議会での「6月」は人事のタイミングであり、ここを機に。
1年の任期で務めて来た常任委員会も、ほとんどの議員が新たな委員会へ交代する事となります。
そして、私はコレまで「建設」委員会に籍を置いておりましたけども、先述の人事により「総務」委員会へ移り。
7月中旬に“臨時会”のイレギュラーを挟んだとは言え、実質。
本日の13時から開催された総務委員会が、人事後の新布陣で臨む“初会合”となりました。
そこで、例えば。
建設委員会であれば「街づくりの建設関係を所管するんだな」。
消防上下水道委員会であれば「消防や上下水道に係わる委員会であろう」。
文教委員会であれば「教育関係全般を担当するのではないだろうか」と。
“委員会名”によって「何を所管しては審議する委員会なのか」おおよそ推測が立つのですが。
ひとたび“総務”と耳にしても「広島市全体の事務をまとめて統括している?」「ついては何を?」と。
個別具体的に如何なる分野の案件を深掘りしては審議する委員会なのか、分かり難いのも事実。
ながら、慣例となれ「新布陣での初会合」では、行政側の担当職員さんより、必ず…
「当委員会では、こうした事項を所管しては重点的に取り組んでおります」との説明が行われ。
つまりは、説明を受ける“主要事項”のタイトルをご覧頂ければ、総務委員会の活動概要が端的に把握し得るゆえ。
言葉の羅列となり恐縮ですが、コレより紹介させて頂くとします。
*防災対策の推進
*「200万人広島都市圏構想」の実現に向けた取組
*比治山公園「平和の丘」構想の推進
*中山間地域の活性化対策
*地域コミュニティの活性化の推進
*公立大学法人広島市立大学の運営
*情報化施策の推進
*「財政運営方針(令和2年度〜令和5年度)」に基づく財政運営
*被爆75周年事業
*生涯学習の推進
*犯罪の起こりにくい安全なまちづくりの推進
*消費生活行政の推進
*音楽のあふれるまちづくり
*広島城の魅力の向上
*第18回広島国際アニメーションフェスティバルの開催
*スポーツの振興
*2020ビジョンキャンペーンの展開
*原爆ドーム保存事業等基金の活用による事業展開
*多文化共生のまちづくりの推進
*男女共同参画社会の形成
*商業施設等への期日前投票所の設置
以上、あくまで「主要」として挙げられた21項目を紹介させて頂きましたけども。
「防災」「平和」「財政」「音楽」「スポーツ」等々の文言が並ぶ通り、ある程度“総務委員会が所管する”内容が伝わったのではないでしょうか。
唐突ですが、昨日や本日の各新聞紙上にて、踊る“見出し”に目をやってみると…
「大雨特別警報、基準見直し」「核廃絶進まず焦り」「外食1000店超が閉鎖」と、防災や平和、財政関連の話題が三面記事には並びます。
各委員会に貴賎はなくとも、本市にとって「屋台骨」と表して過言なき総務委員会。
本日、山内船長(委員長)の下、新たな船出と相成りました。
投稿日 : 2020年7月31日
『総務』