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若輩者が…

本日、6月議会が開会したのですが、議会日程の冒頭。

誠に恐縮の極みながら、全国市議会議長会より。

「永年在職議員表彰」として、他の10人の議員さんと共に表彰状を。

並びに、広島市議会より感謝状を頂戴いたしました。

「永年在職」と言えど、まだまだヒヨッ子の“10年”ですし。

市民の方々、広島市、この社会へ対しての貢献度にせよ…。

ここら一切合切を考慮しても、通常であれば。

表彰ひとつ意にも介さないところですが。

この度の件は、何よりも。

私を議会へ送り出して下さった、今日まで支えて下さった。

それはそれは、多くの人々の「お蔭」あってこそ。

間違いなく「お蔭様」しかございません。

未だ行き届かぬ点も多く、皆様には申し訳ない限りですが。

自らを卑下する時間があるなら、その分、「動け!」って話であり。

練習時の「素振り」の回数を自慢しては、結局。

試合でヒットの1本も打てない。なんて「ならぬ」世界、政界なれど。

365日、異常なまでに素振りには打ち込んでおりますゆえ。

今後も1本1本と、地道にヒットを積み重ねて参りたい所存です。

改めて、ここに深々と市民の方々へ感謝。

m(_ _)m

では、話を6月議会に戻すとして、そもそも議会(定例会)とは?

「〇〇をやりたいと思います」「〇〇を改定したいと思います」

「こうした予算を新たに組みたいと考え」「この機に条例を制定したいと…」

等々、行政側(執行機関)が先ずは各種の「案」を作成した後。

行政のトップ(市長)が議会へ向けて「集まってくれないか」と持ち掛け。

その「案」を多くの議員で審議しては、最終的にOKを出す…

「議決」(決定)する機会が、いわゆる“定例会”であります。

(勿論、市民の方々から寄せられた陳情を精査したりもあれ端的に言えば)

ですので。毎回、定例会の開会初日に行われる「市長説明の要旨」。

コチラの全文に目を通せば?

おおよそ時々の定例会、その概要が掴めて参ります。

参考までに、下記の通り。


ただいま上程されました広島市一般会計補正予算など24件の議案の概要について説明いたします。

最初に、補正予算案です。

(1)まず、利用料金の減収に伴う指定管理料の追加措置についてです。
 新型コロナウイルス感染症の影響により利用が減少している施設の指定管理者が適切に管理運営できるよう、指定管理料を追加措置します。

(2)次に、感染症拡大防止協力支援金への負担金についてです。
 感染症拡大防止のため、県独自の要請により休業や営業時間の短縮を実施した市内中心部の酒類提供飲食店に支給される協力金の一部を負担します。

(3)次に、生活支援特別給付金の支給についてです。
 ひとり親世帯以外の低所得の子育て世帯に対する生活支援特別給付金の支給に係る所要額を計上します。

(4)次に、安佐南工場火災復旧についてです。
 本年1月に発生した火災により損傷した安佐南工場の応急復旧工事を行います。

(5)次に、感染拡大防止等に取り組む事業者への支援についてです。
 新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中で、多くの中小事業者が苦境に立たされていることから、こうした事業者が、共助の精神の下、団体又はグループで苦境に耐え、感染拡大の防止を図りながら事業を維持するために行う取組に要する経費を補助します。

(6)次に、南観音住宅等管理についてです。
 南観音住宅等の指定管理業務について、来年度以降の管理経費に係る債務負担行為を設定します。

(7)次に、竹屋児童館の建替えについてです。
 当初の想定よいも地盤が軟弱で、追加の杭打ち工事が必要となったことに伴い、工事費の増額及び工事期間の変更を行うため、債務負担行為を設定するなど所要の予算措置を講じます。

(8)このほか、新型コロナウイルス感染症の影響により延期した事業の不用額を減額します。

以上の補正措置を行った結果、補正予算額は、23億9,040万2千円となり、補正後における全会計の総予算規模は、1兆2,712億3,109万9千円となります。

最後に、予算以外の議案としては、広島市固定資産評価審査委員会条例の一部改正案など条例案12件、その他の議案9件、専決処分承認案2件を提出しています。

以上が、ただいま上程されました議案の概要です。
よろしく御審議のほどお願い申し上げます。


さて。「市長説明の要旨」その全文をご覧頂きました。

ちなみに、登場して来た特定ワードの補足、解説として。

まず「債務負担行為」とは、通常、行政の組む予算は「単一年度」(4月の頭から翌年3月末までの1年間)の枠で組み、完結する仕組みですが、1つの事業(仮に事業予算が9億円の場合)が単一年度を「またぐ」場合、では初年度に4億円の予算を組み、2年目は3億円、3年目は2億円をと、いわゆる将来にわたって「ローンを組む」約束を、ここでしておく行為。

また「専決処分」とは、基本的に事業「案」や予算「案」の最終的なOKは議会の議決をもって下されるのですが、時に議会を招集している時間など無い「緊急時」や、莫大な土地にあらず、まるで「猫のひたい」ほどの土地を遣り取りするなど軽易な案件の場合は、行政のトップが議会に諮る事なく、自ら「決定」を下す行為。

っと、議会初日から長文となりましたけども、引き続き。

真摯に審議へ臨んで参る所存です。

投稿日 : 2021年6月15日
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