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石橋りゅうじ 議会棟控室

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謝罪

この度は、世間をお騒がせしてしまい、また何よりも多くの人々の信頼を裏切る形となってしまい、誠に申し訳ございませんでした。

心より深く、深くお詫びを申し上げます。

何を語っても言い訳となり、事実が変わる訳ではございませんので、私も今回の件に関しましては今日まで当ブログでも触れて参りませんでした。

しかしながら、河井ご夫妻との一件に際して記者会見を行わせて頂いた前段、また、その会見後も私が地域や各方面へ謝罪で足を運ぶにあたり、色々と率直なご質問等を頂戴いたしますので、改めて、ここに書き綴らせて頂く次第です。

恥の上塗りで「この期に及んでも自己弁護を繰り返し、結局は言い訳の羅列ではないか」と受け取られる事を承知した上での投稿ゆえ、何卒、最後までお付き合いを頂ければ幸いです。

まず前述の記者会見は6月議会の最終日、午前中の日程が終わり、午後の開会までの間に市役所の記者クラブにて90分弱、全てのメディアの質問が無くなる、その最後まで対応をさせて頂きました。

この全容は、如何なる報道に於いても「最初から最後まで」を報じて頂ける事は有りませんので、各社の意図により(決して悪意との意味ではなく)私のコメント各所を切り取られては世に配信される事となります。

そこで、最初に改めて申し加えたいのは、私は「河井議員の責任」「彼が悪い」と今日まで一度も口にしておりません。

それは過去に、同様のアプローチが他者からも幾度となくあり、河井氏に限った話ではございませんので。(無論、河井氏以外からのアプローチは都度、全てを断り、金銭を受け取っておりません)

ゆえに、この度の件にせよ、如何なるアプローチが誰からあろうとも、そこを何がなんでも徹底して戦えなかった「私の不徳の致すところ」と言い続けております。(報道により私が「他者に責任を押し付けている」ように受け取られるかもしれませんが全容は上記の通りです)

では何故、河井氏の場合だけ断れなかったのか?コチラについては。

2019年4月の統一地方選挙後、先方の事務所サイドから「当選に際し、ご挨拶をしたい」との打診を受けながら、私は「結構です」と1ヶ月以上も断り続け、最終的には事務所の秘書さんと「迷惑だって言っているのが分からないのでしょうか?」とのケンカにまで至りました。

しかし、その秘書さんも板挟みで、結局は私とアポを取るまで連絡をし続けなければならないので、止む無く事務所へ行き、今回の授受となりました。

当然、その瞬間も拒否し続けたのは言うまでもありません。

重ねて「当選祝い」と言われ強引に押し込まれながら、こうした寄付行為は報告書に記載すれば、何の違法性もなく(何でも許されるとの意ではなく)しかし、私の場合は「記載させてくれ」と言っても、そこを許されませんでした。(なので、ここで徹底して最後まで先方と戦わなければならなかったのですが)

であるならば何故、石橋よ戦わないのだ?との点です。

これは究極の言い訳となりますが、自社の上司から無理難題を持ちかけられた場合、「そんな事できません!」「ならば退社する!」と言えますし、私と河井氏の関係性は絶対服従との間柄では無いので、私をご存知の方は理解して頂けると思われますけども、私は普通に「コラ!カツユキ!」と率先して戦う人間です。

ただし、繰り返しとなれ用いる比喩となりますが、上お得意様となる取引先「他社のお偉い様」から同様のアプローチがあった場合、それは自社全体の存続との懸念も浮上すれば、多くの同僚が路頭に迷う可能性すら生じ、自らだけで完結する話に留まらず、周囲を含め、あらゆるケースを勘案しなければなりません。

いずれにせよ、ここまで目を通して下さった方々は、おそらく気付いて下さったと思うのですが、私の場合、お金で民主主義の根幹をなす選挙を歪めた「買収行為」云々ではなく(私は後援会が無いので選挙の手伝いを一切お願いされておらず、連絡もありませんでした)「政治収支報告書の不記載」なのです。

この辺りは揺るぎない事実でありながら、メディアや世論にせよ、そこは同一視で扱われ、私も「買収ではなく不記載であり、その記載すら許されなかったのです」と言い訳するつもりは毛頭ございません。

※本来なら上記の話は容疑者逮捕後、取り調べが行われている最中にあり、私にせよ起訴も不起訴も定まっていない中、ベラベラ口外してはイケナイのですが、コチラは「全てのマスコミに揃って頂いた会見の場」で既に公にしているので、ここに明示させて頂いております。

こうした背景があった上で、しかし、世の中では誰もが口を閉ざし、政治不信ばかりが拡大する状態にあったにつけ、自らの立場としては市民の方々にキチンと説明責任を果たさなければなりませんので、昨今の、あらゆる取材へも私は都度「私は受け取った」と返答しては、先の記者会見に臨んだ次第です。

ここまで目を通して頂きながら、更に幾つかの疑問を抱かれる部分もあろうかと存じますし、そこへは真摯に即座、返答したいのですが、今後の行方(公判等も含め)もあって、しばし「状況を見守る立場」となる事を何卒、ご容赦下さいまし。

今一度、私へ対して如何なる感情を抱いて頂いても、そこは繰り返しとなれ言い訳するつもりはございません。

ただ、こうした淀んだ政界を打破する為に、私へ貴重なる一票を投じて下さった方々、また安佐南区の投票権はなくとも、私に期待して下さった方々を結果的に裏切り、失望させてしまった事を、私は今後も永遠に口にして参りますが、誠に、誠に申し訳ございませんでした。

取り急ぎとなりますけども、深く謝罪まで。

投稿日 : 2020年6月28日
謝罪

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