自らが綴る“拙い文面”に、恐縮してしまいますけども。

かつ、裁判も控えておりますので、なんでもかんでも公に全てを情報発信…

とは今後、行かないのも事実ですが。

あくまで「見込み」(見立て)ながら、向こう数週間、それこそ数カ月先まで。

直ぐに「裁判が始まる」モノではございません。

加えて、始まったとしても。

毎週、連日にわたり、何かに支障を来たすほど、高頻度に行われる。

こうしたモノでもございません。

無論、私は必ずや「証明して参る」からこそ。

「罪を認めての略式(簡素化した裁判)」には応じませんでした。

他方、昨日の議会最終日では。

私共6人の議員へ対し、議員各位より「辞職勧告決議案」が提出され。

結果的には、可決されましたが。

コチラも、舞台裏は詳しく書き綴れず、誠に申し訳なくも。

私は、会派の内外を問わず。

「私共を擁護して、皆様が矢面となりて叩かれる必要は無い」と言い続け。

未だ。今日現在も。

議会内の“あらゆる議員さん”と良好な関係性は保っております。

(あくまで「自意識」であるにせよ)

では、今回の結びに。

昨日、辞職勧告決議案が出された後、私が本会議場で発言しました…

「弁明」(とは説明して物事をハッキリさせる事で「釈明」ではありません)を。

これより、下部に記します。

お時間が許せば、目を通して下さいまし。



はじめに、この度の大規模買収事件に際しまして、事件発覚から今日に至るまで、長きにわたり世間をお騒がせしては、人々の暮らしへ密接に携わる「政治」について、本市をはじめ、全国的にも、これだけ不信感を助長する形になってしまい、そこへ名を連ねる一人として、私は生涯、説明と謝罪を重ねて参る所存ですが、今一度、ここに心から、お詫びを申し上げる次第です。誠に、申し訳ございませんでした。

重ねて本日、議員各位より、私へ対する辞職勧告決議案が提出された訳ですが、「議員が議員へ対して、辞職を勧告しなければならない」、こうした非常に心苦しい行動を、結果的に皆様へ強いる形になってしまっている事を。更には、議会の貴重なる時間までも奪っている事に際し、重ねて、皆々様へ心から、お詫びを申し上げます。

つきましては、こうして弁明する機会をお許し頂きましたので、これより端的に、現在の自らの身上を、お話させて頂ければと存じます。

改めまして、この度の「辞職勧告決議案」に綴られました文面より、ここに一部を抜粋させて頂きますと、「公職の選挙に関わっての買収行為は、民主主義の根幹である選挙の公正を著しく害する極めて悪質な行為であるため、厳しく非難されるものであり、有権者からの負託を受けている議員が、決して、犯してはならない罪であることは論をまたない」とあります。

当然ながら、私は此処へ対して異論はなく、仰せられる通りで、この民主主義の社会において、また有権者の方々よりご負託を頂戴している議員のみならず、一般の社会全体におかれましても、許されるものではありません。

ついては、今週の月曜日(3月14日)に東京地方検察庁より、この度の「公職選挙法違反事件」についての公判請求がなされ、その発表されました「公訴事実の要旨」には、次の様な一文が明記されていました。一部、名前や期日等を伏せては要約して、ご紹介をさせて頂きます。

「被告人は、前記参議院議員選挙通常選挙に際し、広島県選出議員選挙に立候補する決意を有していた、あるいは同選挙の立候補者として届け出た人物に当選を得しめる目的をもって、同人への投票及び投票とりまとめなどの選挙運動をすること又は同人への投票とりまとめなどの選挙運動をすることの報酬として供与されるものである事を知りながら、金員の供与を受けた」と。

顧みますと、丁度2年前になります2020年の3月下旬より、東京地検特捜部から任意の事情聴取を受けるなど、私への捜査が開始されたのですが、先月まで数多に及ぶ聴取、捜査の数々を受け、また一方でも、今回の一件で多くの議員が辞職される光景を目の当たりにし、私も決して強くない一人の人間であり、今日まで一貫して主張して参りました「買収意図の否定」も、この法治国家に於いて「果たして、どこで線引きがなされるのか?」、気持ちが揺らぐ時も正直、幾度となく自らの胸に去来いたしました。

しかし、先に触れました、この14日の発表を受け、その内容に目を通した際に、まさに「条件反射」とも言える、自らの中に湧き上がった、率直な心情を吐露させて頂きますと、この期に及び、ここにいらっしゃる皆様や、何より世間様を逆撫でする様な物言いとなりまして、誠に恐縮至極に存じますけども、改めて私は「絶対に買収には手を染めていない」との、激しい感情を覚えた次第であります。

無論、今日へ至るまで、私は自らの所感を、ただただ闇雲に言い張っているのではなく、皆様もご承知の様に、この度の一件は私のみならず、あらゆる「関係性がある」と目された人々が、膨大なる時間を費やされては取り調べを受け、あらゆる状況証拠等が収集、並べられた状況下、仮に私が勢いで「無実」を訴え続けたところで、それこそ2年前の捜査「初動」の段階であったり、或いは、捜査が相応の時間、進められた段階で、「でも石橋さん、貴方には、こんな事があったでしょ?」「反論できますか?」「検察からは以上です」で、終わってしまい、「頑なに無実を訴える」など実際の話、本当に困難なのです。

しかし私は、2020年の6月議会最終日、大々的に世間の皆様の前で記者会見をさせて頂いた際も、更には「虚偽の絶対に許されない」法廷にて証言を行った際も、事実と向かい合い、貫いては訴え続けております。

勿論、司法の場では、私の主観のみで有罪や無罪の裁定が下されるものではありませんが、一つまがう事なく、確実に言えますのは、私は今現在、在宅起訴を受けた後、「無罪推定の原則」に伴い、真理を証明できる立場にあり、「有罪判決を下された者」ではございません。

また、それは本日、私と同様に辞職勧告を受けた“全ての議員”に共通して言える事で、この法治国家に於いて尊ばれるべきは、こうした私共6人の議員に対しましても、これより「無罪」を証明する機会が「きちんと残されている」事に尽きます。

だからこそ、自らの行く末を司法の場に託し、「きちんと立証しよう」との姿勢で、現在も日々、こうして議員活動に全力を注いでは継続させて頂いており、また私が司法の場を選ぶのは、あらゆる事象を公にして行きながら、今回の大規模にわたる一件を、必ずや「未来の政治や社会に活かしたい!」、その一念に他なりません。

結びに、私はまだまだ未熟者ではありますが、自らの議員経験を鑑みれば、一人の議員が懸命に活動する事により、人々の暮らしを、この世の中を、「より良い方向」へ導ける可能性、その事実を、何より実感して参りました。

まずは引き続き、ご負託を頂戴した任期を、謹んで全身全霊を注ぎ、まっとうしたく、私の一身上の弁明を以上と致します。

この度は、こうして弁明の機会を与えて頂き、誠に有り難うございました。

投稿日 : 2022年3月18日
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