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局面の自治

6月議会の“開会日”となる8日の朝。

午前7時には既に議会棟の控室にて原稿を作成していたのですが。

過去10年間「ここでは」聞いた事の無い機械音が耳に届いて参ります。

ブゥウウ〜ブゥ〜。

何？何なの？！ 不思議に思い、直ぐさま廊下へ出てみると！？

スターウォーズの“R2D2”もヨロシク、自動運転の掃除機が、目の前を…

それはそれは、ゆ〜っくりと横切り、通過して行きました。

うぅむ。初対面。

それでは、この6月議会に於いて上程された議案内容の紹介を。

議会初日に述べられた「市長説明」をもって替えさせて頂きます。

その中には多様なる単語も飛び交いますが、字面を追うだけでも…

「今」何が進まんとしているのか？の概要が掴めますので。

是非（下記を）ご覧下さいまし。


「最初に補正予算案です」

「まず、光ファイバ網の整備について、学校教育におけるオンライン学習や在宅勤務等を推進するため、安佐北区白木地区において光ファイバの伝送路や局舎等を整備する者に対し、必要な経費を補助します」

「次に、広島城の魅力向上事業について、三の丸に賑わい施設を整備することに伴い、観光バス駐車場を中央バレーボール場用地に移転整備します」

「次に、利用料金の減収に伴う指定管理料の追加措置について、新型コロナウイルス感染症の影響により利用料金が減収し、資金不足が生じるおそれのある指定管理者に対し、指定管理料を追加措置します」

「次に、介護施設整備補助について、広島県の地域医療介護総合確保基金を活用し、介護施設の開設準備経費などを補助します」

「次に、低所得者に対する介護保険料の軽減について、国において、公費による負担軽減額を引き上げることとされたことに伴い、低所得の高齢者の保険料を軽減します」

「次に、JR下祗園駅自由通路等整備について、JR下祗園駅の東西を結ぶ自由通路の整備等の工事に着手するため、債務負担行為を設定します」

「次に、特殊勤務手当の特例の設定に伴う補正について、新型コロナウイルス感染症により生じた事態に対処する感染症防疫作業従事職員に支給する特殊勤務手当の特例を設けます」

「そのほか、新型コロナウイルス感染症対策に多額の予備費を充当したため、予備費を増額します」

「以上の補正措置を行った結果、補正予算額は、15億9,546万3千円となり、補正後における全会計の総予算規模は、1兆3,587億8,763万6千円となります」

「最後に、予算以外の議案としては、広島市附属機関設置条例の一部改正案など条例案6件、基本構想・基本計画案2件、その他の議案7件を提出しています」


以上となりますが、こうした本会議の動きとは別に。

私も以前より、地域の方々や関係者から…

「学校の校庭は、いつ開放される方向なのでしょうか？」と、ご質問を受け。

更には「早期開放」のご要望を承っていたのですが「6月8日」付けで。

担当課より、市議会へ下記の一報が入りました。

「令和2年度学校体育施設開放事業の再開予定日について」

このことについて、現在、利用を中止しております学校体育施設開放事業を7月1日から利用再開予定としますので、別添のとおり各学校体育施設開放事業運営委員会へ送付いたします。

なお、6月下旬に利用再開に係る具体的な留意事項を再度通知する予定です。


以上となりますが、前述「別添」のペーパーが、下記となります。


《各学校体育施設開放事業運営委員会委員長様》

【学校体育施設開放事業の再開予定日について（お知らせ）】

日頃は学校体育施設開放事業に御尽力いただき誠にありがとうございます。
5月26日付け文章において、新型コロナウイルス感染症の感染リスクを低減させる目的で、学校体育施設開放事業を当面の間、利用中止する旨を御連絡しているところですが、今後の施設開放再開予定日についてお知らせ致します。

〇利用再開予定日について
（1）対象施設
学校体育施設開放事業で使用する屋外運動場、屋内運動場及び武道場
（2）利用再開予定日
7月1日（水）から
※「再開までに広島市内学校において新規感染者が発生する」や、「再開予定日において広島市内に外出自粛例が発令されている」等の状況の変化がないことを条件とします。

〇利用再開の判断に当たっての考え方
学校の施設は本来、学校教育のために設けられたものですが、学校教育法、社会教育法及びスポーツ基本法によれば、学校の教育に支障のない限り、社会教育及びスポーツのための利用に供することになっており、この枠組みの中で本市学校体育施設開放事業を行っています。
6月1日から再開された学校においては、コロナウイルス感染症発生の防止に細心の注意を払いつつ、段階的に教育課程や種々行事などを実施しています。こうした中、学校施設内において新型コロナウイルス感染症が発生した場合、消毒や事後処理等によって、学校施設が使用できなくなり、本来の学校教育活動に大きな影響や支障が生じることが予想されます。そのため、他の市有施設とは異なった再開予定日としています。

【参考】
「市立学校における学校再開について（抜粋）」（広島市教育委員会）


以上となりますが、繰り返しとなれ順調に時が推移すれば、7月の1日から。

放課後や週末の開放事業が日常サイクルを取り戻して行く方向にあると。

「酷暑」が訪れ、いきなり体を動かし始めると熱中症等の引き金にもなりますので。

今後も感染拡大が抑止され、晴れて地域の方々が校庭で体を動かせるよう。

各々、自らの意識と行動で、厄災まで治める“自治”を目指し、引き続き。

投稿日 ： 2020年6月08日
『局面の自治』