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石橋りゅうじ 議会棟控室

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95年の1月17日、あの阪神大震災から25年が経過。

本日も朝から当時の模様、その後の人々や行政の取り組み等々。

関連する様々な話題にスポットが当てられ、各メディアより報じられております。

こうした最中、危惧されているのが?

敢えて強調するまでもなく、新たに発生の想定される「今後の地震」であり。

まず、その一つが「首都直下地震」。

30年以内に発生するかもしれぬ確率は「70%」とされ、最大震度は「7」。

震源地は「首都圏」で、見込まれる人的被害は最大で。

死者が2万3000人、負傷者が12万3000人とも言われ。

住宅の全壊や焼失数も、最大で約61万棟に及ぶであろうと。

続いて、より広範囲に影響を及ぼすと懸念されるが「南海トラフ巨大地震」。

30年以内に発生するかもしれぬ確率は近年、引き上げられ「70〜80%」。

最大震度は「7」で、震源地は「東海〜九州地方」までの広範囲が想定され。

見込まれる人的被害は最大で。

死者が32万3000人、負傷者が62万3000人とも言われ。

住宅の全壊や焼失数も、最大で約238万6000棟に及ぶであろうと。

用いる表現は不適切なれ、現実として地震が「続く時は、続く」傾向も。

約半世紀前は、43年の鳥取地震、44年の東南海地震、45年の三河地震。

46年の南海地震、48年の福井地震と頻発した過去もあり。

近年で申せば、新潟中越地震、東日本大震災、また熊本地震と。

「毎年」連続とまでは行かずとも、全て「震度7クラス」の大地震。

悪戯に“不安を煽る”にあらず、前述の想定される2つの大地震にせよ…

今日、明日、近い将来、いつ発生してもおかしくはありません。

あの25年前を教訓に改めて、建物の耐震化や街の不燃化が図られるなど。

国土の強靭化も進められ、こうした「公助」面に留まらず。

各地域では、更なる自主防災組織等の確立が地道に広がりを見せ。

互いに互いの生命を守るべく「共助」面の進捗も目を見張るモノがあります。

無論、自らを助ける「自助」に言及するまでもありませんが。

「自分は大丈夫」との油断や慢心から、結果的に…

「他者までも危険に晒す」ケースが生じるは、過去の災害事例が物語っており。

私なんぞが言うまでもなく、今一度。

本当の「パニック時」に誰もが冷静に行動し難いのは自明、ゆえ。

杞憂に終われば、ヨシとして。

静かに、着実に歩み寄る震災、災害を、お一人お一人が想定、また備え。

是非とも、送る日々を。

私共も更なる公助の充実を図りながら、繰り返しとなれ。

ソフト面の充実は必須。

阪神大震災の際は、隣近所が助け合い、多くの命が救われた通り。

逡巡なく、互いに手を差し伸べあえるよう、自らも「かすがい」となりて。

平素からの「地域で互いの顔の見える化」に取り組んで参る次第です。

投稿日 : 2020年1月17日
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