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turning point?

スポーツを、観る。やる。支える。

生来のスポーツ愛好家である私としては。

母国開催の東京五輪、その開幕に注目しないわけが無く。

しかし、一方ではコロナの感染症拡大の懸念も伴っており。

あらゆるアスリートの活躍と熱戦。

また感染症も含め、一切合切の無事を経ては、充実なる大会とならん事を。

心から、心から祈念して。

嗚呼、Tokyo 2020 Olympics.

今朝の新聞では、複数紙が競泳の池江璃花子さんを特集していました。

2年前の春、白血病の治療で抗がん剤を使用。

髪は抜け落ち、嘔吐を繰り返しては、病院のベッドから動けない日々。

体重は15kg以上も落ちて行く。

治療の辛さは事前に覚悟していたが、実際は?

想像の「数千倍」であったと。

初めて「生きていることがシンドイ」と耐えられなくなり。

1度だけ「死にたい」と母親へ率直に心境を吐露。

ご本人曰く「母は、すごく悲しんでいた」と。

やがて一時帰宅が許され、車で自宅へ戻る事に。

外では、桜が咲いており。

「外に出ること」「桜を直接、見られること」

「高速道路の渋滞すら嬉しい感覚になる」

「ご飯を食べに行き、すごく幸せだった」

「つらいことはいっぱいあるが、楽しいこともいっぱいあるんだな」

「死にたいと口にしたことを悔やんだ」「もう絶対に思わない」。

400日ぶりにプールへ戻るが、長いブランクで体力も技術も落ちていて。

思うように泳げない。

チームメイトから遅れ、練習後に一人で泣く事も。

コロナ禍の東京五輪開催について世論が割れたらば。

「彼女のSNSには『出場辞退』を求めるメッセージが相次いだ」

こう一般的には報じられておりますけども、それ以上に辛辣な内容など。

おそらく無数に届いていたであろう事は、用意に推察され。

そして。

五輪のプールには昨日、女子400mリレーの予選で懸命に泳ぐ。

池江選手の姿がありました。

一方、唐突ながらも別のニュースにスポット当てるとして。

広島市出身で、ユーモアを交えた作品で多くの子ども達を魅了した…

「ズッコケ三人組」(シリーズ)でお馴染み。

児童文学作家の「那須正幹(まさもと)さん」が22日、亡くなられました。

1978年に始まった、同人気シリーズ。

激動の時代、80年代、90年代と作品を描き続けながら都度、その時々に。

多くの子ども達から、いわゆるファンレターが作家(那須さん)へ届けられ…

ながらも、時代の流れと共に。

親子や友だちとの関係を巡る悩みや相談も増えて来たりと。

同氏曰く。

「今の子ども達は、人間関係でくたびれている」

「疲れているな、と思う」。

野原に寝転んで雲を眺めた自身の子ども時代を振り返り。

子どもに「ぼーとさせる事も大切」と語られていました。

さて。

誠に不肖ながら、私なんぞも昔から。

艱難辛苦はあれ、「この世は生きるに値する」と。

努めて、前向きに活動して参りましたけども。

私、云々にあらず、誰彼に限らず。

なかなか。どうして。コロナ禍の不織布マスクとは別に。

年々、息苦しい世が形成され、まん延、拡大する閉塞感。

今一度。

誰彼に限らず、問われているのだと思うのです。

自戒も込めて。

色んな意味での Are you ok?

少なくとも各所から、シグナルは発せられているのですから。

投稿日 : 2021年7月25日
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